大阪・新世界といえば、やっぱり外せないのが
通天閣。
そしてそのすぐそばにある大型スパ施設、
スパワールド 世界の大温泉。
実は私はプロのハウスクリーニング技能士として、
このスパワールドのピロティ(屋根付き広場)を、年2回定期清掃しています。

ポリッシャーを回し続ける体力勝負の現場ですが──
ここ、実はめちゃくちゃ“映えスポット”なんです。
清掃現場=観光スポットというカオス
作業している場所は、入り口すぐ。
ここ、何がすごいかというと
通天閣を真正面に入れて写真が撮れるベストポジション。

つまりどうなるかというと…
👉 清掃中でも観光客が普通に写真を撮りに来る
もうね、現場というより半分フォトスポットです。
「Excuse me」から始まった無茶振り
そんな中、お昼休憩明けに声をかけてきた一人の女性。
スマホを差し出してきて、こう言いました。
Excuse me, could you take a photo of me?
(写真を撮ってもらえますか?)
ここまでは想定内。
私も慣れてます。
Sure, no problem. With Tsutenkaku?
(いいですよ。通天閣と一緒にですね?)
…が、このあと一気に難易度が跳ね上がります。
観光客、急に監督になる
彼女のリクエストはこちら👇
Could you take it while I’m walking sideways? I want a natural look.
(横に歩いてるところを、ナチュラルに撮ってほしい)
……え?
歩きながら?
ナチュラル?
いや、もうそれ撮影ディレクションなんよ。
とりあえず聞き返します。
OK… like a movie?
(映画みたいな感じ?)
すると即答。
Yes! Please follow my movement with the camera.
(そう!動きに合わせてカメラで追って)
👉 ただの写真撮影じゃない
👉 軽い動画撮影案件に昇格
さらに飛んでくる細かい修正指示
撮って見せると、チェックが入ります。
Hmm… can you hold it a bit lower?
(もう少し低く持って)
And make sure the whole tower is in the frame.
(タワー全体をちゃんと入れて)
👉 アングル修正
👉 構図チェック
👉 再撮影
完全に“現場ディレクター”です。
正直この辺り、英語というより
理解力+ジェスチャー総動員でした。
でもこのやり取り、めちゃくちゃリアルな英語なんですよね。
なんとか完成 → 最高のリアクション
2回ほど撮り直して、再提出。
すると…
Perfect! Thank you so much!
この一言。
これ、効きます。
めちゃくちゃ疲れてても、全部報われるやつです。

現場英会話って「正解」じゃなくて「伝達力」
今回改めて思ったのはこれ👇
👉 英語は完璧じゃなくていい
👉 伝われば勝ち
むしろ大事なのは
・相手の意図をくみ取る
・ジェスチャーで補う
・とりあえず返す
この3つ。
清掃の仕事って“黙々系”と思われがちですが、
こういうちょっとした国際交流があるから面白いんですよね。
今日の“使える一言”ミニ解説
■ hold のリアルな使い方
Could you hold it a bit lower?
この「hold」はただの「持つ」じゃなくて
👉 その位置で構えてキープする
ってニュアンス。
かなり現場で使われます。
■ make sure の強さ
Make sure the tower is in the frame.
これは
👉「ちゃんと入れといてね(重要)」
という軽い圧も含んだ便利フレーズ。
観光地ではめちゃくちゃよく聞きます。
まとめ:清掃現場は“世界とつながる場所”だった
ポリッシャーを回しながら、
・観光客に話しかけられ
・英語でやり取りして
・動画撮影までこなす
普通に考えるとカオスですが、
こういう体験があるから
「現場の仕事」はやめられないんですよね。
👉 英語が少し話せるだけで、世界は確実に広がる
👉 そして現場は、その最高の練習場所になる
そんな一日でした。

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