どうも!
毎回のハウスクリーニングの作業レポートを書いています。今後の作業の向上のために。
ちなみに前回はこんな内容のレポート。
フローリングに洗剤分が残ったままWaxを塗ると剥げてしまう…
フローリングのWax塗布は一番難しい作業だと個人的には思っています。下を見れば塗りむらや清掃前のWaxの層で溶けていた何かをこぼしたような水滴跡が汚く見えてしまうからです。その部分を剥離をすればいいのですが、周りを汚さずにそこだけを剥離するのは結構難しい… きれいに剥離ができたとしてもWax塗布も難しいですね。と言うのは塗り跡が見えるから… 元々何層も塗ってあった床だとそこだけ剥離をすれば周りと合わせるために何層も塗り重ねないといけないために結構難しいです。
という余談は長くなりすぎたのでここまでにして、本題に入ります。
ハウスクリーニング作業者なら、よくご存知だと思いますが、浴室のグレーの凸凹床の溝に入り込んで固まった白い汚れをきれいにするのは、なかなか難しくないですか?
濡れると、白い汚れがきれいに見えなくなり、乾くとしっかり目立つように浮き出てくるゴーストのような汚れ… フローリングWax塗布の次に難しい作業だと実感しています。
この床です。魚の鱗のような溝があるのが見えますでしょうか…
そこに石鹸カス汚れが詰まるようにうまいこと入ってくれるわけです。しかも固い。
この床材やめてほしいなあ、と思いますが、ぼやいても仕方がないので、どうすればきれいにできるのかを、今日の作業体験から書きたいと思います。
幸い、このお風呂は入居期間が短かったため比較的綺麗でした。
ですが、この白いのはちょっとだけでも上から見たら結構目立つんですよね… だから厄介。
ではどうする?
以前にも下記の記事で同じようなことを書きました。
風呂場のグレー床の白い汚れ→アルカリ洗剤8:酸性洗剤2の割合でどうだ…
今回は汚れがひどいわけではないので、もっと簡単な別の方法を試します。
まず、汚れているところだけを酸性の洗剤をたっぷり噴霧します。原液でもいいくらい。
そして少し、水を加えながらふやかして5分放置。
次に、100均で売っている焦げ取りスポンジでホースの水を使いながら回転させるように擦る。
そうすると、上から近くで見た時に溝の部分がきれいになっているのがわかります。
ここが一番大事。濡らした時には白い汚れは本当に消えたような状態になっているので、擦った時に汚れが取れているのか見極めるのは結構難しいです。
でも、経験則からそれがわかってきます。
今回はそれで溝の白い汚れが取れたのがわかったので、水で流してすすぎました。
そして、これが完全に乾燥した時の状態です。
乾くと浮き出てくる結構厄介な白い汚れですが、十分合格範囲になりました。
できるだけ清掃後に早く乾燥させたいですね。
中性洗剤を含めた水溶液を全体に噴霧して濯ぐと、素材が水分を弾くようになって早く乾きやすいです。これは意外と知られていない裏技!
要点をまとめてみますと、下記の二つです。
- 洗剤で擦った段階で溝の汚れがしっかり取れているかどうか見極められること
- 風呂場全体の洗浄後の仕上げに中性洗剤をたっぷり噴霧してホースで濯ぐこと
ということで、作業レポートは以上です。
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