はじめに
キッチンの白い天板、いつの間にか黄色くなってませんか?
あまりにも黄色くなっていると「うわー、どうしよう」となりますよね。
一生懸命こすったり漂白剤を使ったりしても、なぜか落ちない…そんな時は、なぜ黄色くなっているのか原因を見極めることが大事です。
今日ハウスクリーニング作業したワンルームのキッチンには東向きの小窓があり、日光が当たる白い天板が黄色く変色していました。こんな感じ。

別の角度からは

漂白剤を使っても変化がなく、一般的な掃除方法では歯が立たない状況でした。
私はハウスクリーニング作業に携わって30年以上経ちますが、この頃はその作業体験をブログに書いています。何かに役立つと思って…
ハウスクリーニングを辞めたい!30年続いた自分が継続の秘訣をお伝えします
黄ばみの原因は?
日光(特に紫外線)が当たると、天板の素材に含まれる成分が化学反応を起こし、黄色く変色することがあります。
この場合、残念ながら漂白剤では元に戻すのは難しいことが多いです。
日光だけのせいではない、油汚れや使用した洗剤が固着して変色している可能性もあります。
いずれにしても変色です。
ということは、汚れではなく、化学反応になります。
新しい入居者にとっては、汚れであろうと、化学反応であろうとできるだけ綺麗に白くしてほしいでしょう。
では、どうしたらいいの?
なぜ漂白剤や洗剤では落ちないのか
繰り返しますが、この場合の天板の黄ばみは紫外線による変色の可能性が高いです。
日光に長時間さらされることで、天板の素材そのものが化学変化を起こして黄色く変色してしまったもの。
このタイプの変色は、表面の汚れではないため、漂白剤や一般的な洗剤では落とすことができません。
ということは、もし本気で綺麗にしたければ、表面を削り取るような研磨作業が必要になることがほとんどです。
しかし、うまくやらないと、天板に傷をつけてしまうリスクがあります。
ちなみに私はハウスクリーニング業者ですが、そこまでできません… なんせ作業量が安いんで…
もしどうしてもというならオプションで。
この場合は、私はこれ以上のことは未経験なので専門の人に依頼する必要が生じてきます。
それで、担当者に説明しました。
プロの判断と実践
どのようにその人に言ったかというと、
-
- 「無理にこすらない」という決断の重要性を伝える。
- 硬い道具で強くこすると、かえって天板に傷をつけてしまうリスクがあることを説明。
- 実際に油汚れを取り除き、漂白剤を試したものの効果がなかったことも加える
これだけ言って、「まあしゃあないですわ」という感じでした。
提案できる解決策(今後のために)
もし、担当者がさらになんとかしてほしいと言うなら下記のことを言えるかもしれません。
ちなみに私はこの説明の必要はありませんでした。
- 専門業者による研磨:素材によっては、専門の業者に依頼することで、表面を研磨して黄ばみを取り除くことが可能な場合があります。
- シートの貼り付け:デザイン性を損なわない範囲で、キッチン用の耐熱性・耐水性のあるシートを貼ることで、見た目をきれいにすることができます。
このような作業もやってみると面白いです。専門職のような感じがするので。
以前に40階建てのタワーマンションの上の階の家のお風呂の壁でそのような作業をしました。
まとめ
「ハウスクリーニングは、ただ汚れを落とすだけでなく、素材を見極め、時には『これ以上は手を出さない』という判断も重要です。
変色と汚れは別物。
変色の研磨に関しては普通はオプション作業。
なので、もし同じような黄ばみを見たら、まずはなぜ黄ばんでいるのか原因を追求。一応漂白をするもののそれは説明のためのダメ元。
まあ、ハウスクリーニングでも、取れないものは取れないので、ムキになりすぎると疲れます。
なので、こう言う場合は担当者に正直に言ったらどうでしょうか?
という作業体験でした。レポートは以上です。
スポンサーリンク


コメント