ハウスクリーニングクレームレポート(洗面台排水のトラップを外す必要性)

どうも!

ハウスクリーニング作業に携わって30年以上経過しました。わたしは50代なのでしばらくは続けます。

数年前から作業レポートの記事を書いています。自分が経験したということは他でもあり得ることなので、他の方にもお役に立てるのではないかと思います。

ちなみに前回はこんなことを書きました。

ドア周りの木枠についた内装のノリには100均のこれ!(ハウスクリーニング)

 

さて、早速本題。

皆さんはハウスクリーニング作業の際に洗面台の排水のU字のトラップを外して中も綺麗にしますか?

先方がどこまで望んでいるのか、仕事の契約にそれが含まれているかによって変わってくることでしょう。しかし、いちいち細かくそこまで書面になっていないので双方の認識違いで後でお互いに気が悪くなるようなトラブルになりやすい箇所でもあります。

 

先日、同僚が作業したワンルームマンションの現場の話です。築40年は経過しているような賃貸物件の建物ですが、中身だけ改装してリノベーションしています。ところが洗面台はまだ使えると判断されて古いまま… ちょっと悲しいです。

彼は洗面台を清掃する時、水漏れに気づきました。おそらくパッキンの劣化だと思いますが、表面はできる範囲で綺麗にして作業を終えました。そして担当者に水漏れをメール報告したわけですが…

次の日、その人が状態を確認するために、U字のトラップを分解すると、この写真のようにこの部分が清掃できてないやん、と思って、クレームのような文面で当社にメールがきたわけです。

以下担当者が取った写真です。

トラップの中が真っ黒。

排水のところの部品の汚れ。

下から見上げるとゴミのキャッチにも髪の毛が詰まっている…

確かに、洗面台の排水のパーツを分解して清掃はしなかったわけですね。担当者としては証拠バッチリ。ご丁寧にこのような写真を添付してくれたわけですが、問題はここから。

通常、水漏れとか詰まりがなければ、いちいち外してまで作業しません。異常がなければわざわざ誰も外すことはしないからです。しかしながら今回は、水漏れのために担当者が分解した、なんだこれは!となった経緯ですね。

確かに、その人が分解できるものなら、当社でもできますし、実際にわたしは排水の詰まりに何度か対応しているので、別に難しいことではないですが、同僚にとっては外すのは難しかったみたい… そうだったのか…

洗面台のたいていの詰まりはここ、自己解決できます!

そして、わたしが詰まりを除去した一つの場面。

話を戻して、

担当者からこんなメールがきました。

有限会社◯◯

代表者様(作業者ではない)

いつもお世話になっております。

△住建のK下です。洗面台下部より水漏れがあるとのことで、本日確認してきました。原因は排水管のパッキン劣化かと思われますので、弊社で対応しますが、原因を探るため排水管を分解したところ、ヘアキャッチャー、U字管の内側に水垢がびっしり詰まってました。御社の排水管洗浄の範疇には、この部分の洗浄は入っていないのですか?入っているなら明らかに業務怠慢ですよね?よって配管洗浄のやり直しをしてください。配管パッキンを取り換えた後に連絡しますので、よろしくお願いします。

作業者宛ではなく当社の雇用者にきたので、さらにややこしくなりそうですが… 笑

 

同僚は謙虚にわたしや他の同僚にも様子をこのようにシェアしてくれました。

洗面台の水漏れがありましたので、ハウス終了後、確認のご連絡をいたしました。本日確認されたようですが、排水管のパッキンの劣化が原因でしたが、その際に配管を分解されたようで、ボウル奥のヘアキッチャーとU字配管の内側の水垢のご指摘を受けました。洗面台の排水管はカビクリーナーやパイプユニッシュを入れて、その後、水を流して洗浄はしているのですが、配管の中は見ていませんでした。皆様はどうされているでしょうか?知恵がありましたら教えてください。(この件は社長にもご相談したいと思っています)

担当者さんのメールを記しています。きつい表現もあります。今後の作業の参考にしてください。

//

というわけですが、わたしだったら、担当の人がパーツを分解する可能性があるなら、洗っておくかなあ… 別に難しいことではないし…

でも、他の同僚はこんなふうに仲間を励ましてくれました。

担当者さんは「御社の配管洗浄の範疇にはこの部分は入っていないのですか」と尋ねています。わたしの認識では、配管をあえて分解してまで洗うことは求められていないと思います。うまく接続できなかった場合水漏れという恐ろしい結果になるからです。そこまで求められるとしたら、お風呂のドアも外して洗うことが求められます。ちなみにお風呂のドアは外したら上下は大抵カビだらけです。

尋ねておきながら、答えを得ることなく「業務怠慢」って、正直心外ですね。現場に来てわたしたちの働きぶりを見たことないくせに何をいってるんでしょうかね。腹立ってきました😡

解決策として望むのは、担当者さんの価値基準がシンアイのこれまでの範囲と調和していないようなので、社長とコミュニケーションを取っていただきたいですね。お金のことは作業員にはわからないので、会社としていくらで受注して、どの程度の作業が求められているのかは、シンアイと阪神住建でしっかり共有しておかないと、どんどん求められていく一方です。

そもそもこのクレームは「代表者様」となっているので、あなたにというより、社長に宛ててますね。ぜひこの件の結論を欲しいですね。可能性として以下のようになるでしょうか?

●洗面台の配管を分解して洗うのか
●これまで通り液体洗剤とブラシで分解せずに洗うのか【これまではそれで問題なかった】

それで結論としては、これから社長に相談されるとのことですので、ハウスメンバーとして答えを知りたいとお伝えいただけるでしょうか。

穏やかな気持ちで仕事ができるよう祈り続けます。

//

トラップを外して取り付けるくらいそんなに難しいことではないはず… 初心者ではないし…あれ?彼らは、今まで詰まりに遭遇したことなかったのかな…

と思ってしまいました。

なので、AI先生にも聞いてみます。

洗面台のU字トラップが詰まっていて、ご自身で簡単に外せるようでしたら、勝手に外しても大丈夫です。ただし、いくつか注意点があります。

U字トラップを外す際の注意点

水漏れ対策をする: 外すと中にたまっていた水が出てくるので、下にバケツや雑巾などを準備して、床が濡れないようにしてください。

部品をなくさないようにする: U字トラップにはパッキンなどの部品があります。これらをなくすと水漏れの原因になるので、外した部品はまとめて置いておきましょう。

無理な力を加えない: プラスチック製のものだと、無理な力を加えると破損する可能性があります。固い場合は、無理に回さず、業者に相談することも検討してください。

清掃後の再取り付けをしっかり行う: 詰まりを取り除いた後は、外した時と逆の手順で確実にU字トラップを取り付けてください。パッキンがずれていたり、締め付けが緩いと水漏れの原因になります。

詰まりの解消と予防

U字トラップを外して詰まりを取り除いた後は、念のため水を流してみて、きちんと排水されるか、水漏れがないか確認してください。

また、今後の詰まり予防のために、定期的にパイプクリーナーを使用したり、髪の毛や石鹸カスが流れないように工夫したりすることをおすすめします。

もし、ご自身での作業に不安がある場合や、外しても詰まりが解消しない場合は、無理せず専門の業者に依頼することも考えてみてくださいね。

なんだ、誰でもやっぱり外せるではないか…

今回の場合、ハウスクリーニングの業者だったら、これくらいはスッとできるようになっていたほうがいいですね。

以上、作業レポートでした。

洗濯パンの排水の詰まりをケルヒャーで除去できました(仕事日記)

 

 

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