前回の記事では、
浴室ドア下の通気口(ガラリ)に溜まった
ベタベタ汚れを一気に取り除いた体験を紹介しました。
掃除の死角!浴室ガラリのベタベタ汚れを一掃する 「熱湯×アルカリ」必勝法
ただ、正直に言います。
あれを読んで
「自分もやってみたいけど、ちょっと怖い」
そう感じた人も多いはずです。
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熱湯って大丈夫?
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指を突っ込んで壊れない?
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賃貸でもやっていいの?
この記事では、
**実際の現場視点で「やってはいけないこと」**を整理します。
掃除の勢いで
設備を壊したり、後悔したりしないための
安全ブレーキ役です。
1. 熱湯は「武器」だが、万能ではない
前回の記事では、
汚れを緩めるために熱湯を使いました。
ただし、ここには明確なNGラインがあります。
やってはいけないこと
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沸騰直後の熱湯をそのまま注ぐ
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樹脂製ドア・樹脂ガラリに大量にかける
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何度も連続して注ぐ
浴室ドアの多くは
樹脂・ゴム・接着部品の集合体です。
熱に弱いパーツも多く、
やりすぎると
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変形
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剥がれ
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隙間の拡大
につながります。
安全な考え方
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少し冷ましたお湯(給湯器の高温設定程度)
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一度かけたら様子を見る
「効かせる」のであって、「焼く」わけではありません。
2. 指を突っ込む=正解、ではない
前回の体験では、
最終的に指を使って汚れを掻き出しました。
ただし、これは
すべての家庭で推奨できる方法ではありません。
指を使わない方がいいケース
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ガラリ内部に金属エッジが見える
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奥行きが深く、構造が見えない
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目視できないほど狭い隙間
無理に指を入れると、
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ケガ
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部品の破損
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奥に押し込んでしまう
といった事故が起こります。
代替案
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割り箸+ウエス
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使い捨てブラシ
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細めのボトルブラシ
「引き出す」意識が大切で、
奥へ押し込む動きは避けます。
3. 強い洗剤を「長時間放置」しない
アルカリ洗剤は非常に有効ですが、
これも使い方を間違えると逆効果です。
NG行動
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30分以上の放置
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酸性洗剤との混合
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密閉状態での使用
ガラリ内部は
洗剤が残留しやすい場所。
長時間放置すると
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樹脂の白化
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表面劣化
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ニオイ残り
の原因になります。
正しい考え方
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数分効かせる
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しっかり流す
「短期決戦」が基本です。
4. 賃貸住宅で注意すべきポイント
賃貸の場合、
一番避けたいのは原状回復トラブル。
特に注意
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分解できそうでも、無理に外さない
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ネジ止め部品は触らない
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変形・破損のリスクがある作業は控える
「掃除したつもりが壊した」
これが一番もったいない。
不安な場合は、
見える範囲+水で押し出すだけ
でも十分効果はあります。
5. それでも不安なら「触らない」という選択肢
正直に言います。
すべての人が
ガラリ掃除を自分でやる必要はありません。
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構造が複雑
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手が入らない
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設備が古い
こういう場合は、
無理せずプロに任せる判断も正解です。
大切なのは
「汚れの存在を知ったこと」。
知らずに放置するのと、
知った上で選択するのは
まったく違います。
まとめ:目的は「掃除」ではなく「回復」
浴室ガラリ掃除の目的は、
汚れを取ること自体ではありません。
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空気の通り道を回復させる
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換気効率を戻す
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カビとニオイを防ぐ
そのための手段が、掃除です。
構造を理解し、
無理をせず、
壊さずに行う。
それができれば、
前回の記事で紹介した方法も
“危ない挑戦”ではなく、
現実的な選択肢に変わるはずです。
まだ中を見たことがないなら、
まずは覗くだけでも構いません。
ガラリは、
あなたの浴室が
きちんと呼吸できているかを教えてくれる
大事なチェックポイントなのです。
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