はじめに:英語は“使う日”が突然やってくる
「英語って、いつ使うんだろう?」
そう思いながら勉強している人は多いと思います。
でも実はその瞬間は、海外旅行でも試験でもなく、日常のど真ん中に突然やってきます。
先日、大阪のスパワールドで清掃作業中、まさにそんな出来事がありました。
英語も完璧じゃない。相手もネイティブじゃない。
それでも始まった、リアルなコミュニケーション。
そこで気づいたのは、英語力以上に大事なものでした。
突然の英語!「どこに行きたいの?」が通じない理由
作業の合間、ひとりで休憩していると、20代くらいの中国人女性が英語で話しかけてきました。
「困ってるのかな?道案内かな?」
そう思った私は、反射的にこう聞きました。
“Where would you like to go?”
(どこに行きたいんですか?)
すると返ってきたのは
“No, No.”
……あれ?
この瞬間、気づきました。
👉 質問に答えが返ってこないとき、そもそも“質問がズレている”
英語学習では「正しい文」を考えがちですが、
現実ではそれよりも相手の目的を読む力が問われます。
「Photo」の一言に隠された本当のリクエスト
話を整理すると、彼女の目的はシンプルでした。
“Photo, Photo”
つまり「写真を撮ってほしい」。
スマホを受け取り、通天閣をバックに撮影開始。
横向きに歩く姿を何枚か撮りました。
ところが、反応は微妙。
「違う…でも説明できない」そんな空気です。
動画かと思い、こう聞きました。
“Do you want to take a video?”
しかしこれも
“No.”
ここで完全に詰まりました。
本当の正解は「映え写真」だった
何度か撮り直し、ようやくOKが出たあと、周囲を見て気づきました。
他の外国人観光客もみんな同じことをしていたんです。
・カメラを見ない
・後ろ姿
・歩いている途中
・自然な一瞬を切り取る
つまり彼女が求めていたのは
👉 「記念写真」ではなく、“ストーリーのある一枚”
いわゆるSNS映えする写真でした。
英語より難しい「文化の違い」
今回のポイントはここです。
私は英語が通じなかったと思っていましたが、実際は違いました。
👉 問題は「言葉」ではなく「前提の違い」
・日本 → カメラ目線でポーズ
・海外 → 自然体・雰囲気重視
このギャップに気づけなかったことが、最大の原因でした。
こう言えたら完璧だった!実践英会話フレーズ
今回の経験から、「こう言えたらよかった」という例をまとめます。
① まずは目的確認
“Hi! Do you need some help?”
(何かお手伝いしましょうか?)
② 撮影の意図を理解する
“Oh, you want a natural-looking shot?”
(自然な感じの写真がいいんですね?)
③ 動きを指示する
“Just walk naturally. I’ll take multiple shots.”
(そのまま自然に歩いてください。何枚か撮りますね)
④ 別れ際の一言
“I’m glad I could help. Enjoy your trip!”
(お役に立ててよかったです。旅行楽しんでください!)
なぜ自分が声をかけられたのか?
後から冷静に考えると、理由はシンプルです。
👉 「安心して話しかけられそうだった」から
・一人で落ち着いていた
・反応してくれそうだった
・威圧感がなかった
つまり
👉 英語力よりも「人としての雰囲気」が選ばれている
これは大きな気づきでした。
結論:英語は「正しさ」より「理解力」
今回の経験で強く感じたのはこれです。
👉 英語は“正しく話す”ことより
👉 “相手が何をしたいかを理解する”ことが重要
たとえ完璧に話せなくても、
・相手を見る
・意図を想像する
・ズレたら修正する
これだけでコミュニケーションは成立します。
まとめ:通じない経験こそ、最高の教材
今回、英語は決してスムーズではありませんでした。
それでも最後、彼女は笑顔でこう言ってくれました。
“Thank you.”
この一言で十分です。
👉 通じなかった悔しさ
👉 でも伝わった嬉しさ
この両方が、次の成長につながります。
学びメモ(すぐ使える英語)
・お役に立ててよかった
→ I’m glad I could help. / Happy to help.
・動画を撮る
→ take a video / record a video
・連写する
→ take multiple shots / burst photos
・自然な感じ
→ natural-looking / candid
最後に
英語は、教科書の中だけでは身につきません。
こうした**「予想外の現場」**でこそ、本当の力が試されます。
もし街で外国人に話しかけられたら、完璧じゃなくていいので一歩踏み出してみてください。
その経験が、どんな単語帳よりもあなたの力になります。
そして次は、もっとスマートに対応できるはずです。
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