パン袋の留め具で固い水垢カルキ汚れが傷をつけずに取れるか?結論取れます

150円ほどで売っている食パンを買ったら、薄いブルーのプラスチックの留め具が付いてますよね。

ハウスクリーニングでも手の入りにくい場所にある固まったカルキ汚れやガラスのレースの下の隅の黒い汚れなどに重宝できるという情報を得ました。しかも傷をつけずに。

本当でしょうか?

ちょっと自分でも試してみます。

今まで傷をつけてはならない素材にぶつぶつとついた汚れを自分の爪で擦って取っていました。

人間の爪の硬さは絶妙で素材に傷をつけずに汚れを落とせるんですよね。

しかしながら、それははっきり言って爪に対する自爆行為。爪がやられます。そうなると指をかばわなければならないので作業効率も悪くなる…

そこで、パン袋の留め具はどうだろうか… 代わりになるだろうか?というお話です。

 

ちなみにこれにも名前があって、バッグクロージャーというそうですね。詳細は検索してみてください。では以後、バッグクロージャーと書きます。

 

これは、自分の家の洗面台。

ちょっと古いタイプですが、このタイプの蛇口は裏の部分など細かいところが意外に洗いにくくないですか?

とはいえ、金属部分に関しては酸性の洗剤を裏も含めて全面にまぶせば新品のように光りますね。あとはタオルで水分を拭き取るだけ。

でも、赤い矢印のような狭くて見えるところにカリカリのカルキ汚れが付いていました。思わず癖で指の爪でガリガリしそうになりましたが、おっと、爪に良くないのでそれはやめます。

その代わりにバッグクロージャーで。

拡大するとこんな感じでカルキが付いてました。いつに間にか。とはいえ、これくらいはサンポールなどの酸性洗剤ですぐ落ちます。

水道の蛇口は確かに酸性洗剤で一瞬でキラッと光る(ハウスクリーニング)

そして蛇口の開口部に手垢が付着していました。これもいつのまにか… これは酸性洗剤よりも台所洗剤の方がいいです。脂分なので。

さてこのような手の入りにくいところにバッグクロージャーを入れてみます。

擦ってみると、うわっ傷がついた、というふうに見えますが、大丈夫です。水を流せば塊は取れました。

あと、手垢についても擦ってみると、隅まで取れるには取れる感じ。

手垢もカルキも洗剤を使わずに取れました。

隅の汚れが全部取れると綺麗に見えますね。

 

バッグクロージャーを隅の汚れやカルキの除去に使ってみた感想としては、清掃道具としてはちょっと微妙… 本当に必要かどうか…という印象です。

そもそも、小さすぎてすぐに取り出しにくいというデメリットがあります。まあ、作業着の上のポケットに入れておくなどして慣れるとすぐに取り出せるようになるかもしれません。しばらく数ヶ月くらい試してみます。

あと、傷はつきませんが、パワーが弱いかな。

まずは、スクレーパーなどで擦ってみて、どうしても取れなかったところにさらに手を加える用途にはいいかもしれません。

ですが、通常そこまで手を入れる必然性はないかな、と考えると出番はそれほどないかもしれない…

という感じがしました。

 

ですが、メリットとしては非常に細かい隅に届くので、通常は十分な状態でももうちょっと綺麗にしたい時にいい仕事をしてくれます。そんな時に思い出すと良いでしょう。

よく似たツールとして100均で売っている栗ピーラーがありますが、参考までにご紹介します。100円なので試してみても損はしないと思います。隅の固まったカリカリ汚れにいい感じです。下記の記事はタイトルは異なるもののそのような内容を書きました。

室内ドアガラリ(通気口)の中に詰まった埃を100均の料理はけで落としてみた

 

ということで、このことだけでバッグクロージャーのハウスクリーニングにおける有用性を判断するのは早計なので、もうちょっと試してみてまた投稿したいと思います。

では。

多目的クレンザー(100均)はハウスクリーニングで必需品&こんな箇所にはNG

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