ブログを6年間も続けてきたあなたなら、きっとわかりますよね?
「この記事は絶対バズる!」って思って公開したのに、アクセス解析を開くと「PV数、昨日より減ってるじゃん…」。
夜中の変な時間にこそっとスマホでチェックして、落ち込む。
「このままじゃダメだ」って分かってるのに、アクセス数の小さな数字に人生を振り回されるの、もう疲れませんか?
ブログを書き始めたとき、純粋に楽しかったはずなのに、いつの間にか「アクセス数を稼ぐための作業」になっていませんか?
それはまるで、好きなはずの料理を「ノルマ達成のための飯作り」にしているようなもの。すごくもったいない状態!
この6年間ブログと格闘してきた私から、あなたへ。
この記事では、アクセス数の呪いから完全に自由になるための具体的な考え方を、友だちトークみたいな感じで紹介します。「ブログ=つらい作業」から卒業して、また「最高の趣味」に戻す方法を一緒に見つけましょう!
私たちが「アクセス依存」になったのはなぜか?
まず、過度に自分を責めないようにしましょう。
責めてもネガティブになるだけですから…
私たちがアクセス数のチェックをやめられないのは、自分の意志が弱いせいじゃない…これって、ブログ運営における一種の「病」みたいなもの。
なぜなら、ブログの仕組みそのものが、私たちを「数字の奴隷」にしやすくできているからです。まずはそこに気づくべき。アクセス数、クリック率、検索順位… これらの数字は、私たちが費やした時間と労力に対して、最も手っ取り早くもらえる「報酬」だから。
頑張って記事を書き終える
↓
アクセス解析をポチッ
↓
PVが少しでも増えていたら「よし!」というドーパミン(快感物質)が出る
毎日、これがあるあるでした。わかるなあ。
このループにハマっちゃうと、記事の質とか読者のこととかどうでもよくなって、「早く数字を見たい」という依存状態に陥っちゃうんです。
まるで、毎日体重計に乗って一喜一憂するのと同じ。
でも、安心してください。
6年間このブログ界の荒波で溺れかけながらわかったのは、アクセス依存から脱出するための「考え方チェンジ」さえできれば、ブログはまた最高の趣味になるということです。
ここからは、私が実際に実践して効果があった、具体的な3つの考え方を紹介しますね。
1. ブログの目的を「卒業文集」に変えてみる
アクセス数を目標にすると「作業」になる
アクセス数を目標にすると、記事を書くのは「ノルマ達成のための作業」に変わります。伸び悩んだら「この努力は無駄なんじゃ…」って思っちゃいますよね。
でも、ちょっと視点を変えてみましょう。
あなたのブログを「卒業文集」や「最高のデジタルノート」だと思ってください。
ブログは「自分のための記録」でいい
誰かに評価されることを目的にするのをやめて、「この知識、忘れないようにまとめておこう」とか、「この感動的な体験を、過去の自分に向けて残しておこう」という目的で書いてみるんです。
- 誰かのため: アクセス数が増える
- 自分のため: 知識が整理される、後から見返せる、思考が深まる
「自分のため」の成果は、アクセス数みたいに裏切ったり減ったりしません。
記事が完成した時点で、目的は達成されています。
この記事も人のために書いていますが、半分以上自分のために書いている意識ですね…
この内発的な楽しさに気づくと、アクセス数がゼロでも「今日もいい記事書いたな!」って、心から満足できます。
逆に言えば、アクセス数に目を向けた途端にそれを忘れてしまうわけですね。
2. アクセス解析は「株価」ではなく「天気予報」
見る回数を制限すれば、心の平穏が手に入る
私たちはアクセス解析を、自分の価値を決める「株価」みたいに見てしまいがちです。
「上がった下がった!」と、その都度感情が揺さぶられる。
この状態が一番つらいんです。
株価なんか毎日見ない方がいいですよね。私はほとんど見ません。見てもストレスになるだけ。しかしアクセス数は覗いてしまう…
だから、アクセス解析を見る回数を強制的に制限しましょう。
私は次のルールを作って、心の平穏を手に入れました。
- 記事公開から最初の1週間は、絶対に開かない。(感情がブレる一番危険な時期!)
- 見るのは週に一度、決まった曜日と時間だけ。(火曜日の午前中など、ルーティン化する)
データは「傾向」を見る道具にすぎない
アクセス解析は、株価ではなく「天気予報」だと思ってください。
- 「今日はアクセスが少ないな」(今日の天気)
- 「このテーマの記事は、夜中にアクセスが増える傾向があるな」(来週の予報)
天気予報を見て、「今日の雨のせいで人生終わりだ!」とは思わないですよね?
データはあくまで「傾向」を知るための道具。
あなたの記事の質や、書く楽しさとは完全に切り離して考えるのがベストです。
3. 「たった一人の読者」しか想像しない
ブログのアクセスが増えてくると、無意識のうちに「世間の人みんな」を満足させようとしてしまいます。
実は、これが、記事をつまらなくし、あなたを疲れさせる最大の原因。
では、誰のために書くの?
ターゲットを「過去の自分」に設定する
あなたが今、最もアクセスを気にせず、楽しく書ける方法は、「たった一人の読者」に向けて書くことです。
誰がいいかというと、ズバリ、「過去の自分」。
6年前にブログを始めたばかりで、アクセス数に悩んでいたあの時の自分を想像してください。
その時の自分に「大丈夫だよ」「こうすればいいんだよ」って、優しく、そして情熱的に語りかけるように書く。
ここが肝!過去の自分に語りかける記事は、必然的に最も熱量が高く、そして最も正直になります。結果として、それが今アクセスに悩んでいる読者さんたちに深く響き、質の高い記事が生まれます。
すると、いつのまにか読まれる記事になっているでしょう。
誰も見ていないと思って書いた方が、なぜか多くの人に読まれる。
ブログって本当に不思議…
まとめ:あなたはもうアクセス数に縛られない
いかがでしたか?
この記事を読んで、少しでもあなたの心が軽くなっていたら嬉しいです。
ブログを続ける力は、アクセス数という「外発的な報酬」ではなく、記事を書く楽しさや、自分の知識が整理されるという「内発的な報酬」から生まれるもの。
「アクセス数を増やすこと」は、もうあなたの仕事ではありません。
あなたの仕事は、ただただ「あなたが書きたい最高の記事をストックしていくこと」だけです。
その最高のストックが、時間をかけて多くの人を惹きつけ、アクセスは自然と後からついてきます。
さあ、今日はもうアクセス解析は開かず、心から楽しいと思える記事の構想を練りましょう!
「最高の趣味」としてのブログライフを、一緒に送り続けましょうね。
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