はじめに
この記事をご覧の方は清掃作業者の方はですよね?
オフィスの事務所のPタイルの床のポリッシャー洗浄とワックスがけ、あるいは駅構内などの床を高圧洗浄機で洗って、その後ウエットバキュームで汚水を回収するという作業をなさっているかと思います。
私も清掃作業に30年以上携わっており、主な現場は賃貸マンションのハウスクリーニングですが、時々社内のチームでそのような作業をすることがあります。
ハウスクリーニングを辞めたい!30年続いた自分が継続の秘訣をお伝えします
ウエットバキュームの吸いが悪いと作業効率がすごく悪いです。
言ってしまえば、そのような状態だと音がうるさい上に置く場所に結構困る、そんなことがストレスになりませんか?
今日の作業で、あれ?ウエットバキュームが吸わない?
なんで?
応急処置ですが、あっさり解決して吸うようになったので、作業日誌としてブログ記事にしました。
何事も問題の現象を把握して、原因を特定する必要があります。
今回の件もまさにそうですね。
原因の特定
マンションのエントランス部分の床をポリッシャー洗浄しました。
オートロック内の部分なので、汚水はウエットバキュームで回収するしかない…
ところが、ウエットバキュームを作動すると、音がうるさい割には全然吸ってないではないか、と気づきました。
これでは意味がない…
さて、原因追究だ〜 何が悪いのか。以前にも別の現場で起きたことを書きにように書きました。
ウェットバキュームの吸いが悪い?ウェットスクイジーの接地が原因かも
この時は、ウエットスクイージーが原因でした。ちょっと調整して若干改善されたかな、という程度でしたが…
ウエットバキュームは年数が経っていくうちに、買った当初の吸いが半減していくんですよね… 経験上修理に出してもそれはかわらない… まさに今は10年以上使っているのでそのような状態です。
ウエットスクイジーの地面との吸い付きや、タンクの中のモーターに水が入っていないかとか、ゴミが詰まっていないか… まずはそちらに目が向いてしまいます。
ですが、それが原因ではありませんでした。
ホースをたどっていくと、ボディーとの付け根のカーブのところが破れているではないか…
そりゃ吸わないはず。
応急処置の実行
これは部品交換しないといけないなあ、と思ってしまいましたが、
すでにポリッシャーで洗ってしまっていたので、その汚水だけでもなんとか回収しなければならない…
とりあえず、今あるもので試してみようと。
そこで、グリーンの養生テープがあったので、それで巻き付けました。
百聞は一見にしかず。こんな感じに。

ホースをまっすぐに伸ばしてから、10センチくらいの幅をできるだけ隙間が出ないようにに密着させるように巻き付けました。
それで、吸ってみると、それなりに吸ってくれました!
応急処置としては成功です!
嬉しかったですね。清掃だけでなく、機械のメンテナンススキルの学びになり、事故の応急処置ができたから。
応急処置の有効性
でも、あくまでも応急処置。
ウエットバキュームは吸いが勝負なので、いずれは部品を交換しなければならないでしょう。結構高いです。でも消耗品なので仕方がない…
しかしながら、応急処置とはいえ、養生テープ巻きでそこそこ吸うようになったので、手軽に誰でもできますし、うおっ、ホースに穴が空いたという場合でも、落ち着いてトライしてみることをおすすめしたいと思います。
まとめ
今回のことで思ったのは、ウエットバキュームのような機械はいつか不具合が出ることは間違いないので、そうなることがあることを覚悟しておく必要があるな、ということです。
そうすると、そうなったら時に焦らず落ち着いて対処できます。
吸わないという現象。
モーターは動いているのになぜ?
ウエットスクイジーの設置が悪い? それとも…
今回の場合はホースに穴が空いてました。
そうなると、どうにもならないのか…
いえ、養生テープでも一時凌ぎにはなりました。十分汚水を吸ってくれたからです。
というちょっとした仕事体験ですが、同じような状況に陥った人の参考になれば嬉しいです。
では。
追記すると、この日はこんなこともありました。仕事には色々ありますね。
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