ブログ継続のコツは「一旦収益を忘れ、読者とファンに目を向けること」

「今日も、収益画面はほぼ動いていない。」

画面を閉じる時の、あの小さなため息。
私も何度も、何度も経験してきました。

1,300記事という膨大な言葉を積み上げても、返ってくる数字が「円」という単位だけだと、
「このまま続ける意味はあるのだろうか」と考えてしまうのは、無理もありません。

ですが昨日、私はほんの少しだけ視点を変えて、アナリティクスを眺めてみました。
そこで見えたのは、冷たい「収益」の数字ではなく、**確かにそこに存在する「人の気配」**でした。


もし、あなたの前に「119人」が座っていたら?

アクセスの中には、もちろんbotによる機械的な巡回も含まれています。
けれどその中に、じっと画面を見つめ、数分間、私の言葉を追いかけてくれた読者がいました。

昨日は、119人。

さらに驚いたのは、そのうち10人が「また読みたい」と戻ってきてくれていたことです。

もし、目の前に119人の人が集まり、
その中の10人が「次の話も聞きたいです」と言ってくれたら——
あなたは、それを「価値がない」と笑えるでしょうか。

今回は、ブログのモチベーションが消えかかっているあなたへ、
一度「収益」という眼鏡を外し、
数字の向こう側にいる「読者」を見つめ直す大切さをお伝えしたいと思います。


「収益」という数字が、見えなくしてしまうもの

ブログを始めた頃、私たちはきっと
「誰かに何かを伝えたい」という、純粋な気持ちを持っていたはずです。

ところがいつの間にか、
PV、クリック率、収益額——
そうした“記号”ばかりを追いかけるようになります。

これらは便利な指標です。
ですが、恐ろしい副作用もあります。

それは、
「数字の向こう側にいる、一人の人間」を透明化してしまうこと。

収益が数円だと、「価値がない」と感じてしまうかもしれません。
でも、少しだけ想像してみてください。

仕事帰りの電車の中で。
眠れない夜のベッドの中で。
あなたの記事を、誰かが静かに読み進めている姿を。

その人があなたの言葉に頷き、
ほんの少し心が軽くなったり、
悩みの整理がついたりしている、その瞬間を。

それは、銀行口座の残高が増えること以上に、
**書き手として誇るべき「価値」**ではないでしょうか。

※この考え方は、私が「ブログを続けられた理由」を言語化した時にも強く感じたことです。
もし、なぜ私が1,000記事以上書いても折れなかったのか気になる方は、
👉 「ブログを継続することは、生涯やめないことを一つ持つこと」
も参考になるかもしれません。

1,000記事書けた理由は才能じゃない。「生涯やめないこと」を書いていただけ


100人の読者は「小さなホールの満員御礼」

119人。
ネットの世界では、小さな数字に見えるかもしれません。

ですが、現実の世界で考えてみてください。
100人以上の人を一箇所に集めることが、どれほど大変なことか。

小さなライブハウスや講演会場なら、
それは立派な「満員御礼」です。

それだけの人数が、
あなたの思考や経験を、
わざわざ時間を割いて受け取りに来てくれている。

さらに、その中に
「また来ました」と戻ってきてくれるリピーターが10人いる。

それはもう、立派な「コミュニティ」であり、
あなたはそこの「主宰者」なのです。

この10人のファンを大切にせずして、
1万人のファンが生まれることはありません。

数字の見方が変わると、ブログの景色も一変します。PVが伸びない時期に、私自身が「これはやらない」と決めていたことをまとめた記事もあります。
👉 「PVが伸びない時期に、やってはいけないこと」

PVが伸びない時期にやってはいけないこと


世界は、もうあなたのブログを見つけ始めている

最近では、海外のbot(クローラー)も頻繁に訪れるようになりました。

一見すると、無機質な機械のアクセス。
ですが私はこれを、**「世界がブログを見つけ始めたサイン」**だと捉えています。

ネットの海に放り出した1,300の記事たちが、
国境を越え、機械の目を通してインデックスされ、
いつか地球の裏側にいる誰かの検索結果に表示される準備をしている。

botの訪問は、
あなたのブログが「価値あるデータ」として
世界に認知され始めた、静かな偵察なのです。


おわりに:ペンを置く前に、もう一度だけ「滞在時間」を見てほしい

もし今、あなたが
「ブログをやめようかな」と思っているなら。

最後に一度だけ、
収益画面ではなく、**ユーザーの「滞在時間」**を見てみてください。

そこには、
あなたの言葉に数分間、人生を預けてくれた人の足跡が残っているはずです。

わずかな収益のために書くのは、苦行です。
ですが、待ってくれている10人のリピーターと、
今日たまたま辿り着いた100人のために書くのなら。

それは、「表現」という喜びに変わります。

収益は、彼らを満足させ続けた先に、
いつの間にか「ご褒美」として置いていかれるもの。

まずは明日も、その「一人」に向けて。
あなたの言葉を、届けてみませんか。

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