「No」ばっかり言ってない?ネイティブは「without」をこう使う!

英語で「〜なし」って言いたい時、つい「No」を使っちゃっていることはありませんか?

もちろん間違いじゃないけど、それだけじゃもったいない…

実は、もっといろんな場面で使えるのが without

考えてみるとこの単語は基本中の基本ですよね。でも意外と使いこなせていないのが現状のようです。

これをマスターすれば、英語表現は一気にネイティブっぽくなること間違いなし。

今日は、その秘密をこっそり教えちゃいます!

と書きましたが、私自身も英語学習者。

毎日学んだことをブログに書いています。

ちなみにさっきはこんなこと書きました。

「だから」の英語、ネイティブっぽい使い分け! thereforeとaccordinglyの違い

 

では本題。

3つのシチュエーションに分けて書いていきます。

1. 「〜なしで」【モノ編】

 

これは一番簡単かも。

何かを持ってない時や、何かを抜いてほしい時に使えるから。

  • I can’t go to the store without my wallet.
    • (財布なしじゃお店に行けないよ。)
  • Can I get a coffee without sugar?
    • (お砂糖なしでコーヒーください。)

日本語では〜なしで、という感じかな。

 

2. 「〜せずに」【行動編】

 

何かをやるべきなのに、それをやらずに行動しちゃった、みたいなときにピッタリ。

  • He left without saying goodbye.
    • (彼はさよならも言わずに帰っちゃったんだ。)
  • I answered the question without thinking.
    • (考えずに質問に答えちゃった。)

これも〜なしでと同じほど簡単。〜せずにと覚えればいいだけだから。

 

3. 「〜を伴わずに」【感情・状態編】

この使い方がマスターできれば、ワンランク以上アップですね。

ちょっと頭を使うから。

「英語は好き、だけど脳が疲れる…」疲労と上手に付き合うヒント

感情とか、何かの状態が全然なかった、というのを伝えたいときにも使えます。

  • He spoke without any emotion.
    • (彼は何の感情もこめずに話してた。)
  • I finished the project without any problems.
    • (問題なくプロジェクトを終えられたよ。)
  • She accepted the news without a word.
    • (彼女は一言も言わずにその知らせを受け入れた。)
  • They looked at me without a smile.
    • (彼らは私を笑顔一つ見せずに見ていた。)
  • I answered him without any hesitation.
    • (私は少しもためらうことなく彼に答えた。)
  • She faced the difficult situation without fear.
    • (彼女は恐れることなく、その困難な状況に立ち向かった。)

この部分はできるだけたくさんの感情表現に慣れるのが早いです。

このように例を挙げていくと、感情、問題、笑顔、ためらい、恐れなどもっといっぱいあります。

もし、ためらう、hesitateに馴染みがなければ、thinking を使えます。

このフレーズは、ためらいや迷いがなく、直感的に、あるいはすぐに行動したことを表します。

例文で比較してみましょう。

  • I answered him without any hesitation. (ためらうことなく彼に答えた。)
  • I answered him without thinking. (考えずに彼に答えた。)

without hesitation が「ためらいや迷いがない」という精神的な状態を強調するのに対し、without thinking は「考えるというプロセスを飛ばした」という行動の速さ無意識さを強調するニュアンスがあります。

文脈によっては without thinking の方がよりシンプルで自然な場合も多いです。

話し言葉ではできるだけ簡単な単語を使いましょう。

ということでまとめに入ります。

まとめ

どうでした?

without って、本当に万能!

モノ、行動、感情…いろんな「ない」を表現できます。

「No」は「存在しないこと」「without」は「〜なしで行動することや状態」

この違いを意識して、これからはぜひ without を使ってみてください。

きっと、もっと英語を話すのが楽しくなるはず!

今日の学習レポートは以上です。

「確認」の英語、After checking だけじゃない3つの表現のニュアンスの違い

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