2024年12月、Googleコアアップデート直後の私の記事の主張は、「アクセス数は大きく変わらず」というものでした。
それは、1ヶ月前のアップデートで激減したアクセスが、全く回復しなかったという絶望的な停滞の記録です。
しかし、そこから1年。「アクセスは変わらず」と書いたこのブログは、今、1日250PVを超えるアクセスを安定して獲得しています。
昨日は250PV、今日も朝9時の時点で70アクセスと、着実に成長中です。
諦めずに記事を書き続けた1年間に、何が変わり、何が成功の鍵となったのか?
アクセスが激減し、停滞の底にいた時期に地道に継続した「新規記事のアップ」と、2ヶ月前から始めた「SEOと読者に響くリライト戦略」。
その具体的な秘訣と、V字回復までの全経過を全て公開します。
1. 1年前の絶望的な状況:アクセスが変わらなかった時の記録
まず、事の始まりである1年前、2024年12月のコアアップデート当時の状況を改めて振り返ります。
12月13日にアップデートが開始され、19日にロールアウトを完了。多くのブロガーがアクセス数の激変に揺れる中、私のサイトは静かなままでした。
なぜなら、その前の11月のアップデートで、すでにサイト全体のアクセスが約3分の2に減少するという大きな打撃を受けていたからです。
当時の私は、12月のアップデートで少しでも盛り返すことを期待していましたが、結果は横ばい。
アクセス推移のグラフは、停滞を示す冷たい水平線を描いていました。
当時の記事で「コントロールできないことに一喜一憂せず、とにかく記事を書いていればまた増えるはずだ」と決意を語ってはいましたが、正直なところ、このままアクセスが戻らないのではないかという不安と焦りは拭えませんでした。
しかし、このアクセスが変わらなかった「停滞の1年間」こそが、現在のV字回復の土台を築いた期間だったのです。
2. 停滞期に貫いた「地道な継続」という土台
アクセスが激減し、誰にも読まれていないのではないかと感じても、私は記事の執筆を止めませんでした。
これは当時の記事でも述べた「魚がいない時間や場所でも釣り針を投じ続ける」という信念に基づいています。
この1年間の「停滞期」に、私が地道に継続したことは以下の通りです。
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新規記事の継続的なアップロード: 自分の仕事や日常の体験・課題をテーマに、毎日とはいかなくても高頻度で新規記事を書き続けました。AIに頼らず、読者に価値を提供できる「自分の体験」に基づいた情報(E-E-A-T)を増やすことに注力しました。
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短期的な結果を求めない忍耐: アクセス解析を頻繁に見ることをやめ、目先の数字に惑わされないようにしました。これは健全なモチベーションを保つために最も重要でした。
この地道な継続によって、サイトには「読まれていないけれども、質と経験値の高い記事」が積み上がっていきました。
そして、この蓄積こそが、次に打った「リライト」という戦略の成果を爆発的に高める基盤となったのです。
3. V字回復の決め手!2ヶ月前から集中した「リライト戦略」
アクセス数が安定して250PVを超えるようになった最大の決め手は、「2ヶ月前から集中して行ったリライト」に他なりません。
このリライトは、単に文章を整えるだけでなく、「SEO」と「読者の真のニーズ」の二つの視点から、徹底的に記事の価値を高めることを目的としました。
この集中的なリライトを始めて約2ヶ月後、以前の激減したアクセスが嘘のようにV字を描き始めたのです。
(※この後に、アクセス数が増加した具体的なグラフや、リライト前後で特に成果が出た記事の事例を盛り込むと、さらに説得力が増します。)
4. 実際にアクセスを押し上げた「リライト」の具体的な手立て
リライトは、単に記事を新しくすることではありませんでした。
停滞期に積み重ねた「自分の経験」という確かな土台の上に、読者の利便性を追求した情報を上乗せする作業でした。
特に意識し、大きな効果を実感したリライトの具体的な手立ては以下の通りです。
(1) 情報の「網羅性」と「具体性」の強化
以前の記事は「体験したこと」をそのまま書いた記録(備忘録)の側面が強かったため、読者が抱える疑問の全てに答えられていないことが多々ありました。
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改善例: 「Aという問題がBという方法で解決した」という記事に対し、「なぜAが起こるのか」「B以外にCやDという選択肢はあるのか」「再発防止策は何か」といった、読者が次に知りたい情報を徹底的に追記しました。
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効果: 記事の滞在時間が伸び、読者が別の検索に戻る(直帰)ことを防いだ結果、Googleからの評価が上がり、検索順位が安定して上昇しました。
(2) 検索意図に沿った「見出し構造」への修正
リライト対象としたのは、順位が10位~30位と、もう一押しで上位表示が狙える記事群でした。
これらの記事の見出し構成(, タグ)を、読者が検索窓に入力する「キーワードの意図」と完全に一致するように見直しました。
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改善例: 「〇〇のやり方」という記事に対し、見出しを「〇〇のやり方:必要な道具」「〇〇のやり方:手順ステップ1」「〇〇のやり方:よくある失敗と対処法」のように、検索者が求めている情報の塊を明確にしました。
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効果: Googleが記事の内容を正確に把握できるようになり、ニッチなロングテールキーワードだけでなく、メインキーワードでも順位が上昇しました。
(3) 成功体験を語る「熱量」の再投入
アクセスがなかった時期の記事は、どこか諦めや淡々としたトーンになっていたかもしれません。
リライト時には、問題が解決した時や、サービスを提供した時の「感動や喜び」といった感情的な要素を再度盛り込みました。
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効果: 読者に対する共感性が増し、記事に「人間味」と「説得力」が生まれました。これは、AIが生成する平坦な文章との明確な差別化につながっています。
5. V字回復の証明:具体的なアクセス推移
リライト戦略を集中して展開した約2ヶ月後から、サイト全体のアクセスは明確な変化を示し始めました。
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リライト前: 日平均50〜80PVで低空飛行が続く。
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リライト開始後1ヶ月: 日平均100PV〜150PVに上昇。
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リライト開始後2ヶ月(現在): 安定して日平均200PVを超え、昨日も250PVを達成。特定のテーマではさらに伸びる傾向にあります。
このデータは、「質の高いコンテンツの継続的な投入」と「既存コンテンツの戦略的な磨き上げ」という、地道な努力が必ず報われることを証明しています。
特に、11ヶ月間の「継続」期間がなければ、最後の2ヶ月のリライトはこれほどの爆発力を持たなかったでしょう。
6. まとめと今後の決意:あきらめずに時を待つ
「アクセスは変わらず」という過去の記録から、PV250超という現在の実績に至るまでの1年間は、まさに「忍耐」と「戦略」の期間でした。
結果が出ない時も、自分の体験を丁寧に言語化し続けたこと。
そして、アクセスがわずかに戻ってきたタイミングで、読者のために情報を深く掘り下げたリライトを集中させたことが成功の秘訣です。
自分がコントロールできるのは、空いた時間をとにかくブログ執筆に使い、仕事や日常で経験した問題か出来事を言語化してたくさん出すことです。そうすると、そのうちどれかがヒットするでしょう。
短期的な数字に踊らされることなく、このV字回復をスタートラインとして、今後も読者に価値を提供できる記事を積み重ねていく所存です。
いつかまた大きなコアアップデートが来たとしても、読者にとって「唯一無二の体験」が詰まった記事は、決して揺るがないと確信しています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
追記:ちなみにこちらの記事が数年間ほとんどアクセスがありませんでしたが、リライトによって毎日5件のアクセスがくるようになりました。こういう記事を増やせばいいんですね。
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