職場で意見が対立したときの英語表現|感情的にならずに話し合うフレーズ集
外資系企業や多国籍なチームで働いていると、会議や1on1で
「それは違う」と言わなければならない瞬間に、必ず直面します。
しかも英語では、正しいことを言ったつもりでも、
- なんだか空気が悪くなった
- 相手の表情が一気に硬くなった
- その後、距離を置かれている気がする
そんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
英語でストレートに否定すると、意図せず攻撃的な印象を与えてしまうことがあります。
だからこそ職場では、「何を言うか」以上に
どう言うか
が、信頼や評価を左右します。
この記事では、角を立てずに反対意見を伝えるための、実践的で洗練された英語表現を、具体例とともにご紹介します。
なぜ職場では「冷静さ」が信頼につながるのか|英語が評価を左右する理由
グローバルなビジネス環境では、意見の不一致は
「悪いこと」ではなく、より良い成果を出すためのプロセスと考えられています。
そこで重視されるのが Professionalism(プロ意識) です。
感情的にならず、論理的に自分の意見を述べられる人は、
- 私的な感情と仕事を切り離せる
- チーム全体の成果を考えられる
- 冷静で信頼できる人物
として評価されやすくなります。
一方で、日本では「空気を読む」「あえて言わない」ことが美徳とされる場面もありますが、
グローバルな職場では
意見を言わない=考えていない
と受け取られてしまうことも少なくありません。
つまり重要なのは、
黙ることではなく、冷静に伝えること
なのです。
職場で使える安全なクッションフレーズ|反対意見の前に一呼吸
いきなり “I disagree.” と言うのは、ビジネスの場では少し強すぎます。
まずは
「あなたの意見は理解しています」
というクッションを挟むのが鉄則です。
よく使われるクッションフレーズと使い分け
| フレーズ | ニュアンス・おすすめ場面 |
|---|---|
| I see your point, but… | 同僚など対等な関係で別の視点を出すとき |
| I understand where you’re coming from… | 相手の立場や背景に配慮したいとき |
| That’s a valid point, however… | 会議などフォーマルな場面 |
| With all due respect… | 敬意を示しつつ、はっきり反対するとき |
これらのフレーズを使うことで、反対意見が
**「否定」ではなく「建設的な提案」**として受け取られやすくなります。
会議・1on1・メールで使える実践フレーズ集
1. 会議で別のアイデアを提案するとき
“I see what you’re saying. However, looking at the budget, I’m concerned that we might need a more cost-effective approach.”
(おっしゃることは分かります。ただ、予算を考えると、もう少しコスト効率の良い方法が必要ではないかと思います。)
相手の発言を一度受け止めてから懸念点を述べることで、対立を避けられます。
2. 1on1で上司に異論を唱えるとき
“I appreciate your feedback. From my perspective, however, I feel that focusing on [Project A] would bring better results this quarter.”
(フィードバックありがとうございます。ただ、私の視点からは、今期は[プロジェクトA]に集中した方が良い結果が出ると感じています。)
I appreciate を入れることで、敬意と協調性が伝わります。
3. メールで冷静に反対意見を伝えるとき
“Thank you for the suggestion. While it is an interesting idea, I have some reservations about the timeline. Could we discuss this further in our next meeting?”
(ご提案ありがとうございます。興味深いアイデアですが、スケジュールについて懸念があります。次の会議で詳しく話し合えませんか?)
文章でのやり取りでは、特に柔らかい導入が重要です。
言ってはいけないNG表現|対立を生む言い方と改善例
❌ You are wrong.(あなたは間違っている)
→ 主語が You だと攻撃的に聞こえます。
⭕ I see it a bit differently.
❌ No, that’s not right.(いや、それは正しくない)
→ 決めつけは相手の防御反応を強めます。
⭕ I’m not sure I fully agree with that.
❌ I don’t like it.(それは好きじゃない)
→ ビジネスでは好き嫌いより理由が重要です。
⭕ I have some concerns about this approach.
まとめ|言い方を変えれば、評価もチームの空気も変わる
意見の対立は、チームが成長するためのチャンスです。
次に会議や1on1で意見が食い違ったときは、
まず “I see your point…” と一呼吸置いてみてください。
それだけで、あなたの英語は
**「反論」から「建設的な提案」**へと変わります。
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