異文化交流は楽しい!でも、会話が途切れる瞬間、ありませんか?
私の場合、先日レユニオン島からのゲストとの会話で、まさにその壁に直面しました。それは、「82万人」のような大きな数字や、「ルガイユ・ソーセージ」 といった異国の料理名を、瞬時に聞き取れないという致命的な課題。
英語の知識があっても、この「瞬発力」がないと、せっかくの会話が盛り上がりません。
そこで今回は、私が実践している「外国人の『大きな数字』と『食の名』を瞬時に理解し、即座に質問で返す」ための具体的なトレーニング法をご紹介します。英語のプロではない、ごく普通の学習者目線で、実戦的なスキルアップを目指しましょう!
※このような英語学習記録を毎日投稿しています。さっきはこんなことを書きました。もしよかったらご覧ください。
【第一人者】を意味する「foremost」で会話力が劇的アップ!知的に響く上級者の使い方
【1】「82万人の壁」を突破せよ!大きな数字の聞き取りと発音練習
レユニオン島の人口は「82万人」でした。
これを英語で聞くと、皆さんはすぐに頭の中で「」と変換し、そして英語で「Eight hundred twenty thousand」と理解できますか?
日本語と英語では、数字の区切り方が違います。
ここが、私たちがフリーズしてしまう最大の原因です。
トレーニングの目標は、「 (千) と (百万) を軸に考えるクセをつける」ことです。
1.1 3桁区切り(カンマ)を意識する
英語の大きな数字は、カンマ(,)で区切られた3桁ごとに単位が変わります。
- thousand (サウザンド)
- million (ミリオン)
私たちが聞きたい「82万人」は です。
これは「820 (八百二十) の thousand」と読むのが基本。
1.2 練習ドリル:数字の音読
ぜひ声に出して、3秒以内に言えるか試してください。
- Fifteen thousand
- Three hundred fifty thousand
- One point two million または One million two hundred thousand
この音読を繰り返すことで、相手が数字を言った瞬間に「あ、thousand だな」という単位が耳に飛び込んでくるようになります。
【2】食の名を直接聞き取れ!固有名詞と頻出単語の壁
次に難しかったのが、レユニオン島の現地料理名です。
「Rougail Saucisse(ルガイユ・ソーセージ)」や、フランス語由来の単語は、知っていないと絶対に聞き取れません。
ここで必要なのは、完璧な発音を求めるのではなく、「聞き取れる耳」と「説明できる準備」です。
2.1 必須単語の発音を身体に入れる
料理の話題で必須なのに、発音に苦戦しがちな単語を復習しましょう。特に今回、私が確認したのがこの2つ。
| 単語 | 意味 | カタカナ表記 | 発音のポイント |
| ingredient | 材料、原料 | イン・グリー・ディ・エント | 「グリー」にアクセントを置いて、しっかり発音しましょう。 |
| favorite | お気に入りの | フェイ・ヴァ・リト | 最初の「フェイ」を強く!速い会話では「ヴァ」は曖昧に聞こえがちです。 |
これらの単語がスムーズに言えると、相手の固有名詞を指して「What ingredient is in the Rougail Saucisse?」と、すぐに質問で返せるようになります。
2.2 異国の名前に臆せず、まずは音を真似る
Rougail Saucisse のように、聞き慣れない名前が出たら、恥ずかしがらずにすぐに真似て繰り返しましょう。
- 相手: “You must try Rougail Saucisse.”
- 自分: “Rougail Saucisse? That sounds interesting! What’s in it?“
聞き取れなくても、音を繰り返すことで相手は「この名前を言っている」と認識してくれますし、こちらが質問に繋げるまでの時間稼ぎにもなります。
英語の瞬発力を高める豆知識:ネイティブは音をつなげる!
外国人との会話でよく使う便利なフレーズ「What’s in it?(何が入っているの?)」
実はこれも、瞬発力トレーニングの絶好の教材です!
ネイティブが話すとき、「ワット・イズ・イン・イット」と区切って話すことはまずありません。彼らは音をつなげて話す(リエゾン)のが得意です。
【音のつながり】
What's(ワッツ)inとitがつながって イニット
つまり、聞くときは**「ワッツ・イニット?」** という、まるで一つの単語のような音の塊として聞こえます。
このように「音の塊」で覚えることが、あなたの聞き取りと瞬発力を一気に向上させるカギですよ!
【3】会話が続く秘訣!瞬発の「共感」と「質問」トレーニング
瞬発力とは、難しい単語力よりも、聞いた情報に対する反応のスピードです。プロではない私たちでも、これは練習で必ず伸びます。
会話が途切れるのを防ぐために、「共感フレーズ 質問フレーズ」 の流れをルーティン化しましょう。
3.1 瞬発で返す!共感の定型フレーズ
相手の情報を聞いたら、まずは秒以内に感情を乗せて返します。
| 相手の発言 | 共感フレーズ | 意味 |
| 「島には山と海があります。」 | That sounds amazing! | (素晴らしいですね!) |
| 「物価は少し高めです。」 | Oh, really? That’s good to know. | (そうなんですね?知れて良かったです。) |
| 「仕事はバニラ産業が有名です。」 | I had no idea! / Wow, vanilla! | (知らなかったです!/ わあ、バニラ!) |
3.2 瞬発で繋げる!会話を掘り下げる質問
共感の後に、すかさず質問を投げかけます。
質問はシンプルに、「誰が (Who)」「何を (What)」「どこで (Where)」「どうして (Why)」 を意識するだけでOKです。
- (共感)That sounds interesting! (質問)What is the biggest difference between the summer and winter?
- (共感)Wow, a vanilla industry! (質問)What kind of products do they make?
共感 質問 のセットを、ぜひ口に出して 回ずつ練習してみてください。これが、会話を途切れさせない最強のスキルになります。
まとめ:アプリなし英会話への第一歩
レユニオン島からのゲストとの交流は、私にとって最高の英会話実戦トレーニングになりました。
「大きな数字」 を聞き取る 桁区切りの意識、「固有名詞」 への臆さないリアクション、そして**「共感 質問」** の瞬発ルーティン。
これらはすべて、特別な才能や高価なアプリなしで、今すぐ始められるトレーニングです。
私たち英語学習者でも、この**「瞬発力」** を身につければ、どこの国から来たゲストとも、より深く、より自然な会話を楽しめるようになります。
次に誰かと英語で話す機会があったら、ぜひこのトレーニングを思い出してください!
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