「右肩上がり神話」にやられた人の実録。10年以上ブログで生き残った人の本音

最近、長年ブログだけで生計を立ててきた人の体験談を読みました。

月1000万PV達成。
法人化。
売上は何年も右肩上がり。

一見すると、誰もが羨む「成功者の物語」です。

でも、私が一番心を掴まれたのは、その後の話でした。
2019年以降の4年間、売上が落ち込み、赤字の月もあり、今ももがいているという現実。

この話は、ブログをやっている人なら他人事ではありません。
むしろ、真面目に続けている人ほど刺さる内容だと思います。


最初の3年間は、ほとんど伸びていなかった

その人がブログを始めたのは2011年。
最初から順調だったわけではありません。

  • 半年で月1万円

  • 1年で月3万円

  • そこからしばらく停滞

SEOの知識もなく、文章もうまくない。
今振り返れば失敗だらけだったと本人も書いています。

ここで多くの人は「向いていない」と判断してやめます。
でも現実は、この時期こそがブログ運営の本番です。

PVが少ない。
収益が出ない。
成長している実感がない。

それでも書き続けた人だけが、次の段階に進める。

この感覚、ブログを続けている人なら嫌というほど分かるはずです。


一度うまくいった「型」を、疑わずに繰り返した

転機は2013年の夏でした。
クレジットカードのアフィリエイト申し込みが、急激に増え始めたのです。

ここで彼がやったことは、とてもシンプルでした。

「一回うまくいったパターンを、そのまま増やす」

新しいことはあまり考えない。
派手な工夫もしない。
感情を挟まず、同じ構造の記事を淡々と積み重ねる。

才能があったから伸びたのではありません。
当たった理由を深掘りしすぎず、迷わず再現したから伸びた。

この姿勢は、今のブログ運営でも本質は変わっていないと思います。


集中したときだけ、結果は一気に動いた

2018年の夏以降、彼はほぼブログ一本に集中します。

それまで

  • いろいろな仕事

  • 複数のことを同時進行

をしていた状態から、明確に切り替えました。

すると、

  • 月間1000万PV達成

  • それを11ヶ月連続で維持

  • 売上も大きく伸びる

という結果につながります。

あちこちを軽く触るより、
一箇所を徹底的に磨いたほうが、結果は出る。

これはブログに限らず、仕事全般に言えることかもしれません。


一番危なかったのは「成功が続いた時期」

この体験談で、個人的に一番重いと感じたのがここです。

彼は、ブログだけで生活できるようになってから
6年間、ほぼ右肩上がりでした。

やればやるほど結果が出る。
書けば書くほど積み上がる。

そういう経験が続くと、人は無意識に思い込みます。

「このやり方は、これからも通用する」
「努力は必ず報われる」

でも、2019年の秋。
状況は一気に変わりました。

理由は一つではありません。
時代の変化、検索環境の変化、競合の増加。

結果が出なくなってからのほうが、考えることは増えた。
本人もそう書いています。

成功体験は、行動を後押ししてくれる一方で、変化への感度を鈍らせる。

▼こういうフレーズよく聞きませんか?

ブログは「ある日突然バズる」は幻想だった。地を這って伸びる現実の話

これは、長く続けている人ほど注意が必要なポイントです。


複数ブログ=安心、ではなかった

売上が落ちてから、彼は複数のブログを立ち上げます。
今では10個以上のサイトを運営しているそうです。

確かに、うまくいったブログもあります。
長く放置していたサイトが、後から大きく伸びた例もあります。

それでも、赤字の月はある。
すべてが安定したわけではない。

ここに、ブログ運営のリアルがあります。

「数を増やせば安心」ではない。
「一つに依存しすぎるのも危ない」。

どちらも事実です。


それでも、ブログをやめなかった理由

効率だけを考えれば、
もっと楽な稼ぎ方はあるかもしれません。

でも彼は、今もブログを続けています。

理由はシンプルです。

  • 自分に合っている

  • 楽しく続けられる

  • 結局、これしか残らなかった

この感覚は、私自身もよく分かります。

不安定で、先が見えなくて、正解もない。
それでも、淡々と手を動かせるのがブログだった。


まとめ:幻想が壊れても、続けられるか

ブログは、

  • 伸びない時期が長く

  • 一度当たると危険で

  • 何年続けても安定しない

かなり不親切な世界です。

それでも残る人は、
「右肩上がり」という幻想が壊れても、淡々と続けられる人だけだと思います。

この記事を書く時間があれば、
記事を一本直したほうが効率はいいかもしれません。

それでも、今の気持ちは今しか書けない。
そう思って言葉にすることにも、意味はあるはずです。

スポンサーリンク


コメント

タイトルとURLをコピーしました