こんにちは!
みんなが知ってる基本の動詞なのに、「あれ?どう使うんだっけ?」と悩むこと、ありますよね。
今日の主役は、シンプルだけど超多機能な動詞、leaveです。
「I’m going.」じゃなく「I’m leaving.」と言うだけで、一気にネイティブ感がアップ!
このleaveのコアイメージを掴めば、日常会話での表現力がグッと広がること間違いなしです。
※毎日、英語を勉強した気づきを記事にしています。さっきはこんなことを書きました。
英語学習あるある!「reflect」は「反映」?「熟考」?見分け方で迷子にならない!
では本題。
Part 1: leaveのコアイメージは「残して離れる」
この単語を使いこなすためのカギは、たった一つのイメージ。
「(いた場所や状態を)残したまま、そこから離れる」
【💡 語源プチ知識】 実は、英語の leave は古くから「残す」という意味と「去る」という意味の両方を持っていました。だからこそ、現代英語でも「立ち去った後に何かを残していく」という二面的な使い方が自然に成り立っているんです。
このイメージを軸に、シチュエーションによって「去る」「残す」「放置する」「任せる」など、さまざまな意味に変化するんですね。
ここが英語の面白いところ。
Part 2: 日常会話で鉄板の「4つの使い方」
日常で一番よく使う4つのパターンを見ていきましょう。
1. 【基本】「立ち去る・出発する」として使う
一番基本の「立ち去る」ですが、場所や予定を伝えるときによく使います。
| 表現 | 意味 | 例文 |
| I’m leaving. | もう行くね/失礼します。 | “I’m leaving now. See you tomorrow!” (もう行くね。また明日!) |
| leave for 場所 | (場所)に向けて出発する | “What time did you leave for the airport?” (何時に空港に向けて出発したの?) |
👉🏻 Point: 予定より早く帰るときや、次の行動に移るときに「I’m going.」よりも**I’m leaving.**を使うと、より自然でこなれた感じになります。
2. 【超重要】「置いていく・置き忘れる」として使う
「どこかに物を置いたまま、そこから離れる」というコアイメージが直結した使い方で、日常で本当に頻出します。
| 表現 | 意味 | 例文 |
| leave 物 at 場所 | (物)を(場所)に置き忘れる | “Oh no, I left my wallet at home!” (やばい、財布を家に置き忘れた!) |
| leave a message | 伝言を残す | “Could you leave a message for him?” (彼に伝言を残してもらえますか?) |
👉🏻 Point: 忘れ物をしたときは、”forget”を使うと「持ってくること自体を忘れた」というニュアンスになりがち。場所を特定して置き忘れた場合は、leaveを使うのが正解です。
3. 【放置】「(ある状態の)ままにしておく」として使う
これが使えると、一気に表現力が豊かになります。
ここが一番言いたいところ。
「それをその状態に残して、自分は離れる」イメージです。
| 表現 | 意味 | 例文 |
| Leave me alone! | 私を一人にして! | “Please just leave me alone for a few minutes.” (ちょっとの間、私を放っておいて。) |
| leave O 状態 | Oを(その状態の)ままにしておく | “Don’t leave the light on when you go out.” (出かけるときは電気をつけっぱなしにしないでね。) |
4. 【委任】「任せる・委ねる」として使う
決断や仕事を「その人に残していく=任せる」という使い方です。
これもすごくクールで実用的な表現!
| 表現 | 意味 | 例文 |
| Leave it to you. | あなたに任せます。 | “I don’t mind. I’ll leave the choice to you.” (気にしないよ。選択は君に任せる。) |
| leave A up to B | Aの判断をBに委ねる | “We left the decision up to the manager.” (私たちはその決定をマネージャーに委ねた。) |
合わせて知りたい!状況やニュアンス別の「任せる」表現
任せるってよく言いますよね。
leave だけでなく別の表現も一緒に覚えておくと語彙力アップします。
では。
1. 責任や管理を委ねる時
これは「仕事やプロジェクトなどを全面的に託す」という場合によく使われます。
- Handle / Take care of
- I’ll handle the arrangements. (その手配は私が任せます。)
- Can you take care of this problem? (この問題、任せてもいいですか?)
- Be in charge of / Be responsible for (担当者・責任者を指名する時)
- You will be in charge of the marketing campaign. (あなたがそのマーケティングキャンペーンの担当です / 任されます。)
2. 決定や選択を相手に委ねる時
「あなたの好きなようにどうぞ」「決めてください」というニュアンスです。
- Up to you
- It’s up to you what we order. (何を注文するかは、あなたに任せます。)
- Your call (インフォーマルな表現)
- Whether we wait or go now is your call. (待つか今行くかは、あなたが決めてください。)
- Leave it to someone (「leave」を使った表現ですが、よく使われます)
- Leave it to me. (それは私に任せてください。)
3. 全てを委託する時
より正式な場面や、権限の移譲を示す場合に用いられます。
- Delegate
- The manager delegated the task to her assistant. (マネージャーはその仕事をアシスタントに委任した。)
- Entrust
- I entrust this vital mission to you. (この重要な任務をあなたに託します。)
特に便利なフレーズ:
- I’ll leave it up to you.
- 「それはあなたに委ねますね」という、最も汎用性が高く丁寧な表現です。
- I’ll take care of it.
- 「私がやります/任せてください」という申し出として非常に自然でよく使われます。
さて、余談が長くなってしまいました… 笑
leaveに話を戻します。
Part 3: 実践!ワンランクアップフレーズ
これらの使い方を組み合わせた、特にネイティブっぽい表現を2つ紹介します。
💡 Where were we? Let’s start where we left off.
(どこまで話したっけ?中断したところから始めよう。)
これは、会議や勉強、ドラマなどで「続きから始める」ときによく使うフレーズです。
「私たちが(そこで)止めたまま残した」というコアイメージが活かされていますね。
💡 I don’t have much time left.
(残された時間がもうあまりない。)
leaveの過去分詞形 leftを形容詞として使い、「残された」という意味になります。
日常会話でも、期限が迫っているときや、残り時間が少ないときに頻出です。
では記事全体をまとめます。
まとめ
leaveをマスターするコツは、**「残して離れる」**というコアイメージを頭に置いて、色々な例文に触れることです。
この単語が古くから「残す」と「去る」という二つの役割を担ってきたことを知っていれば、どの意味で使われても「あぁ、あれね!」と納得できるはず。
特に「置き忘れ」と「放置する」の使い方は、今日からでもすぐに使えるはず!
ぜひ意識して使ってみてくださいね!
See you where we left off next time! (また中断したところでお会いしましょう!)
要求する:「Demand」と「Require」の使い分け、実は超カンタン!
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