本日のハウスクリーニングレポートです。
このようなタイプのキッチン扉のステンレス引き戸の上についた水滴のようなシミ…
まだ築3年ほどの新しい賃貸マンションのワンルームのキッチンの扉なので、非常に気になるところです。
これは汚れではなく素材の化学反応なのでクリーニングではどうにもなりません。
固いスポンジなどで強く擦ると傷がつくだけで改悪…
ハウスクリーニング作業後にこの状態で退室すると仕事の依頼者から間違いなく「もうちょっとなんとかならないか…」と言われるでしょう。
困ったもんだ…
でも大丈夫。
今回はそんな投稿です。
まず、どうしてこのような状態になったのか?
ズバリ、その上に魚焼き器があるのですが、そこから下に漏れたネトっとした焦げたような油汚れが付着して放置してしまったからです。
ここから垂れた油が扉の上部の素材にくっついてしまって化学反応が起きました。
ちなみに洗面台の扉もこのような材質で化学反応が起きてどうにもならないですね…
上の方に同じような引き戸がついています。
このような材質の扉はおしゃれに見えますが掃除の観点からは厄介ですね。汚れてくるとはっきり言って手入れが難しい…
古いタイプの方が掃除は楽だなあ〜。
ちなみに我が家のキッチンの扉は古いタイプのもので、魚焼き器からのネトっとした油が付着したとしても、このような化学反応は起きたことがありません。
もし、起きたとしてもある程度の力で洗剤とスポンジ等で擦ることができるので全然問題にはなりませんでした。最近のタイプは汚れると気になるように目立つのでなかなかテクニックが求められます。
さて、ここからが本題。
なんとかならないのだろうか?
思い切って上部の部分だけWaxを塗ってみました。
Waxを塗った時には塗り筋が見えますが、とりあえず完全に乾燥するまで放置。
40分くらいでWaxが乾きました。
おお!シミが完全に消えたではないか…
手で触った感じは本当に問題ないのか?
率直なところ、ちょっとザラザラ感があります。
ですが、十分許容範囲です。
仕事依頼者も新しい入居者も気になることはまずないでしょう。
つまり、この作業での気づいたこととして、扉類の汚れを超えた化学反応のシミに関しては、上からWaxを塗って消す、もしくは目立たなくする手法があるということです。
Waxはフローリングやクッションフロア等の床だけでなく、このような箇所にも応用できますね。自分で言うのもなんですがスキルアップできてよかったです。
作業レポートは以上です。
追記:このような汚れもムキになって擦りすぎても傷になるだけです。素材の化学反応なので。上からWaxを塗るという手法も試せるかもしれません… 今度古い現場でやってみます。
浴室扉アクリル板の白い垂れ跡→「汚れ」と間違ってムキになるな
スポンサーリンク
コメント