ウェットバキュームの吸いが悪い?ウェットスクイジーの接地が原因かも

駅構内のピロティのような場所の大規模な洗浄の際、汚水回収の時にウェットバキュームの吸い込みが悪くて、結構難儀でした。

因みに、場所は大阪市のJR環状線、新今宮駅のすぐそばの、世界の温泉スパワールドという施設のピロティです。

見ての通り結構広いです。

人通りが多いので、一定の区画をパイロンで囲って、洗剤水を塗布し、ポリッシャーを回し、ホースで水をかけて、ウエットバキュームで吸う流れで作業しています。

ところが、ウェットバキュームの吸い込みが悪いと、結構効率が落ちて作業に支障をきたしてしまう…

逆に吸い込みが良いと作業効率はグングン上がるわけです。

 

今日の作業で、なぜ、バキュームの吸い込みが悪いのか、原因が分かり、驚くほど吸い込みが良くなりました!

この記事では、そのことを書いてみたいと思います。ひょっとしたら同じことで困っている方にお役に立てるかも、と思ったからです。

 

では本題。

このような場合、まず原因として思いつくのは、バキュームの汚水が溜まるタンク内のモーターに至るアミアミの部分にゴミがつきまくっていることでしょう。

でも、今回の場合はそれが原因ではありません。まずそこをチェックするので…

ではなぜ?

当たり前の話ですが、ホースはキチンと付いている?

それもキチンとはまっているし、破損部分も見当たりません。

ではなぜ?

 

ここで、結論。

汚水を吸い込むために地面と接しているウェットスクイジーが、あまりにもピタッと地面につきすぎが原因でした。

あまりにもピタッと地面につきすぎているとどうなるか。

バキュームを前に走らせた時に、ウェットスクイジーが水を吸い込まずに、前に推しやってしまう、という意味のない現象が起きてしまうわけです。

とほほ…

 

では、どうすれば、解決するのか?

ちょっと力が必要ですよ。

写真をご覧ください。

赤い矢印と白い丸で示したバキューム本体についている、ウェットスクイジーをはめる部分に注目してください。何というか部品かわかりませんが…

写真では、ウェットスクイジーがついたままですが、それを外して本体についている黒い鉄の薄いパーツを、力ずくで心持ち上に剃り上げさせると解決します。

理由は、ウェットスクイジーと地面の接地が程よい加減になり、さっきとは異なり汚水を見る見る吸い上げるからです。

それで、汚水を前に押しやることは無くなりました!

これだけのことで嘘みたいに汚水を吸ってくれるようになった〜 感動。

 

でも、ポイントは力ずくで鉄を剃り上げさせることができる人がいるかどうかです。

私は力がないので無理でした。

今日は5人で作業しましたが、それができたのが一人だけ。

つまり、誰でもできることではないので、なかなか厄介です。

力を入れるコツ、ポイントがあるみたいですね。

なんか道具を使えば、うまいこと剃り上げさせることができるのでしょうか…

それができれば、貴重な情報になりますのでまたお伝えしたいと思います。

 

いうまでもなく、何事も問題の原因が正確にわかれば、あとはなんとかその原因を取り除けば解決するものです。

では、今回のことに関しては原因は正確につかめたので、次は誰でも簡単に取り除く方法を追求していきたい、と思いました。

何はともあれ、同様のことでお困りの方に少しでもお役に立てば幸いです。

では。

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