スクイズ(squeeze)は「なんとかする」と言いたい時活躍する

どうも!

ちょっとしたことを英語で何か言いたい時に、パッと口から出てこない問題…

こういうことがあるから、素人には結構不安なんですよね。

注意!自分の知っている単語で英文を作ると不自然な文に…

 

そこで、短くて覚えやすいフレーズをとにかくたくさん自分のものにする、でだいぶ改善されていくのを感じています。

実感としては、すでに和製英語になっている単語が覚えやすいですね。

そこで、今日この記事で取り上げるのは、野球でよく使われる「スクイズ」(squeeze)という単語を使って英語で何か言えないでしょうか?

「なんとか時間を捻り出す」「なんとか詰め込む」という時に結構便利な単語なので使いこなしたいと思います。

 

まず、スクイズとは野球で3塁ランナーをホームに返すためのバントをする時に使うので、バントという意味と勘違いしていませんか?というところから…

ここは、下手に自分であれこれ説明するのではなく素直にAIに聞いてみます。こんな回答でした。

はい、おっしゃる通りです。「スクイズ」と「バント」は同じではありません。

野球において、

バント (bunt) は、バットを振らずに軽くボールに当てることで、打球をフェアゾーン内に転がすプレー全般を指します。ランナーを進めるための送りバント (sacrifice bunt) や、ヒットを狙うセーフティバント (bunt for a base hit / drag bunt) など、様々な目的があります。

スクイズ (squeeze play / squeeze bunt) は、バントの一種ですが、特に三塁ランナーをホームに生還させることを目的としたプレーです。ランナーが投球と同時にスタートを切るスーサイドスクイズ (suicide squeeze) と、打者がバントを成功させたのを確認してからスタートを切るセーフティスクイズ (safety squeeze) があります。

つまり、スクイズは「バント」という大きなカテゴリーの中の、特定の目的を持ったプレーだと言えます。

バントは軽くボールに当てる、スクイズはランナーをホームに生還させる、これである程度違いはわかったけど、このままではbunt もsqueeze も英語で喋る時に使えない…

なので、スクイズに絞って使いこなすには…

ちょっと長くなりますが、野球の用途では英会話では使わないみたい

「squeeze」は英会話で非常に頻繁に使われる単語で、様々な意味やニュアンスがあります。野球の「スクイズ」は特殊な用法なので、それ以外の一般的な使い方をいくつかご紹介します。

1. 物理的に「絞る」「押しつぶす」「握る」

これが最も基本的な意味です。

To squeeze a lemon/orange: レモン/オレンジを絞る

“Can you squeeze some lemon juice into the water?” (水にレモン汁を少し絞ってくれる?)

To squeeze a tube of toothpaste: 歯磨き粉のチューブを絞る

“He squeezed the toothpaste from the bottom of the tube.” (彼はチューブの下から歯磨き粉を絞り出した。)

To squeeze someone’s hand: 誰かの手を握る

“She squeezed my hand to show her support.” (彼女は応援を示すために私の手を握った。)

To squeeze a sponge/cloth: スポンジ/布を絞る

“Please squeeze the sponge well before wiping the table.” (テーブルを拭く前に、スポンジをよく絞ってください。)

2. 狭い場所に「押し込む」「体をねじ込む」

限られたスペースに何かや誰かを入れる、または自分が入る場合に使います。

To squeeze into a crowded bus/train: 満員のバス/電車に無理やり乗り込む

“I had to squeeze onto the last train.” (最終電車に無理やり乗り込まなければならなかった。)

To squeeze into a tight dress/jeans: きついドレス/ジーンズに体をねじ込む

“I can’t squeeze into these old jeans anymore.” (もうこの古いジーンズには体が入りません。)

To squeeze a car into a small parking space: 狭い駐車スペースに車をねじ込む

“It was a tight squeeze, but I managed to squeeze my car into that spot.” (ぎゅうぎゅうだったけど、なんとか車をそのスペースにねじ込むことができた。)

3. 時間や予定を「なんとか捻出する」「間に合わせる」 (squeeze in)

忙しいスケジュールの中に、何かを無理やり組み込むニュアンスです。

To squeeze in a meeting/appointment: 会議/アポイントメントをなんとかねじ込む

“I’ll try to squeeze in a quick meeting before lunch.” (ランチの前に短い会議をなんとか入れようとしてみます。)

To squeeze in some exercise: 少しだけ運動をする時間を見つける

“Even when I’m busy, I try to squeeze in at least 30 minutes of exercise.” (忙しい時でも、最低30分は運動する時間を捻出するようにしています。)

Can you squeeze me in today? (今日、私を診てもらえますか?/私の予約を今日なんとか入れてもらえますか? – 医者や美容師などに)

4. 感情表現としての「ハグする」「抱きしめる」(名詞としても)

親しい人への愛情表現として使われます。

To give someone a squeeze: 誰かをぎゅっと抱きしめる / 誰かの手をぎゅっと握る(文脈による)

“She gave her son a big squeeze before he left for school.” (息子が学校に行く前に、彼女は彼をぎゅっと抱きしめた。)

A quick squeeze: 軽くぎゅっとすること

“Just give me a quick squeeze before you go.” (行く前にちょっとだけハグしてよ。)

5. 経済的な「圧迫」「窮地」(名詞として)

物価上昇やコスト高などで財政的に厳しくなる状況を指します。

A financial squeeze: 財政的な圧迫

“Many families are feeling the financial squeeze due to rising living costs.” (多くの家庭が生活費の上昇により財政的な圧迫を感じている。)

The squeeze on profits: 利益への圧迫

“The recent increase in material costs has put a squeeze on our profits.” (最近の材料費の高騰が私たちの利益を圧迫している。)

6. 口語表現(スラング)としての「恋人」「大切な人」(名詞として)

特にアメリカ英語で使われることがあります。

My main squeeze: 私の大切な人、恋人

“I’m going to the concert with my main squeeze tonight.” (今夜、大切な人とコンサートに行くんだ。)

このように、「squeeze」は非常に多岐にわたる状況で使われる単語です。文脈によって意味が大きく変わるため、注意して使い分ける必要があります。

この中で、自分にとっては、「なんとか狭い場所に押し込む」「なんとか時間に間に合わせる」という感じで使うことができそうです。

AIの説明によると…

おっしゃる通り、「なんとかする」 というニュアンスで「squeeze」を使う場面は結構ありますね!

特に、限られた時間、スペース、リソースの中で「やりくりする」「無理にでもこじ開ける」「間に合わせる」といった状況でぴったり当てはまります。

具体的な例としては、

時間がない中で会議を「なんとかねじ込む」

“I’ll try to squeeze in a quick meeting.” (短い会議をなんとか入れようとしてみます。)

満員の電車に「なんとか乗り込む」

“I had to squeeze onto the crowded train.” (満員の電車に無理やりなんとか乗り込まなければならなかった。)

狭い場所にモノを「なんとか押し込む」

“Can we squeeze this extra box in the trunk?” (この余分な箱をトランクになんとか押し込めますか?)

忙しいスケジュールの中に「なんとか時間を作る」

“I’m really busy, but I’ll squeeze in some time to help you.” (本当に忙しいんだけど、なんとか時間を作って助けてあげるよ。)

このように、困難な状況下で「工夫して成し遂げる」「無理を承知で間に合わせる」といった意味合いで「squeeze」は非常に役立つ表現です。まさに「なんとかする」という日本語の感覚に近い使い方ができますね。

例文を見ていると、入れ込みたいものをinを使ってsqueeze に加えるような感覚のように見えますが、今一つわからない… AIは回答してくれるのか…回答してくれました。

そうですね、「squeeze」の後に “in” を使うか使わないかは、確かに少し混乱しやすいかもしれません。基本的な違いは、「何かに(どこかに)中に入れる」という場所や空間のニュアンスがあるかどうかで考えると分かりやすいです。

“in” を使う場合: 「何かの中に、あるいはある期間の中に、ねじ込む・押し込む」

この場合、”squeeze in” で一つのフレーズとして機能し、「限られた時間や空間に、何かを無理やり組み込む」という意味合いが強まります。

具体的な例:

時間的なスペースに:

“Can we squeeze in a quick coffee before your next meeting?”

(次の会議の前に、ちょっとコーヒータイムをねじ込めるかな?)

「あなたの忙しいスケジュールの中に」という時間的空間に、コーヒータイムを「入れる」ニュアンスです。

“I’ll try to squeeze in some exercise this evening.”

(今晩、なんとか運動する時間を捻出するよ。)

「今晩という時間枠の中に」運動の時間を「入れる」イメージ。

物理的なスペースに:

“We managed to squeeze in an extra chair at the table.”

(テーブルになんとか予備の椅子を押し込むことができた。)

「テーブルの空いているスペースの中に」椅子を「入れる」。

“in” を使わない場合: 「何かを絞る・強く握る・狭い場所に体をねじ込む」

“in” を使わない場合は、「squeeze」本来の**「絞る」「圧力をかける」「ねじ込む」といった動作そのものを指します。何かを「どこかの中へ**」入れるというより、その動作の対象そのものに焦点を当てています。

具体的な例:

絞る・握る:

“Please squeeze the sponge before you wipe the counter.”

(カウンターを拭く前に、スポンジを絞ってください。)

スポンジを「in」どこかへ入れるわけではなく、スポンジ自体を絞る動作。

“She squeezed my hand.”

(彼女は私の手を握った。)

手を「in」どこかへ入れるわけではなく、手自体を握る動作。

(自分の体などを)狭い場所へねじ込む:

“I had to squeeze through the narrow gap.”

(その狭い隙間をなんとか通り抜けなければならなかった。)

この場合、「in the narrow gap」とするのも間違いではありませんが、”through”(~を通り抜ける)がより自然です。自分がその隙間「の中に」入るというより、「隙間を通り抜ける」動作に焦点があります。

“Can you squeeze past me?”

(私の横をなんとか通り抜けられる?)

誰かの「in」どこかへ入るわけではなく、横を通り過ぎる動作。

まとめ

squeeze in [何か]: 限られた時間や空間の中に、[何か]を無理やり**「組み込む」「入れる」**。

squeeze [何か]: [何か]を「絞る」「握る」など、物理的な動作。または、自分の体が狭い場所を「通り抜ける」「ねじ込む」。

この違いを意識すると、使い分けが少し楽になるかもしれませんね。練習あるのみです!

 

in を使う場合は、何かを無理に組み込む… 使わない場合は動作そのもの。

考えすぎても仕方がないので、日本人のわたしは理屈で理解するより慣れでこなしていきたいと思います。

今回のレポートは以上です。

ちなみに前回はこんなことを書きました。

“My cough isn’t as bad today.” このような文の「as」の意味は?

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