バスタブについた白い積層→キッチンペーパーとアルカリ洗剤でみるみる溶けた

今日のハウスクリーニング作業の現場は昨日内装作業が終わって、今日一日で仕上げなければならない1Kのハイツでした。

明日が入居日だったので…

まあ、こういうことってあるあるですよね。

 

しかしながら、お風呂場の石鹸カス汚れが積層になっていたので、ちょっと焦りました。

iPhoneで撮影したのですが、手ぶれでちょっとピントが悪くてすみません…

バスタブの内側も石鹸カスの積層の塊。

もちろん鏡も石鹸の積層。

右に写っているのが撮影者の私ですが、もはや鏡の役割を果たしていませんね。

もうちょっと全体を写せばこんな感じです。

この状態を見た時に、「うわ、これは手こずるぞ、しかも今日で仕上げないといけないのに…」と思うのも無理もないことではないでしょうか?

一夜でこのようになるわけではないので、前の入居者もだんだん気にならなくなるにでしょうね。笑 でも、退去の時にどれだけ汚くしているかに気付いてほしいものです。毎回の入浴後、シャワーで全体を十分に流せば、絶対にこんなことにはならないからです。

 

さて、作業者としての今後の自分のメンタル維持のために備忘録として書きますが、この汚れは見た目はすごいですが、意外と大したことはありません。水の成分のカルキ汚れが付着?固着?している方がよっぽど手こずります。

では、どうすればいいのか?

私が今日作業したつけ置きの様子をお伝えします。つけ置きの洗剤や方法は色々ありますのであくまで一案としてご覧ください。

 

これが、洗剤つけ置きの様子です。

まず、全体的に業務用の油取りのアルカリ洗剤をたっぷりスプレーで噴霧してその上からキッチンペーパーを載せ、さらにその上から洗剤を噴霧しました。

この写真は、30分ほど経過してからバスタブの方のキッチンペーパーを取ると、なんと石鹸カスが結構溶けているではないか!という状態です。

ということは、さらに洗剤を噴霧して、もう一度キッチンペーパーを上から押さえつければさらに汚れが取れるのでは?

そう思って、さらにそのようにして30分経過したところ、このようにだいぶ溶けてくれました。

うおお、、 本当に溶けている! キッチンペーパーの威力はすごい。

そして、

キッチンペーパーを全部剥いで、ホースで水を流しながら、100均で売っている焦げ取りスポンジで軽く擦るだけで、石鹸カスの積層はなくなりました。

100均の焦げ取りスポンジ→玄関や洗面の床を擦るのに超おすすめ

焦げ取りスポンジは硬いので、それで擦ると素材を傷めるのではないか、という声が聞こえてきそうですが、水を流しながら軽く撫でる程度なので傷はつきません。

バスタブの中もツヤが戻りました!

さっきのピンぼけの汚れでガサガサしたバスタブと比べると見事です。

これだけ落ちれば言うことありません。

まずは、アルカリ洗剤で落とせるだけ落としてから酸性洗剤を仕上げに使うという順序は正解でした。

 

 

それにしても石鹸カスの積層って見た目より大敵ではないんだ、とわかってとても嬉しいですね。

あれだけ、石鹸カスがこびりついていたので、念のため、壁の低いところとバスタブはこの後に酸性洗剤を塗布してメラミンスポンジで擦ったところ、ほぼ現状復帰できました。

風呂場の凸凹床に関しても、もう一度洗剤を噴霧して水を流しながら焦げ取りスポンジで縦横に10回ずつ擦ると溝に入った白いカスも全部とれましたね。

浴室の白い凸凹床は100均の焦げ取りスポンジでOK

これが作業後の写真です。

完全に乾燥してから、目を近づけて確認すると、溝に入り込んでいた白いカスが残っていたので、乾いたタオルで強く擦ると取れてくれました。よかった!

面倒ですが、水回りは完全に乾燥してからの最終確認がどうしても必要ですね。

さて、石鹸カスでくもりまくった鏡は苦戦した?

実は見た目ほど苦戦しませんでした。

石鹸カスの積層が膜を張っていたためか、カルキ汚れの付着?固着?がほとんどなかったからです。

そのことはあらためて別記事で書きたいと思います。

 

今日の作業について、同僚に報告して相談すると、このように言ってくれました。

うっひょ~!きったなあい!お疲れ様でした。最後はとてもきれいですね。素晴らしい。

わたしはお風呂が汚い時はとにかく汚れにオールスキッド(酸性洗剤)を手(もちろん手袋着用)でまんべんなく塗り付けて時間をおきます。しばらくおけば汚れはとても落ちやすくなります。
カランや化粧台、シャワーなどの金属部分は「目からうろこ」をスマート社の白タワシで擦るとみるみる取れます。もちろん鏡もそうします。

汚いお風呂はやはり20分くらいは余分にかかります。普通であれば1時間弱ですので、汚いと1時間15分くらいかかるでしょうか。
洗剤を効率的に使い、傷がつかない効果的なタワシ【板も】を使用することで時短につながると感じています。

今日は本当にお疲れ様でした。

///ここまで。

 

 

私はアルカリ洗剤とキッチンペーパーづけ、同僚は酸性洗剤づけの違いがありますが、いずれにしても作業前の下準備が効率のためには欠かせませんね。

網戸洗浄は流水前に是非下準備を!ハウスクリーニングのTips

 

ということで、風呂場の石鹸カス汚れはどんなに積層でも意外と大敵ではないということをわかっていただければ幸いです。

ただし、最初に洗剤で上手に溶かす必要があります。

という作業体験談でした。以上です。

風呂場の白い凸凹床→シャワーとチャンネルブラシで擦るのが最強!

 

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