get through の意味と使い方|「通る」と訳しても一生わからない理由

get through を辞書で引くと、
「〜を通り抜ける」「〜を終える」と出てきます。

でも正直、こう思いませんか?

「結局どういう場面で使うの?」
「go through と何が違うの?」
「なんでネイティブはそんなに get through を使うの?」

その違和感、あなたの英語感覚は正常です。

なぜなら get through は、日本語の訳では絶対に理解できない表現だから。

この記事では、
get through の正体を「景色」で一気に腑に落とします。


結論から|get through は「大変だったけど、なんとか抜けた」

まず、答えを先に言います。

get through = 困難・面倒・重たいものを、なんとか最後までやり切る

ポイントはここ👇

  • 楽じゃない

  • 途中でやめたくなる

  • でも 向こう側に出た

この「感情の重み」こそが、get through の核心です。


単語は「訳」ではなく「景色」で覚えると、英語は動き出す

第1回でもお伝えしましたが、
英語は 訳で覚えると止まり、景色で覚えると動きます。

get through も同じです。


1. get through の正体|イメージは「狭い通路の突破」

頭の中に、こんな景色を思い浮かべてください。

  • 狭い

  • 暗い

  • 途中で引き返したくなる通路

  • でも、向こうに出口の光が見えている

そこを、
体をひねり、汗をかきながら、なんとか抜け出す。

これが get through です。

だから、get through が使われる場面は、だいたい決まっています。


2. よく使われる get through の典型シーン

① 試験・仕事・ノルマ

I got through the exam.
(大変だった試験を、なんとか乗り切った)

👉 ただ「終わった」ではありません。
精神的にも消耗したことがにじみます。


② 困難・トラブル・修羅場

We got through a difficult time.
(つらい時期を乗り越えた)

👉 「何もなかった」ではなく、
ちゃんとしんどかった


③ 大量の作業・タスク

I got through all the emails.
(大量のメールを処理し切った)

👉 面倒・集中力が要る、という前提が含まれます。


3. go through と get through の決定的な違い

ここは初心者が必ず混乱するポイントです。

go through

👉 プロセス・動作の描写

  • go through the tunnel

  • go through the process

「中を通る」という 動き に焦点があります。


get through

👉 結果+感情

  • get through the exam

  • get through hard times

「大変だったけど、抜け切った」という
到達点 に焦点があります。


ひとことで言うと

  • go through:通っている最中

  • get through:出てきたあとで深呼吸している状態

この差がわかると、英文が一気に生き生きします。


4. なぜネイティブは get through を多用するのか?

理由はシンプルです。

ネイティブは「結果」より「過程の重さ」を言いたいから。

日本語でも、

  • 「終わった」

  • 「やった」

だけでは足りない場面がありますよね。

「正直、きつかった」
「でも、なんとかやり切った」

そのニュアンスを、
短く・自然に出せるのが get through なんです。


5. まずはこの型を使おう|初心者向け鉄板フレーズ

「〇〇を乗り切った」と言いたいとき

get through + 困難 / 作業 / 時期

  • get through the day

  • get through the week

  • get through the project

これだけで、
can や finish ばかりの英語から卒業できます。


6. 発音と体感のコツ

発音はこうです👇
get thrúː

最後の th は、
前歯で下唇を軽く噛むのがコツ。

そして、第1回と同じく ジェスチャー

  • 片手で輪っか(通路)を作る

  • もう片方の手を ギュッ と通す

「楽じゃない感じ」を体で再現すると、
get through は一生忘れません。


まとめ|get through を使える人は、英語が一段深い

get through は、
きれいな英語ではありません。

でも、
現実を生きている英語です。

  • しんどい

  • 逃げたくなる

  • それでも向き合う

そんな場面を、
たった2語で語れるのが get through。

今日からはぜひ、
「終わった」ではなく
「get through した」 と言ってみてください。

あなたの英語は、確実に一段深くなります。

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