ハウスクリーニングで内装ノリが再浮きする原因と対策|乾くとベタつく汚れの正体とは?

はじめに

ハウスクリーニングの現場で、
見た目はきれいなのに、乾燥するとベタつきが出てくる
そんな経験はありませんか?

ブレーカー周り、エアコン本体、木製ドア枠、棚などを拭いた直後は問題ないのに、
時間が経つと「なんとなく触るとベタッとする」。

実はこれ、内装工事で使われたノリ(接着剤)が原因であることが多いです。

今回は、これまでの作業経験から
なぜ再浮きするのか、どうすれば防げそうかを整理してみました。
※次回現場で実践予定の方法も含めて紹介します。


乾くと再びベタつく汚れの正体

このベタつきの多くは、以下が原因と考えられます。

  • 内装工事で使われたボンド・接着剤

  • 養生テープの糊残り

  • でんぷん系・酢ビ系のノリ成分

目視では分かりにくく、
触った時にだけ違和感があるのが特徴です。

洗剤をかけてスポンジで擦ると一時的に取れたように感じますが、
完全に乾燥すると再び表面に出てくることがあります。


なぜ指で確認しても再浮きするのか

作業後に指で触って確認しているのに、
後からベタつく理由は次の通りです。

  • ノリが素材の凹凸や木目の奥に入り込んでいる

  • 洗剤で表面だけが一時的に落ちている

  • 乾燥時に内部のノリ成分が再び表面に出てくる

特に再浮きしやすい場所は、

  • 木製ドア枠

  • 塗装された建具

  • 樹脂製のブレーカーやエアコンカバー

といった凹凸や塗膜がある素材です。


これまでの方法では限界を感じた点

今までは、

  • 洗剤を噴霧

  • スポンジやメラミンスポンジで擦る

  • 乾拭きで仕上げ

という流れでした。

しかしこの方法だと、
乾燥後に「ふわっと」ベタつきが復活することがありました。

原因は、
👉 ノリが「完全に除去できていない」可能性が高いと感じています。


次回試してみようと思っている対策方法

まだ実践前ですが、次回は工程を見直す予定です。

① 熱湯を含ませた雑巾でノリをなじませる

  • 直接熱湯をかけず、固く絞った雑巾を使用

  • 数秒押し当ててノリを芯まで柔らかくする

  • 表面だけ落ちる状態を防ぐ狙い

② アルカリ洗剤+スポンジで除去

  • 強く擦りすぎず、溶かすイメージ

  • メラミンスポンジは最小限に使用

③ 水拭きで一度リセット

ここが重要だと考えています。

  • 洗剤と一緒に溶けたノリ成分を一度しっかり除去

  • 洗剤残り=再浮きの原因になりやすい

④ 乾拭きで仕上げ

  • 木部・塗装面は固く絞った乾拭き

  • 樹脂部分は素材に注意しながら仕上げ


完全な確認は「乾燥後」

作業直後の指触確認だけでなく、

  • 少し時間を置いて

  • 完全に乾燥した状態で再チェック

これを意識するだけでも、
「あとで気づくベタつき」は減らせそうです。


【まとめ】

内装ノリのベタつきは、

  • 見えにくい

  • 一度取れたように感じやすい

  • 乾燥後に再発しやすい

という厄介な汚れです。

次回は
「熱でなじませる → 溶かす → 一度流す」
この流れを意識して作業してみようと思います。

実際に試した結果は、
またブログで報告したいと思います。

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