こんにちは!
今日のブログでは、似ているようで全く違う「だから」の英語表現、thereforeとaccordinglyについてお話しします。
学校で習うけれど、いざ使おうとすると「あれ、どっちだっけ?」となりがちですよね。
でも、この違いを知るだけで、自分のの英語はグッとネイティブらしくなります!
ということに気づくたびに投稿している英語学習者です。
英語に興味があってこの記事に辿り着いたと思いますが、必ずしもプロから学ぶ必要はないですよね。幼稚園の子供が自然に喋れるようになるのと同様に。
今回は「だから」の簡単な使い分けについて書いていきます。
ちなみに前回はこんなことを書きました。
「確認」の英語、After checking だけじゃない3つの表現のニュアンスの違い
これも初心者でもわかるような簡単な内容です。
というわけで本題。
therefore:論理の結論「だから、こうなんだ」
thereforeは、数学の証明や学術的な文章など、「論理的な結論」を導くときに使います。
こういうと難しく聞こえるかもしれませんが、シンプルに言うと、「Aという理由がある。だから、Bという結論になる」という関係。
それでも難しければ例文で理解。ニュアンスとしては厳密でフォーマルな感じかな。
I didn’t study for the test. Therefore, I failed.
(テスト勉強をしなかった。だから、不合格だった。)
この場合、「勉強しなかった」という事実から、「不合格」という論理的な結果が導かれています。これは変えようのない事実。
これを論理って言っているんですね。簡単に言えば理由とも言えるのですが、厳密に言えば論理が正解ですね。それは次の単語と比べればわかります。
ではaccordinglyについて
accordingly:状況に応じた行動「だから、こう対応した」
一方、accordinglyは、「ある状況や事実に合わせて、適切に行動した」というニュアンスで使います。
先ほどと同じように言えば、「Aという状況がある。だから、それに合わせてBという行動をとった」という関係。
ニュアンスにするなら状況への「対応」というイメージかな。
例文で理解。
It started raining unexpectedly. Accordingly, we moved our party indoors.
(予期せず雨が降り始めた。だから、私たちはパーティーを屋内に移動した。)
この場合、「雨が降ってきた」という状況に応じて、「屋内に移動する」という対応をとっています。
この場合、理由とは言えますが、論理とは言えませんよね…あくまでも状況という理由ゆえにですが、論理という理由ではない。
この表現で言いたいことがご理解いただけたかしら… 笑
ではまとめますね。
まとめ:2つの「だから」の使い分け
この違いは、繰り返しますが。「客観的な結論」と「状況に応じた対応」で考えるとわかりやすいです。
シンプルに箇条書きすると、
- therefore 論理的な結論 論文、数学、硬い文章
- accordingly 状況への対応 ビジネス、報告、説明
となります。
ですが、会話を習得したい方へ
「だから」と接続したいときに普段の会話では、もっとカジュアルなsoやbecauseを使うのが一般的です。
ですが、therefore とaccordinglyの2つの単語の使い分けをマスターすれば、英語表現はもっと豊かで正確になります。
ぜひ、次からは「論理的な結論かな?」「それとも状況への対応かな?」と考えて、使い分けてみてくださいね!
今日の学習レポートは以上です。

コメント