昨日、スパワールドでピロティ洗浄の仕事をしていた時のことです。
私が少しトイレに行っている間に、海外から来られた方が同僚に英語で道を尋ねたそうです。
「新御堂筋へはどう行けばいいですか?」
同僚は「英語ができる人がいます」と私を呼んでくれました。
実は私は、英語がペラペラ話せるわけではありません。
それでも、頭の中でこんな英語を組み立てました。
Go down these stairs.
Turn right.
Walk about 100 meters.
You’ll see Don Quijote.
The entrance to the underground passage is next to Don Quijote.
(まずこの階段を降りてください。右に曲がります。100メートルほど歩くとドン・キホーテがあります。その横に地下通路への入り口があります。)
すると、その方は私の説明を理解して、
“Thank you!”
と笑顔で目的地へ向かって行かれました。
その瞬間、改めて感じたことがあります。
英語は、難しい単語や複雑な文法を知っていることより、「相手に伝えよう」という気持ちの方が大切なのかもしれません。
今回使った英語は、中学校で習うような単語ばかりです。
- go down
- turn right
- walk
- about
- next to
どれも特別な表現ではありません。
でも、それで十分伝わりました。
以前の私は、「もっと勉強してから話そう」と思っていました。
しかし最近は考え方が変わりました。
まずは知っている単語だけで話してみる。
足りなければ、身ぶりや指差しを使えばいい。
その積み重ねが、少しずつ「英語で伝えられた」という自信につながっていくのだと思います。
海外から来られた方の「Thank you!」という一言は、私にとって何よりうれしい勉強の成果でした。
英語は完璧でなくてもいい。
伝われば、それがコミュニケーション。
昨日は、そのことを改めて実感した一日でした。
もし会話が続いていたら…
今回は道案内だけで終わりましたが、もし相手がさらに質問していたら、こんな英語も使えたかもしれません。
“How long does it take?”(どれくらいかかりますか?)
そんな時は、
“About five minutes.”
(5分くらいです。)
あるいは、
“It’s very close.”
(とても近いですよ。)
と言えば十分伝わります。
もし入り口が分かりにくそうなら、
“It’s next to Don Quijote.”
(ドン・キホーテの横です。)
“You can’t miss it.”
(すぐ分かりますよ。)
と一言添えるだけで、相手も安心できるでしょう。
さらに別れ際には、
“Have a nice day!”
(良い一日を!)
と言えたら、気持ちよく見送れそうです。
こうして考えてみると、道案内に必要な英語は意外と限られています。
「難しい英文を作ろう」と思うより、「短い文をいくつか準備しておく」方が、実際の場面ではずっと役に立つように感じます。
昨日の出来事は、私自身にとっても、「中学校で習う英語でも、十分に人の役に立てる」ということを改めて教えてくれる経験になりました。

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