はじめに
少しでも英語を話せるようになりたいので毎日簡単なフレーズを覚えるようにしているのですが、それをブログ記事に投稿しています。
ちなみに前回はこんなことを書きました。
“make a change” ってどういう意味?「する」だけではない “make” の使い方
さて、今回は英語の文章を見ていた時にこんな文が目に止まりました。
- 「no matter how motivated or disciplined we are, we may still have setbacks
discipline の意味がわからなかった、というか弟子としてお咎めを受けても、という意味だと思ったのですが、調べてみると、どんなにやる気に満ちていても、挫折することはある、という意味みたい…
規律を守っても、というニュアンスで捉えることができますが、そこは横に置き、「やる気があっても挫折することはある」というフレーズは覚えようと思いました。会話に使えると思ったので。
No matter how motivated, we may still have setbacks. と短縮できますね。
導入が長くなりましたが、これが投稿のきっかけです。
別のいくつかの表現
最初はやる気に満ちていても、挫折したときには、しばらく何もやる気が起きないということがあります。
英語学習もそうかもしれない… 自分は本当にマスターできるのだろうかと。
でも、諦めてはいけません。
まずは、その気持ちを表現する時には、こう表現できます。というか先ほど見た文章でこう続いていました。
- 「We may face a difficulty that leaves us feeling discouraged and with little strength.」
「落ち込んだままになるほどの困難にぶつかってやる気が起きない」という意味です。
この文章を見て、もうちょっとボキャブラリーを増やすために、leave を使いこなしたくなりました。
なので、調べてみると、この文脈での leave は、「〜という状態のままにする」「〜という結果をもたらす」といった意味合いで使われているとのこと。
直訳すると「私たちを、落胆してほとんど気力がない状態のままにする困難に直面するかもしれない」となりますが、より自然な日本語にすると、以下のようになります。
- 「私たちは、落胆してほとんど気力が出なくなるような困難に直面することがある」
- 「私たちは、気力を失い、落胆してしまうような困難にぶつかることがある」
このように、「leave A with B」の形で、「AをBという状態にする」という表現は英語でよく使われます。
例文:
- The news left me speechless. (そのニュースに私は言葉を失った)
- The long trip left me exhausted. (その長い旅で私は疲れ果てた)
日本語から英語に置き換える時にleave って結構使えそうです。「〜したままに」のようなことを言いたい時に応用できるから…
英語はまさに頭の体操ですね。
「英語は好き、だけど脳が疲れる…」疲労と上手に付き合うヒント
もう一つ、with little strength これも日本語には訳しにくい…
そこで調べてみると、「little strength」は、文脈によっては「気力がない」という意味で使えますが、日常会話では少しフォーマルな響きがあります。身体的な力がない、という意味合いで使われることの方が多いです。
会話向きな表現ではないですね。文章で見たからそう表現されているのか…
では会話ならどう言う?
I don’t feel like doing anything.
- 最も一般的で、非常に自然な表現です。
- 「feel like + 〜ing」で「〜したい気分だ」という意味になり、それを否定することで「〜する気分ではない」となります。
- 例文:
- “What are you up to today?”
- “I don’t feel like doing anything. I’m just going to relax at home.” (「今日は何してるの?」「何もする気が起きないんだ。家でゆっくりするよ」)
2. I have no energy.
- 「エネルギーがない」という身体的・精神的な疲労感から、「何もやる気が起きない」という状態を表します。これも非常に頻繁に使われます。
- 例文:
- “I’m so tired. I have no energy to go out tonight.” (「すごく疲れた。今夜出かける気力がまったくない」)
3. I’m just not in the mood.
- 「〜する気分ではない」という意味で、特に何か特定のことをすることに対して気が進まないときに使います。
- 例文:
- “Let’s go for a walk.”
- “I’m sorry, I’m just not in the mood right now.” (「散歩に行こうよ」「ごめん、今はちょっとそういう気分じゃないんだ」)
4. I can’t be bothered to do anything.
- 少し口語的で、イギリス英語で特によく使われますが、アメリカでも理解されます。
- 「〜するのにわざわざ手間をかけたくない」「面倒くさい」というニュアンスを含みます。
- 例文:
- “I’m so lazy today. I can’t be bothered to cook dinner.” (「今日はすごく怠けている。夕食を作る気力が起きない」)
この中では、一番最初の I don’t feel like doing anything.が一番汎用性が高いです。
いくつか表現方法がありますが、どれか一つ覚えるならこれですね。
でも、いくつか類似の表現を知っておくと使い分けの応用が効くので、勉強すればするほどスキルアップできそう…
といことで、まとめに入ります。
まとめ
やる気があっても挫折することはある、とシンプルに言いたい場合は、
No matter how motivated, we may still have setbacks.
その気持ちをもう少しフォーマルに描くなら下記のように表現できます。
We may face a difficulty that leaves us feeling discouraged and with little strength.」
これは、会話向けではないですね。
シンプルにやる気が出ないと言いたい時はこれが定番です。
I don’t feel like doing anything.
ということで、今回のレポートは以上です。
本で出会った「find out」。日常英会話で一番使える「知る」の表現はこれだった!
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