英会話で mean は「意味する」だけじゃない|本当の使い方

英会話で mean は「意味する」だけじゃない|本当の使い方

英会話や仕事の英語で mean が出てくると、
つい反射的にこう訳していませんか?

mean = 意味する

たしかに辞書にはそう書いてあります。
でも、英会話でこの訳にしがみつくと、かなりの確率で話が止まります。

たとえば、こんな一文。

I didn’t mean to say that.

直訳すると
「私はそれを言うことを意味しなかった」

……日本語として、かなり不自然ですよね。

実は mean の本質は「意味」ではありません。
英会話での mean は、もっと人間くさい単語です。


英会話での mean の正体は「本心・意図・つもり」

英語の mean を一言で言うなら、

👉 「頭や心の中で、そう思っていたかどうか」

です。

  • 本気だったのか
  • 冗談のつもりだったのか
  • 悪気はあったのか、なかったのか

この「内側」を表すのが mean。

だから英会話では、
感情・言い訳・誤解の訂正で頻出します。


まずはこの超重要フレーズ

I didn’t mean to ~

これは
「意味しなかった」ではありません。

👉 「〜するつもりはなかった」
👉 「そんなつもりじゃなかった」

です。

例:

I didn’t mean to hurt you.
(傷つけるつもりはなかったんだ)

仕事・人間関係・日常会話、全部で使います。


mean は「辞書的意味」を聞くときにも使う(でも少数派)

もちろん、mean が
「意味する」で使われる場面もあります。

What does this word mean?
(この単語はどういう意味?)

ただしこれは
例外的な“説明モード”

英会話の現場では、

👉 「どういうつもり?」
👉 「何が言いたいの?」

のほうが圧倒的に多いです。


日本人がハマる直訳トラップ

What do you mean?
→「あなたは何を意味しますか?」


👉 「どういうこと?」
👉 「それってどういう意味?」

このフレーズ、
驚き・疑問・軽いツッコミ、全部カバーします。


仕事・日常会話でよく使う mean 表現

① 本心を説明する|I mean…

It’s difficult — I mean, it takes time.
(難しいというか、時間がかかるんです)

👉 言い直し・補足
会議・雑談で超頻出。


② 誤解を解く|That’s not what I meant

That’s not what I meant.
(そういう意味じゃないんです)

👉 トラブル回避の神フレーズ。


③ 重要性を伝える|mean a lot

This support means a lot to me.
(この支援は本当にありがたいです)

👉 感情を自然に伝えられる。


mean は「感情寄り」の単語

ここ、かなり重要です。

  • prove / work → 体験・結果
  • mean → 意図・本音・感情

英会話で prove は「証明する」じゃない|日本人がつまずく本当の意味と使い方

英会話で work は「働く」じゃない|日本人が止まる本当の意味と使い方

だから mean は、

  • 謝る
  • 弁解する
  • 誤解を解く

こういう場面で強い。

英会話が「人間関係寄り」になる瞬間に、
必ず登場します。


英語学習に mean を当てはめると?

英語学習でも、よくあります。

「覚えるつもりじゃなかった表現が、なぜか口から出た」

そのとき言えます。

I didn’t mean to say it, but it came out.

英語が
「知識」から「反射」に変わる途中段階。

これも mean の世界です。


まとめ|mean は「意味」より「つもり」

  • mean = 意図・本心
  • 「意味する」は一部だけ
  • I didn’t mean to / What do you mean? は最優先

辞書の訳だけで処理しようとすると、
英会話は必ず止まります。

「この人、何を言うつもりなんだろう?」
この視点で mean を見ると、
英語が一気に人間的になります。


✍️ 今日のひとこと

もし誰かに
「そんな意味じゃない!」
と言いたくなったら――

もう英語では言えます。

That’s not what I meant.

追記

【intend や hope と何が違うの?】 「~するつもり」と聞くと、学校で習った intendwant を思い出すかもしれません。でも、mean には独特の**「心の距離感」**があります。

  • intend to: 計画的で少し硬い。「(あらかじめ決めていた)意図がある」

  • mean to: もっと反射的で感情的。「(その瞬間、心で)そう思っていた」

例えば、足を踏んでしまった時に「わざとじゃないよ!」と言うなら、I didn't mean to. が正解。ここで intend を使うと、なんだか裁判の供述のような堅苦しい響きになってしまいます。mean は、それだけ日常の「とっさの本音」に寄り添った言葉です。

【会話をスムーズにする「You mean…?」】 相手の言ったことを確認する時、What do you mean?(どういう意味?)と言うと、聞き方によっては少し「問い詰めている」ように聞こえることもあります。

そんな時は、**「You mean, ~?(つまり、~っていうこと?)」**と語尾を上げて聞いてみてください。

  • A: This project needs more hands.(このプロジェクト、人手が足りないな)

  • B: You mean, we should hire someone?(つまり、誰か雇うべきってこと?)

このように、相手の「意図」を自分なりに解釈して確認するだけで、コミュニケーションのすれ違いは一気に減ります!

【本気度を伝える「I mean it.」】 感謝や褒め言葉を伝えた後、相手が謙遜している時にぜひ使ってほしいのが 「I mean it.(本気で言ってるんだよ)」 です。

  • 「今日のプレゼン、最高だったよ!」

  • 「いやいや、そんなことないですよ…」

  • 「I mean it.(本当だよ。お世辞じゃないよ)」

「辞書的な意味」をはるかに超えて、あなたの**「真心」**を届けてくれる。mean は、そんな温かい力を持った単語です。

最後に、追記の内容を一言にすると、

「mean は、あなたの『心の中の矢印』がどこを向いているかを表す単語」

そう覚えるだけで、明日からの英語がもっとあなたらしく、血の通ったものに変わるはずです。


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