be supposed to を見るたび、
こんな日本語が頭に浮かいませんか?
-
〜するはず
-
〜することになっている
意味は分かる。
でも、
-
義務なのか?
-
期待なのか?
-
命令なのか?
境界があいまいで、
使うのが怖い表現でもあります。
理由はシンプル。
これもまた、
訳語から入っているからです。
結論:be supposed to は「人を役割に固定する」
まず結論です。
be supposed to =
社会的・文脈的に
その役割に固定されている状態
ポイントは
👉 個人の意志ではない
👉 その場の「期待」や「前提」
誰かがガシッと命令しているわけでもない。
でも、
そこから外れると違和感が出る。
それが be supposed to です。
1. なぜ「should」や「must」と違うのか
must
-
強制
-
逃げ場がない
-
命令に近い
should
-
助言
-
主観が混じる
-
やった方がいい
be supposed to
-
役割・立場・流れ
-
空気・前提
-
そうなっているはず
👉 責任の所在が「個人」ではなく「状況」
2. be supposed to の典型イメージ
例
You are supposed to wear a uniform here.
(ここでは制服を着ることになっている)
これは
「今すぐ着ろ!」ではありません。
-
この職場では
-
この立場では
👉 制服を着ている役割に固定されている
だから
着ていないと
「え?」となる。
3. 清掃現場でのリアルな be supposed to
シチュエーション①:役割の再確認
責任者
You’re supposed to check the restrooms before leaving.
(帰る前にトイレを確認する役割だよね)
ここで言っているのは、
-
今日は忙しいとか
-
忘れたとか
ではなく、
👉 その仕事に就いた時点での前提
シチュエーション②:軽い注意
責任者
We’re supposed to keep this area quiet.
(ここは静かに保つ想定だよ)
-
命令ではない
-
でも、放置もできない
👉 場の役割への固定
4. be supposed to は「ズレ」を指摘する英語
be supposed to が使われる場面の多くは、
現実とのズレがあるときです。
例
The train was supposed to arrive at 9.
(電車は9時に着くはずだった)
👉 でも、遅れている。
この表現が出た瞬間、
-
予定
-
想定
-
期待
そこに固定されていたはずの未来
が浮かびます。
5. Hold シリーズで一気に整理する
ここまで来たら、
もう一本の線で見えます。
-
Hold:人・責任を固定
-
Keep:状態を放さない
-
Maintain:管理して維持
-
Either / Neither:選択を固定
-
Be supposed to:役割・前提に固定
👉 全部「固定」
違うのは
固定している対象だけ。
▼この内容の土台となった記事はこれです。
「持つ」だけじゃない! Holdの意味を「逃がさない」でイメージすれば全て解決
6. よくある誤解が消える例
❌
You must be here at 8.
(命令・強制)
⭕
You’re supposed to be here at 8.
(この役割なら8時が前提)
❌
You should know this.
(主観的・少し上から)
⭕
You’re supposed to know this.
(その立場なら当然という固定)
👉 冷たいが、論理的
おわりに:英語は「役割の言語」
be supposed to を
「やらなきゃいけない」
と覚える必要はありません。
考えるべきは、ただ一つ。
この人は、どんな役割に固定されているのか?
それが見えたとき、
be supposed to は
責任・期待・前提を静かに伝える便利な道具になります。
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