導入:その悩み、あなたの英語力のせいではありません
「ある程度の知識はあるのに、簡単な日常会話さえ咄嗟に出てこない…」
そんな悩みを感じたことはありませんか?
実は、それは英語力の問題ではなく、**「日本語特有の便利なフレーズをそのまま訳そうとしている」**からかもしれません。
例えば、「なんとかなりませんか」。
日本語では一言ですが、英語にはこれに当たる直訳がありません。
状況に応じて「どうしてほしいのか」を具体的にイメージするのが、英語をスラスラ話すコツです。
今回は、この「なんとかなりませんか」を3つのシチュエーション別に使い分ける方法を、会話例付きで解説します!
1. 「もっと綺麗になりませんか?」【状態の改善】
掃除をしてもらったけれど、もう少し仕上げてほしい。そんな「対象の状態を良くしてほしい」時は、**「余地(Room)」や「可能性(Is there any way)」**を使います。
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Is there any way it could be a bit cleaner? (もっと綺麗になる方法はありますか?)
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I think there’s still room for it to be a bit cleaner. (まだ綺麗にする余地があると思います = もうちょっとなんとかなりませんか?)
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I was hoping for it to be a little bit more spotless. (もっと汚れがない状態を期待していました。)
【ポイント】 相手の努力を認めつつも、「さらに上の状態(比較級)」を提示すると角が立ちません。
2. 「言葉遣いをなんとかなりませんか?」【行動の変更】
相手の態度や言い方を変えてほしい時。これは「変化」を促す表現を選びます。
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Could you try to adjust your wording a bit? (言葉遣いを少し調整してもらえますか?)
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Could you perhaps phrase that differently? (違う言い方はできませんか?)
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Is there a way you could express that more politely? (もっと丁寧に表現する方法はありませんか?)
【ポイント】 最後に “more politely”(より丁寧に) などの具体的な要望を添えるのが、英語らしいコミュニケーションです。
3. 「そこをなんとか!」【交渉とお願い】
日常でよくある「おまけしてよ」「今回だけ特別に」というカジュアルなシーン。ここでは短い決まり文句が活躍します。
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Can’t you do something about it? ((困った状況で)どうにかできませんか?)
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Can’t you make an exception? (例外にしてもらえませんか? = そこを曲げてなんとか!)
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Can you do any better than that? (それより良く(安く)なりませんか? = 値切り交渉の定番)
【実践ダイアログ】明日から使える会話シーン
実際にどのような流れで使うのか、音読して練習してみましょう!
シーン:お店の閉店間際で「そこをなんとか!」
客: “I know it’s almost closing time, but can I just get one coffee?” (閉店間際なのは分かっていますが、コーヒー1杯だけダメですか?)
店員: “Sorry, the register is already closed.” (すみません、レジを閉めてしまいました。)
客: “Can’t you make an exception? I really need some caffeine!” (そこをなんとか! どうしてもカフェインが必要なんです!)
まとめ:日本語を「具体的」に噛み砕こう
今回書いていて気づいたのは、日本語を英語にするには**「自分なりに具体化する」**プロセスが不可欠だということです。
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「掃除をやり直して」なのか
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「言葉を選んで」なのか
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「安くして」なのか
このように、日本語の裏にある意図を考えるのは、その人の個性が出て楽しい作業でもあります。
【おすすめ練習法】 これらの英文をGoogle翻訳に貼り付けて、音声を再生してみてください。ネイティブの発音を何度も耳に馴染ませることで、いざという時に「咄嗟の一言」として口から出てくるようになりますよ!
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