ブログを始めた人が、どこかで必ず目にする言葉があります。
「最初は全然伸びなかったけど、
ある日突然バズって人生が変わった」
正直に言うと、
この言葉を信じてしまう人ほど、ブログ運営は苦しくなります。
なぜなら、多くの人が想像している「バズ」は、
実際のブログ成長とはほとんど関係がないからです。
「ある日突然」は、後からそう見えるだけ
長くブログを続けている人の話を聞くと、
「急に伸びた」と語られる場面がよくあります。
例えば▶︎「右肩上がり神話」にやられた人の実録。10年以上ブログで生き残った人の本音
でも、その前をよく見ると、
-
何年も伸びない時期がある
-
ほとんど読まれていない記事が大量にある
-
手応えがないまま書き続けている
こうした時間が、ほぼ必ず存在しています。
外から見ると「突然」に見えるだけで、
内部では、ずっと地味な作業が続いていたというのが実情です。
本当の成長は「バズ」ではなく「にじみ出る」
ブログの伸び方は、よく誤解されます。
多くの人が思い描くのは、
階段を一気に駆け上がるような成長。
でも実際は、
-
ほぼ横ばい
-
少し下がる
-
少し戻る
-
気づいたら、前よりほんの少し上
この繰り返しです。
清掃の仕事に例えるなら、
一気に汚れが落ちる場所は少なく、
何度も同じところを拭いて、やっと違いが出る。
ブログもまったく同じです。
バズを期待すると、判断を間違える
「いつかバズるはず」という期待は、
静かに判断を狂わせます。
-
伸びない=失敗だと思ってしまう
-
記事を消す判断が早くなる
-
書き方をコロコロ変えてしまう
本来なら
「まだ評価されていないだけ」の記事も、
自分で潰してしまうことになる。
バズ待ち思考は、継続の邪魔をします。
実際に起きているのは「小さな当たりの蓄積」
長く続いているブログを分解すると、
多くの場合こうなっています。
-
大ヒット記事はない
-
そこそこ読まれる記事が複数ある
-
読まれ続ける記事が少しずつ増える
これが重なって、
「気づいたら伸びていた」という状態になる。
つまり、
一発逆転ではなく、
小さな当たりを放置しなかった結果です。
「突然バズった人」も、実は地を這っていた
よくある成功談では、
地味な期間は短くまとめられます。
「最初は苦労しましたが…」
この一文で数年分が省略される。
でも、その省略された部分こそが、
ブログ運営の本体です。
-
伸びない不安
-
正解が分からない時間
-
やめようか悩む夜
そこを通らずに残っている人は、ほぼいません。
地を這う時期にやるべきことは一つだけ
この時期にやることは、実はシンプルです。
「今書いていることを、
あとで直す前提で残しておく」
完璧を目指さない。
評価を急がない。
今の自分で書けることを書く。
ブログは、
「その時の自分の限界」を積み上げた集合体です。
まとめ:「バズらない=失敗」ではない
ブログは、
-
ある日突然変わるものではない
-
静かに、ゆっくり、気づかれずに育つ
-
後から見て「急に伸びた」ように見えるだけ
バズを待つより、
今日も地味に残る記事を書くほうが、よほど現実的です。
成功神話を信じて苦しくなるなら、
いったん疑ってみてください。
ブログは派手な人より、
地味に続けた人のほうが、最後に残ります。
▶ 次回予告(第三話)
「正しい努力をすれば報われる」は本当か?
伸びない努力が存在する理由
「正しい努力をすれば報われる」は本当か?伸びない努力が存在する現実
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