アップデート中なのに数字を見てしまう理由。
ブログ運営で起きる「心理バグ」
ブログを更新したあと、気づけばGA4(アクセス解析)やサーチコンソールの画面をリロードしている。
数字が「0」のままだと分かっているのに、指が勝手に動いてしまう。
「あぁ、また時間を無駄にした」「自分はなんて意志が弱いんだ」
そんなふうに、自分を責めていませんか?
でも、安心してください。
これはあなたの意志の弱さではありません。
**ブログ運営という長期アップデートに直面した人が、ほぼ確実に陥る“脳の仕様(心理バグ)”**なのです。
1. 人は「動いていない画面」に耐えられない
パソコンのOSアップデート中、
プログレスバーが「32%」でピタッと止まったとき。
あなたはどうしますか?
ついマウスを動かしたり、
画面をトントンと叩いたり、
「フリーズしてないよな?」と疑ったりしませんか。
人間の脳は、生物学的に
**「変化がない=異常(停止)」**と判断するようにできています。
- 変化がある → 動いている → 安心
- 無反応・無音 → 壊れた? → 危険
ブログが伸びない時期、
あなたの脳内では
「無反応=ブログが壊れているかもしれない」というアラートが鳴り続けています。
数字を確認しに行く行為は、
その不快な警告音を止めるための、
ほとんど反射に近い行動なのです。
2. GA4リアルタイムは「進捗バーに見える錯覚」
アクセス解析のリアルタイム画面を眺める行為は、
中身がまだ入っていない進捗バーを、必死に見つめている状態に似ています。
私たちは、
「数字を見る=管理している=前に進んでいる」
という錯覚に陥りがちです。
しかし、
今のあなたのブログで進んでいるのは、
表に出てこない処理です。
- インデックスの整理
- 記事同士の関連付け
- サイト全体の専門性評価
これらはすべて、
画面に何も表示されないフェーズで行われます。
リアルタイムの数字は、
処理が終わった“あと”に表示される結果であって、
いま裏側で何が起きているかとは、ほとんど関係がありません。
3. なぜ数字を見たあと、不安が増えるのか
「安心したくて見たのに、
見たあとにドッと疲れて、不安が増える」
これは偶然ではありません。
なぜなら、この段階で数字を見ても、
意思決定に使える情報が一切増えないからです。
得られるのは、
「今日も変わっていない」という確認だけ。
解決策が増えないまま、
「動いていない」という印象だけが
脳に上書き保存されていきます。
こうして、
安心のための行動だったはずの数字チェックは、
不安を増幅させる儀式へと変わってしまうのです。
4. それは「電源ボタン」を触り続ける行為
何度もアクセス解析を確認する行為は、
アップデート中のPCの電源ボタンを、
意味もなく触り続けることに似ています。
実際にブログが壊れるわけではありません。
しかし、
あなたの心の安定が、少しずつ削られていきます。
確認 → 落胆 → 再確認 → さらに落胆。
このループが続くと、
やがて
「このブログ、もうダメなんじゃないか?」
という錯覚が強まります。
本当は何も異常が起きていないのに、
接し方だけで“致命的な故障感”を作り出してしまうのです。
不安なときほど、何かしたくなるものです。
ただし、アップデート中には「触らない方がいい操作」も存在します。
👉 アップデート中にやってはいけない操作 ブログが静かな時期に「逆効果」になる行動チェックリスト
5. 小さな処方箋:アップデート中の正しい待ち方
この心理バグを回避するために、
行動を増やす必要はありません。
解釈を一段、書き換えるだけで十分です。
- 「放置」ではなく「処理時間」
見ていない時間は、サボりではありません。検索エンジンが裏側で読み込みと整理をしている、必要な待機時間です。 - チェックの目的を「異常検知」に限定する
数字を伸ばすためではなく、設定ミスやエラーがないかを見るだけ、と割り切りましょう。 - 「今は見えないフェーズ」と言語化する
不安になったら、「いまは表示されない仕様の段階」と頭の中で言葉にしてください。
まとめ:一番の異常は「途中で止めること」
数字が動かないのは、故障ではありません。
あなたのブログは、
見えない場所で着実に
新しいバージョンへ更新されています。
一番のリスクは、
この心理バグに飲み込まれ、
アップデート完了の直前で
自ら電源を切ってしまうことです。
「ブログが伸びないのは故障じゃない」――
そう理解できたとき、
ブログ運営は驚くほど静かに、
そして確実に前へ進み始めます。
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