「なんとかする」をどれか一つ英語で覚えるなら”manage”

どうも!

簡単な日本語をどうしても英語で言いたいので、よく使う表現から覚えるようにしています。

今日は「なんとかする」って英語でどう言えばいいの?というお話です。

ちなみに前回はよく使う表現としてこんなことを書きました。

「わざわざ悪い…ついでがあるからいいよ」英訳例

 

なんとかするから心配しないで〜 などとよく言いますよね。

英語では状況によって使う単語を変えなければ不自然になる… そこが難しいところ。

注意!自分の知っている単語で英文を作ると不自然な文に…

 

この日本語も例外ではありません。

和英辞書を引くとこんな単語が出てきました。

“Squeeze,” “Stretch,” “Tweak,” “Manage”

でも、これではどれを使えばいいのかさっぱりわからない…

結論から言えば、この中から選ぶならmanageがおすすめです。

なぜか?

こういうことは、AIに聞いた方が、早く正解が出ます。

では早速聞くとこんな回答が返ってきました。

 

Squeeze: 狭い空間や時間に押し込む、ねじ込むことで、なんとかする。

例: “I’ll squeeze in a quick call.” (急ぎの電話をなんとか入れ込むよ。)

Stretch: 既存のリソースを限界まで広げる、長くもたせることで、なんとかする。

例: “We need to stretch our budget to cover unforeseen costs.” (予期せぬ費用をなんとかまかなうために、予算をやりくりする必要がある。)

Tweak: 小さな調整や修正を加えることで、なんとか改善する、機能させる。

例: “I’ll tweak the design a bit to make it better.” (もっと良くなるように、デザインをなんとか微調整するよ。)

Manage: 困難な状況や課題に対して、全体的に対処したり、やりくりしたりして、目標を達成する。より広範で包括的な「なんとかする」です。

例: “We have a lot of challenges, but we’ll manage.” (たくさんの課題があるけど、なんとかやっていくよ。)

“Manage” は、「なんとかする」の中でも特に**「うまく対処する」「切り抜ける」「やりくりする」**といった意味合いが強く、非常に使い勝手の良い単語です。

この回答を見ると、manage が一番よく使われると。なぜか? 広範で包括的な用途で使えるからです。それについてもう少し深堀りして聞いてみました。

“manage” が「なんとかする」という意味で使われる場合、主に以下の感覚が含まれます。

困難な状況や課題を乗り越える、対処する: 予想される、あるいは直面している困難な状況に対して、工夫したり努力したりして、うまく対処するというニュアンスです。

例: “How did you manage to finish all that work in one day?” (どうやって1日でその仕事を全部なんとかこなしたの?)

例: “Don’t worry, I’ll manage.” (心配しないで、なんとかするよ。)

限られた資源や時間でやりくりする: リソース(時間、お金、人員など)が十分でない状況で、工夫して目標を達成する、という意味合いです。

例: “We don’t have much money, but we’ll manage.” (お金はあまりないけど、なんとかやりくりするよ。)

例: “I’m busy, but I think I can manage to fit it in.” (忙しいけど、なんとかして時間を作れると思う。)

どうにか成功する、達成する: 完璧ではないかもしれないが、どうにかして目的を果たす、という結果に焦点を当てた使い方です。

例: “Did you manage to catch the train?” (電車になんとか間に合った?)

例: “He managed to escape the accident with only minor injuries.” (彼はその事故から、軽傷だけでなんとか逃れることができた。)

  • そんなにたくさんどうやってこなしたの?
  • なんとかお金をやりくりするよ。
  • なんとか時間を取るようにする。
  • 電車になんとか間に合った。

こういうことってよく言いますよね。全てmanage でカバーできるから汎用性が高いと言えます。

ちなみに英語を話せますか?と聞かれたらI can manage.と言うと「なんとか」という意味になります。確かに使いやすいです。

 

そして、「なんとかする」という意味合いで”squeeze”を使う場合については過去記事を書きました。manage とはちょっと異なりますね。

スクイズ(squeeze)は「なんとかする」と言いたい時活躍する

“Stretch”を使う場合は、AI先生に聞くと、このように回答が出てきたので、時間や予算が限られた中でなんとか捻り出す場合に自然な感じがします。

Stretch” for “Making Something Work”

Extending or Pushing Limits: You’re trying to make something go further than its usual capacity, or trying to manage with limited resources.

Example: “We’re low on budget, but we’ll try to stretch what we have to cover everything.” (予算が少ないけど、あるものをなんとかやりくりして全部まかなうよ。)

Making Time/Resources Reach Further: You’re trying to fit something into a tight schedule or make a small amount of something last longer.

Example: “I’m really busy, but I’ll try to stretch my time to help you.” (すごく忙しいけど、なんとか時間を作って助けてあげるよ。)

Example: “Can we stretch this last bottle of milk for one more day?” (この牛乳の最後の1本で、なんとかもう1日もたないかな?)

Demanding Effort or Capacity: It can also mean requiring someone or something to push beyond their normal limits.

Example: “This project will really stretch our team.” (このプロジェクトは、本当に私たちのチームの能力をなんとか引き出すことになるだろうね。)

 

そしてtweak を使う時には… あまり聞かない単語なのでちょっと覚えにくいですが、微調整してなんとかする、という時に最適な単語です。こう説明してくれました。英語でしか出してくれませんでしたが、内容はわかるでしょうか… わたしはだいたいどういう時にその単語を使えるのかわかりました。

“Tweak” for “Making Something Work” (through small adjustments)

While “squeeze” is about fitting something in and “stretch” is about making something last or go further, “tweak” is about refining something that’s already there so it functions optimally, or at least better than it currently does. It implies:

Minor Adjustments: The changes are usually small, subtle, and often experimental. You’re not overhauling something, just making slight modifications.

Improvement or Optimization: The goal is to make something more effective, efficient, comfortable, or just generally “right.”

Problem-Solving (Minor): You’re fixing a small issue or making something just “work” as intended.

Common Scenarios for “Tweak”:

Technology/Software:

“I need to tweak the settings on my phone to save battery life.” (バッテリー持ちを良くするために、スマホの設定をなんとか調整しないと。)

“The website isn’t perfect yet; we’ll tweak it over the next few days.” (ウェブサイトはまだ完璧じゃない。今後数日でなんとか微調整するつもりだ。)

Plans/Strategies:

“The marketing plan needs a few tweaks before we launch it.” (マーケティング計画は、ローンチする前になんとかいくつか微調整が必要だ。)

“We had to tweak our schedule to fit in the new client.” (新しい顧客を入れるために、なんとかスケジュールを微調整しなければならなかった。)

Physical Objects/Mechanisms:

“The chair is a bit wobbly; I’ll tweak the leg to fix it.” (椅子が少しぐらぐらする。脚をなんとか調整して直すよ。)

“Can you tweak this picture to make the colors brighter?” (この写真の色をもっと明るくなるように、なんとか調整してくれますか?)

Think of it like an engineer or a craftsman making precise, small changes to get something just right. They’re “making it work” by fine-tuning.

So, yes, “tweak” is a great word for when you need to “なんとかする” something by making specific, often subtle, adjustments.

ということで、“Squeeze,” “Stretch,” “Tweak,” “Manage”の違いについて、どれか一つ覚えるなら、manageが汎用性が高いためおすすめであることをお伝えしました。

今度は、「なんとかする」と「なんとかなる」は意味合いが違いますよね。それについてクリアにしておくと、自信を持って話せるようになります。

次回はそれについて書きたいと思います。

「なんとかなる」といっても、物事がもうちょっと良い方向に向かいませんかとか、代替手段はありませんか、で英語表現にすると全く違う表現になるからです。

そこを考察してみますね。

2025/7/15 追記:「もうちょっとなんとかなりませんか」英語では場面によって言い方が異なる

 

では今日のレポートは以上です。

チャットをGeminiで英訳させたものを音声で聞きたい→これで一発

 


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