「あれ、ここも隣同士だ。」 ローソンとスギ薬局がセットで増えている“本当の理由”

車で道を走っているとき、あるいは近所を散歩しているとき。
青い看板の**「ローソン」と、赤い看板の「スギ薬局」**が、まるでセット売りのように隣り合って並んでいる光景を目にしたことはありませんか?

「同じようなものを売っているのに、ケンカにならないのかな?」
「どうして、わざわざライバルの隣に出店するんだろう?」

一見すると不思議なこの配置。
でも実はそこには、偶然では片づけられない緻密なビジネス戦略が隠されています。

しかもこの組み合わせ、
私たち利用者の生活を、想像以上にラクにしてくれているのです。

今回は、街中で増殖する「ドラッグストア×コンビニ」という最強コンビの正体と、賢い使い分け方について掘り下げてみます。


ライバルじゃないの?隣り合う3つの戦略的メリット

普通に考えれば、
日用品・飲料・食料品を扱うお店が隣同士になれば、
お客さんを奪い合う「潰し合い」になりそうなものです。

それでも彼らが隣を選ぶのは、
**「競合」よりも「共栄」**を取ったほうが合理的だからです。

1. 「ついで買い」を加速させる魔法の動線

ドラッグストアとコンビニは、実は得意分野がまったく違います。

スギ薬局のようなドラッグストアは、
いわば「生活の拠点」。

  • 洗剤やトイレットペーパー

  • 常備薬

  • 価格重視の食料品

を、まとめて・計画的に買う場所です。

一方でローソンは、「今すぐ」を叶える場所。

  • 淹れたてのコーヒー

  • 今日のお昼のお弁当

  • スイーツ

  • 宅配便・チケット・コピー

つまり、

スギ薬局で日用品を安くまとめ買い

車を動かさず、隣のローソンでコーヒーや甘いものを一つ

この**「ついで買いの完成形」**が自然に生まれます。

結果として、そのエリア全体の利便性は、
周辺の単独店舗を一気に引き離すことになるのです。


2. 駐車場の「共有」が生む、圧倒的な安心感

郊外や住宅街の店舗で、
実は一番重要なのが**「駐車のしやすさ」**です。

ドラッグストアとコンビニが隣接すると、

  • 駐車場が広い

  • 出入りしやすい

  • 「あそこなら停められる」という安心感がある

この心理的ハードルの低さが、
来店頻度を確実に上げます。

お店側にとっても、

  • 広い土地を1社で抱える必要がない

  • インフラや管理コストを分担できる

というメリットがあり、
その分をサービスや品揃えに回せるわけです。


3. 24時間×調剤で「生活インフラ」になる

もう一つ大きいのが、サービスの補完関係です。

  • スギ薬局:調剤・健康・日常のストック

  • ローソン:24時間対応・ATM・行政サービス・緊急対応

この2つが並ぶことで、その場所は
単なる「店」ではなく、

何かあったら、とりあえずここ

という生活インフラになります。

実際、深夜に「これだけ欲しい」「今すぐ必要」という場面は、
誰にでもありますよね。

そう思わせた時点で、
この2店舗の戦略はほぼ完成です。


実際、私はこう使っている

ちなみに、私自身もこの組み合わせをかなり活用しています。

コピーを取りたいときも、
日用品やちょっとした食料が必要なときも、
大抵ここで完結します。

支払いも楽天Payに統一しやすく、
細かいストレスがありません。

しかも、歩いて5分。

気づけば自然と、
「何かあったら、とりあえずここ」
という存在になっていました。

理屈抜きで、便利なんです。


まとめ:賢いユーザーの「二刀流」活用術

ここまで来れば、もう分かりますよね。

彼らはケンカをしているのではなく、
「二つで一つ」の最強タッグを組んでいるのです。

  • 価格重視・ストック買い → ドラッグストア

  • 鮮度・時短・今すぐ → コンビニ

この役割分担を意識するだけで、
買い物の効率は一気に上がります。

次に、
ローソンとスギ薬局が並んでいるのを見かけたら、
ぜひその戦略に乗っかってみてください。

一度の駐車、あるいは一度の外出で用事がすべて終わる。
その圧倒的なタイパの良さに、
きっとあなたも気づくはずです。

実は、こうした「何かあったらここ」と感じてしまう感覚には、
いくつかの共通した心理パターンがあります。

▶ なぜ私たちは「何かあったら、あそこ」を無意識に選んでしまうのか
── 行動心理学で見る“便利な店”の正体

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