日本語の学習者や、日本文化に興味がある外国人にとって、「一字一句、ローマ字でふりがなをつける」という作業は非常に役立ちますよね。
おそらく彼らには日本語にローマ字でふりがなをつけるしか発音のしようがないですね。
私自身、時々そのような機会があります。そのこと自体は簡単なことです。だって、日本文の上にローマ字ふりがなをつけるだけだから…
でも次のことは結構難しい…
この日本語、つまり、「一字一句」「ふりがなをつける」を英語でどう表現すればいいか?です。
それで、いくつかの英語表現とそのニュアンスをご紹介します。
というようなことをひたすらブログ記事に書いている英語学習者です。せっかく学んだことはアウトプットしないともったいないので… それに同じような誰かに役立つかもしれないから。
ちなみにさっきはこんなことを書きました。
「Struggle」を使いこなして、「頑張っている」を豊かに表現する方法
では本題。
一つ目はこれです。ちょっと難しく聞こえるかも…
1. Character-by-character Romanization with furigana
これは最も一般的で正確な表現。
「character-by-character」は「文字ごとに」を意味し、「Romanization」は「ローマ字化」を指します。
「with furigana」を付け加えることで、ローマ字だけでなくふりがなも併記されていることが明確に伝わります。
例:
- “I want to create a document with character-by-character Romanization with furigana.” (一字一句、ローマ字でふりがなをつけた資料を作りたいです。)
- “This textbook provides character-by-character Romanization with furigana for every Japanese word.” (この教科書は、すべての日本語に一字一句ローマ字でふりがなをつけています。)
2つ目は、ある程度柔軟な発想で表現する楽しさがあります。
それはこれです。
2. One-to-one Romanization with pronunciation guides
より技術的で丁寧な表現をしたい場合は、「one-to-one」という言葉を使うことが普通ですね。
これは「一対一」を意味し、日本語の一文字に対してローマ字が一対一で対応していることを示します。
「pronunciation guides」は「発音ガイド」で、「ふりがな」を分かりやすく説明する際に使えます。そう!ここが頭を使うところ。 発音ガイドという発想で英語に置き換えているからです。
例:
- “Can you add one-to-one Romanization with pronunciation guides to this text?” (この文章に一対一でローマ字の発音ガイドを追加してもらえますか?)
3番目はシンプルにいきまs。
3. Adding Romanized pronunciation to each character
よりシンプルに説明したい場合は、この表現が便利。
「each character」は「それぞれの文字」を意味し、直感的に伝わりやすい表現だからです。
例:
- “This app is great for learning because it’s adding Romanized pronunciation to each character.” (このアプリは、それぞれの文字にローマ字の発音をつけてくれるので、学習にとても良いです。)
覚えておきたいキーフレーズ
「一字一句」とか「ふりがなをつける」などと英語にしたい場合に覚えておきたいフレーズは下記の通りです。
- Romanization: ローマ字化
- Furigana: ふりがな (英語でもそのまま使われることが多いです)
- Pronunciation guide: 発音ガイド
- Character-by-character: 一字一句、文字ごとに
- Word-for-word: 逐語的に、一語一句
これらの表現を使い分けることで、より正確に、そして状況に応じた英語で「一字一句、ローマ字でふりがなをつける」を伝えることができます。
ところで「一字一句」は次の3つのフレーズを覚えておくと便利です。
一字一句の3つのフレーズ
One by one
「ひとつずつ」「一人ずつ」など、個別に何かを扱うニュアンスで最も広く使われます。
- Please read the instructions one by one.
- 説明書を一つずつ読んでください。
- The teacher checked the students’ papers one by one.
- 先生は生徒の答案を一人ずつチェックした。
- We need to address these issues one by one.
- これらの問題を一つずつ解決していく必要があります。
Word for word
誰かの言葉を「一字一句違わずに」「逐語的に」引用する際に使われます。
- He repeated my words word for word.
- 彼は私の言葉を一言一句違わずに繰り返した。
- I remember her speech word for word.
- 彼女のスピーチを一語一句覚えている。
- This translation is not word for word, but it captures the meaning well.
- この翻訳は逐語的ではないが、意味はよく捉えている。
Character by character
文字や記号を「一つずつ」「文字ごとに」確認したり、入力したりするような、より厳密な文脈で使われます。
- You need to enter the password character by character.
- パスワードは一文字ずつ入力する必要があります。
- The program checks the data character by character for errors.
- そのプログラムは、データに誤りがないか一文字ずつ確認する。
- I’m proofreading the document character by character to catch any typos.
- 誤字を見つけ出すために、書類を一文字ずつ校正しています。
この中では、one by one が日常会話で汎用性が高そうですね。
では全体の内容をまとめます。
まとめ
「一字一句」については、これら3つの表現はどれも日常会話でよく使われます。
- one by one “Let’s go into the store one by one.” (お店に一人ずつ入ろう。)のように、行動を順番に行うときに使います。
- word for word “I told him what you said, word for word.” (君が言ったことを一言一句そのまま彼に伝えたよ。)のように、伝言や引用を正確に伝えたいときに役立ちます。
- character by character “I had to type out the long URL character by character.” (その長いURLを、一文字ずつ手で入力しなくちゃいけなかった。)のように、入力や確認作業が細かくて面倒だったというニュアンスで使うこともできます。
ふりがなをつけるについては、
- with furigana
- with pronunciation guide
が覚えやすいですね。
ということで、今日の学習レポートは以上です。
「Kick」を使いこなして、英語表現に勢いをつけよう!
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