仕事で評価が変わる英語表現の使い分け
はじめに
仕事でトラブルや課題が起きたとき、英語でよく使われるのが
- resolve
- handle
- deal with
という表現です。どれも日本語では「対応する」「解決する」と訳されがちですが、実は相手に伝わる姿勢や力量の印象が大きく異なります。
この記事では、実務の場面で「できる人」に見えるために、この3つの違いを丁寧に整理します。
resolve|問題を終わらせ、決着をつける
resolve は、問題に明確な結論を出し、完全に片をつけるイメージの言葉です。
- 原因を突き止める
- 解決策を実行する
- もう蒸し返されない状態にする
という 「完結」 のニュアンスがあります。
会話例
We have resolved the issue with the supplier.
(仕入れ先との問題は解決しました。)
This matter needs to be resolved as soon as possible.
(この件は早急に決着をつける必要があります。)
👉 フォーマルで、報告・会議・メール向きの表現です。
handle|自分の守備範囲として対処する
handle は、「自分が引き受けて対応する」という感覚が強い言葉です。
- 途中経過を含む
- 完全解決でなくても使える
- 実務感が強い
のが特徴です。
会話例
I’ll handle the client complaint.
(そのクレームは私が対応します。)
Can you handle this task today?
(この作業、今日対応できる?)
👉 「今まさに動いている」印象を与える、現場向きの表現です。
deal with|避けずに向き合う
deal with は、良くも悪くも最も幅の広い表現です。
- 問題に向き合う
- 厄介なことを処理する
- 感情的・否定的な文脈でも使われる
というニュアンスを持ちます。
会話例
We need to deal with this problem carefully.
(この問題には慎重に対処する必要があります。)
He is dealing with a difficult situation.
(彼は厄介な状況に直面している。)
👉 中立的ですが、やや重さを感じさせる表現です。
3つの違いを一目で比較
| 表現 | 核となる意味 | 相手に伝わる印象 |
|---|---|---|
| resolve | 完全に解決する | 信頼・決断力 |
| handle | 引き受けて対処する | 実務力・安心感 |
| deal with | 向き合う・処理する | 状況の重さ |
仕事での使い分け実践例
- 問題を終結させ、報告する → resolve
- 作業や対応を任される → handle
- 困難な状況に直面している → deal with
言葉を変えるだけで、
「今どの段階なのか」「どこまで責任を持っているのか」が明確に伝わります。
cope with|困難に耐え、乗り切ろうとする
cope with は、今回の3語とは少し性質が異なり、
- 解決できているとは限らない
- コントロールできない状況
- 精神的・感情的な負荷
に対して「何とかやり過ごす」「耐えながら対応する」という意味合いを持つ表現です。
会話例
He is coping with a lot of stress at work.
(彼は仕事の大きなストレスに何とか対処している。)
I’m still coping with the changes.
(私はまだその変化に順応しようとしているところです。)
👉 ポイント
cope with は「解決した」とは言いません。
それでも逃げずに向き合い、踏ん張っている姿を表す言葉です。
4つの表現をまとめて整理
| 表現 | 状態・段階 | 相手に伝わる印象 |
|---|---|---|
| resolve | 完全に決着 | 決断力・信頼 |
| handle | 対応中・引き受け | 実務力・安心感 |
| deal with | 困難に向き合う | 状況の重さ |
| cope with | 耐えながら対応 | 忍耐・人間味 |

まとめ|英語表現は仕事への姿勢を映す
- resolve は「最後までやり切る姿勢」
- handle は「引き受ける実務力」
- deal with は「逃げずに向き合う態度」
どれも正しい英語ですが、選び方次第で評価は変わります。
状況に合った言葉を選ぶことは、英語力以上に信頼を積み重ねる力になります。
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