なぜ英語だと反対意見が言えなくなるのか
外資系企業や多国籍チームで働いていると、こんな瞬間はありませんか?
- 頭の中では「それは違う」と思っている
- でも英語になると、言葉が出てこない
- 気づけば会議が終わり、「やっぱり言えばよかった…」と後悔する
実はこの沈黙、英語力の問題ではありません。
多くの場合、もっと深いところに理由があります。
この記事では、日本人が職場で英語の反対意見を言えなくなる本当の原因と、
それを乗り越えるための考え方・実践フレーズを解説します。
理由①「反対=人間関係が壊れる」という思い込み
日本の職場では、
- 波風を立てない
- 和を乱さない
- あえて言わない配慮
が評価される場面が少なくありません。
その感覚のまま英語を使うと、
反対意見を言う=相手を否定すること
という無意識のブレーキがかかります。
しかしグローバルな職場では、
意見を言わないことのほうが、関心がない・責任を取らないと受け取られる
こともあります。
沈黙は中立ではなく、マイナス評価になる可能性があるのです。
理由②「英語はストレート」という誤解
「英語は直接的」「日本語のようなクッションがない」
そう思っていませんか?
実際には、英語には
- 和らげる
- 距離を保つ
- 感情をクールダウンさせる
ための表現が、驚くほどたくさんあります。
問題は、
I disagree.
のような強い形だけを知っていること。
言い方を選べば、英語でも十分に穏やかに反対できます。
理由③「完璧に言おう」としてしまう
日本人に多いのが、このパターンです。
- 文法が合っているか
- 失礼にならないか
- 変な英語だと思われないか
考えているうちに、タイミングを逃す。
しかし職場の英語で本当に大切なのは、
完璧さよりも姿勢
です。
多少シンプルでも、
「冷静に話し合いたい」という態度が伝われば、
英語はちゃんと機能します。

沈黙を破るための第一歩|まずはこれだけでいい
もし会議で言葉に詰まったら、
完璧な反論を目指さなくて構いません。
まずは、これだけ言ってみてください。
“I see your point.”
この一言を口にすると、
- 発言の権利を確保できる
- 頭を整理する時間ができる
- 相手も「聞く姿勢」に入る
という効果があります。
そこから続けて、
However, I have some concerns…
とつなげれば十分です。
「反対」は対立ではなく、責任のサイン
意見を言うことは、
自分の価値観を押しつけることではありません。
チームの成果に責任を持っている
という意思表示です。
英語で反対意見を述べられるようになると、
- 会議での存在感が増す
- 「考えている人」として見られる
- 信頼関係がむしろ強くなる
という変化が起き始めます。
まとめ|沈黙よりも、穏やかな一言を
次に意見が違うと感じたら、
「完璧に言おう」とする前に、まず一歩。
“I see your point, but…”
その一言が、
あなたの沈黙を
信頼される発言へと変えてくれます。
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