もう「どれ?」で迷わない!「Which of the 数字〜」マスターへの道

英語を話すとき、いつも”どれ?”で止まっちゃう現象、ありませんか?

特に「5つあるうちのどれ?」みたいな、具体的な数字がある場合、どう言えばいいか分からなくなるあの瞬間。

私の場合、仕事で相手に①〜⑤の中で担当できそうなところがありますか、と言いたい時がありました。スケジュール表の穴埋めです。

でも、もう大丈夫!

先日教えてもらった”Which of the 数字〜”を練習したら、頭の中にスッと入ってきました。

「数字」の部分は、4つでも6つでも7つでもそこに該当する数字を入れればいいだけです。今回はこのフレーズの活用方法を書いていきます。

これからは、そういう時に”Which of the five…?”って堂々と言えるようになります。それで、このフレーズをマスターしただけで、なんか英語力がぐっと上がった気がしました(笑)。

ということを英語学習者目線でひたすら書いています。このようなことでお困りのようでしたらお付き合いください。

ちなみにさっきはこんなことを書きました。

「ごめんね」の後の英語、使い分けてる?本当の「許し」を伝える英会話

では本題。

どんな場面でも使える!「Which of the 数字〜」

 

このフレーズのすごいところは、どんな場面でも使えること。

私が仕事で実際に起きたのは次のように言いたい時。

仕事で「5項目の中で、担当できそうなものありますか?

スケジュール表を計画していきます。

①〜⑤ の箇所が空欄。そこに担当者を埋めていきたいわけです。

英語でどのように聞いたらいいの?

シンプルに聞くなら、

“Which of the five items can you handle?”

①〜⑤をはっきり言わなくていいなら、下記のように言えます。

  • Which one of these do you think you can handle?
  • Which of these tasks can you take on?

※補足  handle とtake onのニュアンスの違いは?

handle のニュアンス

「handle」は、「(何かを)うまく処理する」「対応する」というニュアンスが強いです。特に、困難な状況や責任を「うまくこなせるか」「対応できるか」といった能力に焦点が当たります。

  • You can handle this.
    (君ならこれをうまく処理できるよ。)
  • I can handle the pressure.
    (私はそのプレッシャーに対応できます。)

「handle」は、すでに始まっているタスクや問題に対して使われることが多いです。

take on のニュアンス

「take on」は、「(新しい責任や仕事を)引き受ける」「担う」というニュアンスが強いです。まだ始まっていないタスクや責任を、これから自ら進んで引き受けるという意思を示します。

  • I’d like to take on that project.
    (私がそのプロジェクトを引き受けたいです。)
  • She took on too much work.
    (彼女はたくさんの仕事を抱え込みすぎた。)

「take on」は、新しい役割や追加の負担を引き受ける時に使われることが多く、積極的な行動を伴います。

まとめると、

  • handle:すでに存在しているものに対して、「うまく処理する」「対応する」能力を示す。
  • take on:これから始まる新しいものに対して、「引き受ける」「担う」という積極的な意志を示す。

この知識も必要ですね。

①〜⑤を明確にしつつ表現をちょっと変えてみたいなら次のようにも言えます。

  • Which of these five items looks doable for you?
  • Out of these five options, which one do you think you can take charge of?

※補足 look doable は sound doable と同様にできそうを意味していますね。

この二つなら前者の方が簡単で口語的でしょう。

友達とオンラインゲームをする時に「3つのコースのうち、どれがいい?」

このようにと聞くなら、“Which of the three courses should we play?”

should といえば、「すべき」という印象がこびりついているのではないでしょうか…

英語マスターするためには柔軟さが必要。

should は下記のように使われることも結構あります。

推量・可能性

この場合、「〜だろう」「〜のはずだ」という、確信度の高い推量を表します。この意味で使われる場合、「〜すべき」と訳すと不自然になります。

  • The package should arrive by tomorrow. (その荷物は明日までに到着するはずだ。)
  • It should be easy to find. (見つけるのは簡単のはずだ。)

 

◆提案・依頼

この場合、「〜したらどうだろうか」という、相手への提案や依頼を柔らかく伝えるニュアンスになります。

  • Should I open the window? (窓を開けましょうか?)
  • What should we do now? (今、私たちは何をしたらいいだろうか?)

このように、「should」は文脈によって様々な意味を持つので、単純に「すべき」と訳すのではなく、その場の状況や話者の意図を読み取ることが重要です。

逆に、〜だろう 〜はず 〜しようか(提案)の時には使えますね。実に幅広い。

 

「今日の晩ご飯、4つの候補のうち、どれにする?」

家族と夕食のメニューを決める時にと聞くなら、こう言えます。

“Which of the four dinner options are you in the mood for?”

in the mood forって、want to とちょっとニュアンスが違うのかな…

「in the mood for 〜」は「〜したい気分だ」「〜する気になっている」というニュアンスで使われる口語表現。

このフレーズは、特定の行動や物を楽しむための、その時の感情や気分を表すときに使います。

単に「~したい」という事実だけでなく、「〜な気分になっている」という心境を表現するのがポイント。

例文をあげると、

  • I’m in the mood for some ice cream. (アイスクリームが食べたい気分だな。)
  • I’m not in the mood to go out tonight. (今夜は出かける気分じゃないんだ。)
  • What are you in the mood for? (何がしたい気分?/何をしたい?)

want toとどう違うのか?

「want to」も「~したい」という意味ですが、単純に欲求を述べる時に使います。

  • I want to eat ice cream. (アイスクリームが食べたい。)
  • I’m in the mood for ice cream. (アイスクリームを食べたい気分だ。)

このように、「in the mood for」を使うと、よりそのような気分だという英語らしい自然な響きになります。

では全体をまとめます。

まとめ

こんな感じで、仕事でもプライベートでも、選択肢が具体的な数字で示せる場面なら、なんでも使えるんです。

ここで詳細を繰り返すことは割愛します。

もう「Which of the〜?」に続く言葉で悩まなくていいと思うと、嬉しすぎます!

項目やオプションの数字にこだわらなければ、シンプルに「Which one?」や「Which one of these?」を覚えておくと便利です。

ということで学習レポートは以上です。

「No」ばっかり言ってない?ネイティブは「without」をこう使う!

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