【注意】窓ガラスのレールで見落としやすい箇所 ハウスクリーニング

ハウスクリーニングの仕上がりで部屋全体を見渡した時に、ガラス面がピカッと光っていると演出効果で綺麗に見えます。

本題に入る前に、仕事経験からちょっとした裏技を過去に書いた記事を紹介。

ダイソーの風呂用スクレーパーで窓ガラス・鏡を超綺麗に!効率爆上がり

 

細かいことを気にしない依頼者なら、ガラス面さえピカッとして、レール周りも大体綺麗になっているな、という感じになれば普通は十分でしょう。

ですが、中には細かくチェックする入居者がいるのも現実。

それで、ハウスクリーニングの作業者として30年以上経過しましたが、最近仕上がり不十分でご指摘を受けた箇所がありましたので皆さんにもお伝えします。参考になれば幸いです。

 

では本題。

マンションについているガラスって意外に構造が複雑です。

気づきにくい溝や隙間や微妙な突起があり。

まずは、内側から見た箇所で、ガラスを閉め切った時に左右の縦レールを引っ掛けている部分の溝。(言語化しにくい)

つまりここ。

家の人は普通、ここまで掃除しません。

などで横から見ると、結構真っ黒!

ここを綺麗にすると、近くで見ても綺麗に見えます。

 

そしてよく似た箇所ですが、このような箇所に微妙な突起があり、長年の黒い汚れが固まって、素材が腐食してしまって、この黒いのは取れないですね。

写真ではわかりにくいですが、近くで見ると黒汚く見えます。

そして、外側の下の方にも微妙な突起があるためにそこに汚れが固まってしまう…

こんな感じに。

シルバー色のレールにちょっとでも黒い箇所があると、すっきりしないんですよね〜

入居者によっては、汚れが落ちてないじゃないかとご不満の声があります。

拡大するとこんな感じです。

やっぱり、汚れに見えるでしょうね…

これでも、傷がいくほどだいぶ擦りました。

これで、お気に召さないようでしたら新品に変えてください、と言いたくなりますが、ガラス部分のリフォームは下記の理由でとても難しいらしいです。

  • 長年の経過でフレーム枠に歪みがある
  • 施工費と資材そのものが高額すぎる

なので、キッチンや風呂場、洗面台などの水回りはリフォームで新しく入れ替えることができてもガラスサッシはたいていそのままです。

だから古汚い。

ここで結論を書きますが、申し訳ありませんが、ガラスサッシに関しては中古物件では多少黒く見えるのは我慢していただけるでしょうか…

腐食や固まった状態は清掃では綺麗に見せるにも限界があるので。

 

ということで、細かいことを言いましたが、

ガラスレールの微妙な溝や突起の黒汚い塊が綺麗にできるなら、他のハウスクリーニング業者と仕上がりに差をつけることができ、差別化になります。

関連記事→【プロでも気づいていない】ベランダガラスをホースで流すコツ(ハウスクリーニング)

では。

コメント

タイトルとURLをコピーしました