エアコンの吹き出し口の奥にあるファン(シロッコファン)の汚れは、見るたびに気になりますよね。
「割り箸に綿棒や歯間ブラシをくくりつけて掃除する」という方法は、手軽な日常清掃として広く知られています。
実際、筆者自身も以前はこの方法でエアコンのきれいさを維持していました。
しかし、より効率的で根本的な清掃方法を知ったことで、今はそのやり方を卒業しています。
「割り箸綿棒での掃除は本当に効果があるのか?」
「今はどんな方法で掃除しているのか?」
本記事では、まず手軽な「割り箸綿棒掃除」の具体的なやり方と限界を解説します。そして、記事の後半では、筆者がなぜ「カバーとルーバーを外して年1回洗浄」に移行したのか、そして「ファン本体の取り外しを避けるべき重要な理由」も含めて、最新の結論をお伝えします。
ぜひ最後まで読んで、ご自宅のエアコンに最適な清掃方法を見つけてください。
はじめに
エアコンの吹き出し口のファンは、すぐに汚れてしまうことに気がつきます。汚れがひどくなりすぎると業者に分解洗浄を依頼するしかないかもしれませんが、できれば自分でなんとかしたいですね。
実は汚れがひどくなければ、自分で清掃できます!割り箸に綿棒をつけたものを用意すれば、エアコンのファンもある程度きれいになることに気付きました。
今回の記事ではその方法をお伝えします。
割り箸の先に綿棒をしっかりくくりつけて埃を除去する
まずは道具を用意しますが、100均ショップで専用のブラシが売っていることもあります。しかし、それだとルーバーを取り外さないとやりにくいので、ルーバーを外さなくても掃除できる道具を作りたいと思いました。
そこで考えたのが、割り箸に綿棒をしっかりくくりつけたものです。
- 割り箸の真ん中にくくりつけます(端につけるとシャカシャカしているうちにすぐずれるため)。
- 割り箸から突き出る綿棒の長さは5ミリぐらいが使いやすいと思います。
- 綿棒がなければ歯間ブラシでも代用可能です。
毎朝5:30〜6:00の涼しい時間帯に10分だけ頑張る
エアコンのファンを掃除するためには、当然エアコンの運転を止めなければなりません。夏の室内でエアコンなしで過ごせる時間帯は、日が上る前のわずかな時でしょう。個人的には朝5:30〜6:00をおすすめします。
ファンをのぞいて汚れが見えてこないうちに、先程作成した道具でシャカシャカと綿棒で擦ります。ファンの汚れが外から見えてきたら、もうこの方法ではどうにもなりません。そうなる前に(目で汚れが見えていないうちに)毎日、10分だけ時間をとって掃除します。
エアコンを使用する期間(7〜9月と冬場)だけの話なので、それほど面倒なことではないと思います。
割り箸につけるのは綿棒?歯間ブラシ?
汚れをよく吸っているのは明らかに綿棒です。ただ綿棒はすぐにぼろぼろと傷んできます。いちいち付け替えるのは面倒なので、両方併用していました。
繰り返しますが、この掃除の方法は汚れが溜まってからだと手遅れだと思いますので、汚れがひどくならないうちに是非!
終わりに(【重要】筆者の最新清掃法と結論の追記)
エアコンのファンは汚れがひどくなる前であれば、割り箸に綿棒か歯間ブラシをつけてシャカシャカこするだけである程度のきれいさを維持できると実感していました。
しかし、これはあくまで「ファンが目に見えて汚れてくる前の日常清掃」としての有効な方法です。
🌟 【筆者の現在の結論】今はカバーを外して年一回洗浄に移行しました
日常的な「シャカシャカ掃除」は、手間と時間の問題から卒業しました。その理由は、本体カバーとルーバーを外して年に一度しっかりと洗浄する方法に切り替えたからです。
- 手間からの解放: 年に一度の本格洗浄で済むため、日々の面倒な掃除が不要になりました。
- 清掃効果の向上: カバーを外すことで、手作業では届かないファンや熱交換器(アルミフィン)の奥のカビやホコリまで、専用のスプレーや高圧洗浄機(※自己責任で実施)で効果的に除去できるようになりました。
✨ カバーとルーバーを外す「簡単」なコツ
「カバーを外すなんて難しそう」と思われるかもしれませんが、メーカーや機種によって多少の違いはあれど、基本的に以下の点を押さえれば、比較的簡単に取り外せます。
まずはお手持ちのエアコンの取扱説明書を確認し、安全のため必ず電源プラグを抜いてから作業を始めてください。
⚠️ 【最重要注意点】ファン(シロッコファン)取り外しは絶対に避けるべき
カバーとルーバーを外すまでの分解は比較的簡単で、清掃効果も高まります。しかし、ファン本体を取り外すことだけは、専門家でない限り避けるべきです。
ファン外しを避けるべき理由:
- 再装着の難しさ: ファンはモーター軸に正確に取り付ける必要があり、ズレると大きな異音やエアコンの故障の原因になります。
- 内部部品の破損リスク: ファンの裏には、複雑な配線や電子部品(基盤など)があり、これらを傷つけるリスクが非常に高くなります。
ファンを取り外さなくても、カバーを外した状態であれば、洗浄剤などを吹き付けたり、細いブラシを使ったりすることで、大幅にきれいになります。無理な分解は避け、清掃可能な範囲で安全に行いましょう。
エアコンを業者を呼ばずに自分でなんとかしたい方に、この記事が参考になれば幸いです。
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