「誰が?」と「誰の?」で迷わない!関係代名詞の超シンプルな見分け方

「関係代名詞」って聞くと、ちょっと難しそうに聞こえますかね。

でも大丈夫!

実は、超シンプルなコツさえつかめば、誰でも簡単に使い分けられます。

今回は、みんながよく知っているwhowhoseを例に、その違いを一緒に見ていきましょう!

その違いがくっきりすれば、迷わず英作文ができるようになります。もしかしたら会話にも役立つかも!

というようなことを毎日ブログに書いています。

私は英語のプロではありませんが、たとえ素人目線であっても学んだことが読者の方にもお役に立つ部分もあるかと思いますので…

ちなみにさっきはこんなことを書きました。

「No」ばっかり言ってない?ネイティブは「without」をこう使う!

投稿のきっかけ(読み飛ばしOK

ある本を読んでいてこのような英文を見ました。

「Happy are those whose lawless deeds have been pardoned and whose sins have been covered.」

素人にはちょっと難解な文… whoseが関係代名詞だということはわかるけど、あまりそのような文は見ない… なぜこの文ではwhose? whoではダメなの?

それをはっきり理解したいと思ったのがきっかけです。

結論から言えば、この文でwhoseをwhoにすることはできません。

◆なぜwhoでは間違いなのか?

文法的な理由から、whoseは「〜の」という意味を持つ所有格の関係代名詞です。

この文では、「lawless deeds (無法な行い)」や「sins (罪)」がthose、つまり「人々」に属していることを示しています。

whose lawless deeds → 彼らの無法な行い

whose sins → 彼らの罪

◆一方で、whoは主格の関係代名詞で、主語の役割を果たします。

例えば、以下のような使い方になります。

Happy are those who have been pardoned.(赦された人々は幸いだ。)

この場合、whoはthose(人々)を指し、その人々が「赦された」という行為の主語になっています。

ここが、日本人には頭を使うところですが…

この文の構造をよりシンプルにするとこんな感じ。

  • Those people are happy.
  • Their lawless deeds have been pardoned.
  • Their sins have been covered.

この2番目と3番目の文を1番目の文につなげるために、Theirという所有格をwhoseという所有格の関係代名詞に置き換えているわけ。

私はこれで、おおよそのことは分かりましたが、もしかしたら、ちんぷんかんぷんでしょうか。もう少し分かりやすく書きます。これが本題。

ポイントは「誰が?」と「誰の?」

この項目が記事の核心です。

混同しがちな内容を超シンプルに努めています。

では、いきます。

この2つは似ているようで、実はまったく違う役割を持っています。

「誰が?」→ who(主格)

これは、文の中で行動を起こしている人を説明するときに使います。

まるで、その行動の「主役」を紹介するようなイメージ。

簡単な例文をあげると、

  • The dog who is barking loudly is mine.「大きな声で吠えている(is barking loudly)」のは誰? → 「その犬(The dog)」だよね。このように、whoは動詞(吠えている)の主語になっているんです。

「誰の?」→ whose(所有格)

これは、何かが誰のものかを説明するときに使います。「所有者」を紹介するようなイメージ。

例文を挙げると、

  • The dog whose owner is kind is mine.「飼い主(owner)」は誰のもの? → 「その犬(The dog)」のものだよね。このように、whoseは、後ろにくる名詞(owner)の持ち主を示しているんです。

いかがでしょう?

「誰が?」と「誰の?」で考えると、スッと頭に入ってくるんじゃないでしょうか?

まとめ

関係代名詞 役割 質問 イメージ
who 主格 「誰が〜するの?」 行動の主役
whose 所有格 「誰の〜なの?」 持ち物の所有者

この見分け方さえマスターすれば、関係代名詞はもう怖くない!

ぜひ、友達との会話やSNSの投稿で使ってみましょう。

メール投稿などでは、これでいいのですが、瞬発的な会話力を磨くためにもうちょっとポイントはないかもう少し探ってみました。

英会話での活用法

この文法知識は、以下のような場面で自然な会話を組み立てるのに役立ちます。

 

1. 人や物を具体的に説明する時

 

相手に「どの人?」「どの物?」と聞かれた時に、関係代名詞を使ってより詳しく説明できます。

  • Who (主格) の場合
    • A: “Who is that man?” (あの男性は誰?)
    • B: “He’s the guy who works with my brother.” (彼は私の兄と一緒に働いている人だよ。)
    • ポイント: 「一緒に働いている」という動作の主語を who が補足しています。
  • Whose (所有格) の場合
    • A: “Do you know that woman?” (あの女性を知ってる?)
    • B: “Yeah, she’s the one whose dog won the competition.” (ええ、彼女は犬がコンテストで優勝した人だよ。)
    • ポイント: 「犬」という名詞が「誰のものか」を whose が示しています。

 

迷いがなくなる理由

 

この違いが分かると、話すときに「誰が(who)…する」のか、「誰の(whose)…が〜」なのかを瞬時に判断できるようになります。

  • whoを使うときは、その後に動詞がくる。
  • whoseを使うときは、その後に名詞がくる。

whoなら動詞、whoseなら名詞、ですね。直感、瞬発で使えるようにしたい…

それで、このルールを頭に入れておくだけで、英語を話す時の迷いがなくなり、よりスムーズに伝えたいことを表現できるようになります。

簡単な英会話から複雑な表現まで、幅広く応用できる大切な基礎知識。

是非マスターしていきましょう。

まとめ

whoとwhoseの違いを例文でまとめます。

◆who (主格) 動詞の主語になる

The dog who barks loudly is mine. (大きな声で吠えている犬が私のです)→ 吠えているのは「誰」(犬)ですか?

◆whose (所有格) 名詞の所有者を示す

The dog whose owner is kind is mine. (飼い主が優しい犬が私のです)→ 飼い主は「誰の」(犬の)ものですか? ※自分で自分を優しいって言ってますね。笑

日本人には混同する文法ですが、滑らかな英会話のためにマスターしていきましょう。

今回の学習レポートは以上です。

「だから」の英語、ネイティブっぽい使い分け! thereforeとaccordinglyの違い
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