どうも!
ハウスクリーニング作業に30年従事している者です。
時々、作業日記を投稿しています。
ちなみに前回はこんなことを書きました。
なんか、似たようなことを繰り返し書いている…笑 それだけそのことに苦労しているっていうことです。
今日は、フローリングにWaxをかけるかかけないかについて書いていきます。
というのは、築2018年の賃貸マンションのフローリングに、今まではWaxを塗り込んでいたんですよね。
せっかく新しいのに塗りかすれがあったり、塗りムラになったり、ゴミを塗り込んだりして逆効果…
長年の習慣としてそうしてきたわけですが、これってWax塗らなくていいんじゃね?
と思ったので、今日は塗らないでみました。契約上塗ることになっているので先方には塗っているということにしてです。
このフローリング。

築2018年です。若干艶があり、木目調で水を垂らすとはじきます。
これって撥水加工してあるからWaxを塗らなくてもいいんじゃね、と思うわけです。
前回の作業者がWaxを塗っていたので、剥離作業をしました。この写真はその状態ですが、自分が行ったり来たりしているので若干汚れています。
さてさて、大方清掃が終わって、最後に固く絞った雑巾で中性洗剤を少し混ぜながら拭き上げました。
最終的にはこんな感じ。

これはさっきの写真と同じ現場です。
日光が当たると奥の部屋はあれだけ光っているので、元々十分あるっていうことですよね。
張り紙をしてWaxを塗布したことにしていますが、実はWaxは塗っていません。おそらくわからないでしょう。
とはいえ、ちょっと本当にWaxが不用な床材かどうか確信が持てなかったので、AI先生に聞いてみました。するとこのような回答。
床にワックスを塗るかどうか判断したいのですね。築2018年の賃貸マンションということですので、おそらくワックスは不要です。
最近のフローリングは、表面に特殊なコーティングが施されており、ワックスを塗る必要がないものがほとんどです。このような床にワックスを塗ると、かえってムラになったり、剥がれたりする可能性があります。
ご自身のマンションの床がワックス不要のタイプかどうかは、以下の方法で確認できます。
1. 賃貸契約書の確認
賃貸契約書や入居時に渡された書類に、フローリングの手入れ方法について記載されている場合があります。まずはこちらを確認してみましょう。
2. 管理会社への問い合わせ
最も確実なのは、マンションの管理会社に問い合わせることです。建材の仕様を把握しているので、フローリングの種類や手入れ方法を正確に教えてもらえます。
日頃の手入れ方法
もしワックス不要のタイプであれば、普段のお手入れは以下のようにシンプルで大丈夫です。
乾拭き:基本は、掃除機をかけた後に乾いたモップや雑巾でホコリや髪の毛を取り除きます。
固く絞った水拭き:汚れが気になるときは、固く絞った濡れ雑巾で拭き、その後すぐに乾拭きしてください。水分が残るとシミやカビの原因になります。
「水ははじく」ということなので、おそらくワックス不要のコーティングタイプと見て間違いないでしょう。管理会社に確認して、安心してお手入れを進めてくださいね。
念の為、濃紺の単色のフローリングも同じこと?
その回答は…
はい、その可能性は非常に高いです。
今日の現場で張り替えられたという「濃紺の単色で、若干艶があって水を弾くフローリング」は、おそらく**シートフローリング(ノンワックスタイプ)**であると考えられます。
最近の住宅やリフォームで使われるフローリングの主流は、このシートフローリングです。
シートフローリングの特徴
**表面が特殊なフィルム(シート)**でできており、木目や単色の柄が印刷されています。
表面に樹脂コーティングが施されているため、ワックスを塗る必要がありません。
水を弾き、汚れが染み込みにくいのが特徴です。
デザインが豊富で、木目調だけでなく、ごらんになったような単色や石目調などもあります。
このようなフローリングにワックスを塗ってしまうと、かえってワックスがムラになったり、剥がれたり、密着が悪くなって床を傷める原因になります。
ワックスの必要性の判断
水を弾き、艶がある:これは表面のコーティングによる効果です。
濃紺の単色:天然木にはない色合いなので、シートフローリングである可能性が高いです。
もし、ご自身で判断がつかない場合は、施工業者やそのマンションの管理会社に確認するのが最も確実です。
新しいフローリングは、表面のコーティングがしっかりしているので、日頃のお手入れは乾拭きや固く絞った雑巾での水拭きだけで十分です。
「水は弾くが、念のためワックスを塗ろうかな」と考える方もいらっしゃいますが、ノンワックスタイプのフローリングには逆効果になりますので、ワックスは塗らないようにしましょう。
今まで、アホみたいに苦労していた…
部分的に剥離をする業を習得したりして。
いざという時のフローリングの部分剥離のコツと注意点 塗りかすれを綺麗に修正できます
今後は、うまいこと綺麗に見せるようにしてノンWax作業をしてみます。
さて、担当者の人はどう反応するか…
ということで、今日の作業レポートは以上です。
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