今度、海外からのゲストも交えた立食パーティーを企画しています。
英語でのコミュニケーションに不安があったので、最近話題の翻訳アプリを使って7人で練習してみました。
使ってみてわかったのですが、「ただアプリに話しかけるだけ」では、思ったように会話が進まないんです。
実際にゲストと会う前に練習しておいて本当に良かったですね。現時点では練習中ですが、色々と気づきがあったので。
今回は、僕が練習中に気づいた「翻訳アプリを使いこなすための3つのポイント」をご紹介します。
というような英語学習について毎日ブログに書いています。
ちなみに昨日はこんなことを書きました。
「慣れる」は「be used to」だけじゃない!ネイティブが使う自然な表現3選
では本題。
1. アプリは「話すコツ」を掴むのが鍵
翻訳アプリは高性能ですが、僕たちが普段話すように「えーっと」「あのー」といった間投詞や、早口で話すと、うまく聞き取ってくれません。
アプリがしっかり聞き取れるように、少し工夫が必要です。
- 1文ずつ、短く区切って話す
- 周りが静かな場所で使う
- ハッキリと、ゆっくりめに話す
最初は面倒に感じるかもしれませんが、慣れてくると自然にできるようになります。
結論をまとめるとこのようになりますが、7人も集まると色々なことがわかります。
スマホの翻訳アプリに使い慣れているかいないかで本当に差が歴然としました。
ちなみに使ったアプリはGoogle翻訳さん。これが一番いいのかなあ、と。
お代わりは? 遠慮なく食べて! アイスもどう? 手洗いはどこ? これ思ったより美味しい。 結構激辛。
などの、言葉は結構自然な英語に瞬時に翻訳して音声に出してくれました。私がヒアリングした印象では、間違いなく伝わる英語だったので。
「お前、役立つなあ」「結構賢いやん」「助かったわ〜」と砕けて言ってもまともな英語を出してくれました。音声に出なくてもさっとスマホを見せるという手もあります。
話す方は翻訳アプリで心配ないですね。多少砕けても簡単に短く言えばいい。
相手の言うことを聞く方は難しいかも。
なぜなら、アプリは完璧ではないので。
2. アプリは「完璧な通訳」ではない
アプリが完璧に翻訳してくれると思うとそれは間違い。実際はそうではありませんでした。
テキストならある程度期待できますが、音声の方はちょっと劣る印象です。
特に、日本語特有のあいまいな表現や、慣用句はうまく伝わらないことも。
例えば、「お疲れ様です」は、状況によって様々な意味を持つので、アプリの翻訳だけでは真意が伝わりにくい…
ここがポイント。日本人が普通に言っていることでも、外国人はそのような習慣がない表現も結構あり… その見極めに慣れるために使いこなす必要があるのです。
パーティーで使うなら、「良い一日を」や「ありがとうございました」など、シンプルで明確な言葉を選ぶことが重要だと気づきました。
固有名に関してもメジャーな名前は音声でも一発。
しかしながら、「永村さん」と音声で入力すると、アプリは「中村さん」と認識する、何度言ってもそうでした。そんなのがいっぱいありますね。
翻訳アプリは、あくまで会話のサポートツール。
完璧な翻訳を期待するのではなく、「自分が何を伝えたいか」を明確にすることが、コミュニケーションを円滑にする秘訣だと感じました。
3. 大切なのは「伝えようとする気持ち」
一番の発見はこれです。
練習中、アプリがうまく作動しなかったり、変な翻訳になったりして、何度も会話が途切れてしまいました。
しかし、そんな時でも、ジェスチャーを交えたり、簡単な単語を並べたりするうちに、不思議と相手に意図が伝わる瞬間がありました。
翻訳アプリはとても便利ですが、それだけに頼るのではなく、「相手に自分の気持ちを伝えたい!」という熱意が何よりも大切。
そこに気づくと、ワンランクもツーランクもアップします。
相手の言うことがわからなければ、どうすればいいかもまとめます。
聞き取りの精度を上げるためのヒント
- 相手に「ゆっくり話してください」と伝える
- シンプルに「Could you speak a little slower, please?」と伝えてみる。そうすることで相手はあなたのことを気遣いながら話してくれますし、アプリも聞き取りやすくなります。
- 聞き取りやすい場所に移動する
- 騒がしい場所から、少し離れた静かな場所に移動してみる。そのために「Let’s move to a quieter place.」と提案するだけで、スムーズに会話を続けることができます。
- ジェスチャーや表情を最大限に活用する
- 相手の表情やジェスチャーをよく見て、何を伝えたいのかを理解しようと努める。「ああ、そういうことか!」と理解できたら、笑顔で頷いたり、「I see!」と返事をしたりすると、相手も安心してくれます。
- アプリは「全体像を掴むツール」と割り切る
- アプリの翻訳は、完璧な文章ではなく、単語や文脈のヒントを得るためのものだと考える。たとえアプリの翻訳が不完全でも、相手のジェスチャーや表情と合わせて「〇〇について話しているんだな」という全体像を掴むことができれば、十分なコミュニケーションがとれます。
ということで全体をまとめます。
まとめ
アプリに話す時のコツは、
- 1文ずつ、短く区切って話す
- 周りが静かな場所で使う
- ハッキリと、ゆっくりめに話す
そして、アプリは完璧通訳ツールではないと考えること。
一番大事なのは伝えたいという気持ち。
聞き取り精度も上げることはできます。それは話す時と同じ原則ですね。
パーティーでは、相手もあなたとの会話を楽しみたいと思っています。
完璧な会話を目指すのではなく、お互いが理解しようと努める姿勢が何よりも大切です。
きっと、アプリの力を借りながら、素晴らしい交流ができること間違いなしです。
学習レポートは以上です。
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