ハウスクリーニングの作業で一番と言っていいほどスキルが求められるのは、ワックス塗布の際に髪の毛を塗り込まないことではないでしょうか?
どんなに丁寧に掃除機をかけても、色々やってみてもWax塗布の前に100%完全にフローリングに髪の毛がない状態にするのは意外と難しいです。というか厳密に言えば無理?(と断言すると異論もあるかも)かな。
でも、大きめの白いバスタオルをWax塗布前に走らせると、かなり改善されることがわかりました。
なので、同じことで苦労しているハウスクリーニング作業者に是非お伝えしたい!
そういう思いでこの記事を投稿しました。
では、本題。
10畳程度のフローリングの洗浄が終わり完全に乾いた状態になったとします。
掃除機もかけたし、部屋全体を確認したところ髪の毛なんか残っていないように見える…
しかしながら、立った位置からの目線では小さなゴミや髪の毛を見過ごす可能性があります。
そこで面倒ですが、白いきれいなバスタオルで、部屋全体をスーッと屈んで滑らせるとゴミや髪の毛を全て絡め取ってくれて、Waxを安心して塗布できる状態になります。
一つ言えることとして、小さな埃やゴミ、髪の毛は真ん中より隅っこに残ることが多いです。なので、全面注意して確認しますが、特に隅は要注意。そして、入口付近の角などもです。
それから、Waxを量をやや多めに、かすらないようにフローリングの線に沿って塗るとばっちりです。あとは乾燥するのを待つだけ。
できるだけ日が当たる明るい時間に、暑すぎない気温の時に、晴れの日が理想ですが、全ての作業日がこのような日とは限らないのは、どうしようもないところですね。
白いバスタオルで床を全面なぞっても、小さなゴミや髪の毛に気がついたらこのように養生テープでベタベタと吸いつければOKです。
細かく言えばキリがない作業… このようにそれなりにゴミが出てくる…
とはいえ、一旦ゴミや髪の毛を除去したら、それほど時間をおかずにどこかのタイミングでWaxを塗り始めます。
そうやってしっかり全面Waxを塗って乾燥したら問題なくきれいになった、という実感を得るでしょう。
床の掃除なんだから、家庭用掃除機を使えばもっと早いのでは?
掃除機の先は意外と短く、ジーコジーコと手を動かすのですが、バスタオルでせめるより時間がかかる… さらには、細かく言えば吸ってないところも結構あります。
手の動きが完全にフローリングに沿ってまっすぐに動いていないのでしょうね。
斜めに動かしているスペースのゴミが取れていないことに気づいてからは、掃除機をやめてバスタオルに変えました。
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では、まとめます。
フローリングの掃除は家庭用掃除機を使うのが普通だと思います。
自分の家の掃除ならそれでいいでしょう。
でも、ハウスクリーニングでWaxを塗る前は、バスタオルで床全面を走る方が細かいゴミをよく除去できることがわかりました。
そうすると、Waxを塗った時に髪の毛を塗り込むようなこともまずないと思います。
バスタオルの色は、白い色が吸い上げた髪の毛やゴミがよくわかるのでおすすめです。
どっか外でパタパタとゴミをふるい落とせば何度でも使えます。
参考になれば幸いです。
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