【語源で納得】なぜ「契約」と「感染」が同じ単語?contractの意外な共通点と多義語の秘密

こんにちは!

「毎日1フレーズ」を目標に、気づいたことをブログで発信しています。

先日、友人から届いたLINEを見ていて「おや?」と思う単語に出会いました。

それが “contract” です。

「contractって、ビジネスで使う『契約』のことじゃないの?」 実はこの単語、**「(病気に)感染する」**という意味もあるんです。

一見、全く関係なさそうな「契約」と「感染」。

なぜ同じ単語を使うのか。

ちょっと調べて見て深掘りしてみたら、英語の面白い正体が見えてきました!


1. 共通イメージは「ギュッと引き寄せる」

contract の語源をたどると、ラテン語の “contrahere” に行き着きます。

  • con-(共に、一緒に)

  • trahere(引く、引っ張る)

つまり、根本にあるのは**「バラバラだったものを、自分の方へギュッと引き寄せる」**という動作です。このイメージを持つと、すべての意味が繋がります。

意味 イメージの繋がり
契約する 離れていた二人の合意(意思)を、一つの場所に**「引き寄せて」**固める。
感染する 外にあるウイルスを、自分の体の中へ**「引き寄せて」**取り込んでしまう。
収縮する 筋肉などを内側へ**「ギュッと引き寄せて」**縮める。
短縮形 I am → I’m のように、文字を**「引き寄せて」**短くする(contraction)。

日本人の感覚だと「契約」と「感染」に脈絡はないように感じますが、英語では**「何かを自分の方にグイッと引き寄せる」**という一つの動作で説明できてしまうんですね。


2. 友人からのLINEに感じた「翻訳アプリ感」の正体

友人が送ってくれたメッセージがこちら:

“I heard that you have contracted the coronavirus.” (あなたがコロナウイルスに感染したと聞きました。)

実は、この contract という単語。間違いではないのですが、日常のLINEで使うには**「硬すぎる」**という特徴があります。

日本語で例えるなら、友達に**「貴殿が新型コロナウイルスに『罹患(りかん)』したと聞き及びました」**と言っているような、少し大げさな響きなんです。

おそらく友人も翻訳アプリを使って一生懸命送ってくれたのでしょう(笑)。

もっと自然に「コロナにかかった」と言うなら?

親しい間柄なら、こんな表現がピッタリです。

  • I got COVID.(コロナになった)

  • I caught a cold.(風邪を引いた)

  • I tested positive.(陽性だった)

「contract」はニュースや医学論文で見かける単語として覚えておき、会話では getcatch を使うのが「こなれ感」を出すコツです。


3. シーン別「感染した」の使い分けガイド

実際にどう使い分けるのか、具体的な会話例を見てみましょう。

シーン①:友達や同僚とのカジュアルな会話

A: I haven’t seen Tanaka-san today. Is he okay? (今日、田中さん見ないね。大丈夫かな?)

B: I heard he got COVID, but he’s doing fine. (コロナにかかったらしいけど、元気にしてるみたいよ。)

シーン②:ニュースや医師からの説明(フォーマル)

News Anchor: “The number of people who contracted the virus has increased.” (ウイルスに感染した人の数が増加しました。)

Doctor: “It is important to know how you contracted the disease.” (どのようにしてその病気に罹患したかを知ることが重要です。)


4. 【番外編】ビジネスだけじゃない!「ギャップ」が面白い多義語リスト

contract のように、「硬い意味」と「意外な日常の意味」の両方を持つ単語は他にもあります。

これを知っておくとボキャブラリーが劇的に深まります!

  1. Address(アドレス)

    • 【硬】(問題に)取り組む

    • 【日常】住所

    • イメージ:特定の場所に「向かっていく・焦点を当てる」

  2. Party(パーティー)

    • 【硬】当事者(第三者:third party)、一行、政党

    • 【日常】楽しい集まり

    • イメージ:目的を持って「集まったグループ」

  3. Sentence(センテンス)

    • 【硬】判決、刑

    • 【日常】文章、一文

    • イメージ:もとは「考え」。それが「まとまった言葉」と「公式な判断」に分かれた

  4. Fine(ファイン)

    • 【硬】罰金

    • 【日常】元気な、素晴らしい、細かい(fine sandなど)

    • イメージ:「完璧に仕上げる」こと。終わらせるための「支払い」と、磨かれた「状態」


まとめ:言葉のルーツを知ると忘れない

一見バラバラに見える意味も、語源という「根っこ」をたどると、一つのイメージで繋がっていることがわかります。

「contract = 契約」という点だけの知識が、今回の気づきで「= 感染」「= 収縮」という線に繋がりました。

昨日の投稿では「午後は適当に過ごす(relax / take it easy)」を覚えるのがおすすめと書きましたが、こうして単語の裏側を知ることも、英語を自分に馴染ませる近道ですね。

「午後は適当に過ごした」は英語で?日常会話で使い分けたい厳選3フレーズ

これからも、日常の小さな「なぜ?」を大切に、一緒に英語を楽しんでいきましょう!

 

 

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