go silent / go quiet って、どういう意味?
go silent や go quiet を辞書で引くと、こう書いてあります。
go silent = 黙る
go quiet = 静かになる
……でも、英会話でこれを見聞きすると、
なぜかただの「黙る」以上の意味を感じませんか?
-
急に返事がなくなった
-
何かあったんだろうな…という空気
-
ちょっと不安、ちょっと気まずい
それもそのはず。
go silent / go quiet は、感情が背景にある沈黙 だからです。
今回も例によって、
go=行く で考えると迷います。
1. なぜ go silent は「黙る」だけじゃ足りないのか?
まず、次の文を比べてみましょう。
He stopped talking.
He went silent.
どちらも「彼は話すのをやめた」ですが、
ニュアンスはまったく違います。
▶ stop talking
👉 行為の停止
👉 感情はほぼゼロ
👉 単なる事実
▶ go silent
👉 感情が理由で沈黙した
👉 怒り・ショック・諦め
👉 空気が変わる
つまり go silent は、
沈黙という「状態」に入ってしまった という表現なんです。
2. イメージで理解!「感情を抱えたまま止まる go」
ここでも go の正体は同じ。
👉 本来は会話や反応が続くはずだったのに、放置されて止まる
想像してみてください。
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既読がついたまま返信が来ない
-
口論のあと、急に相手が黙る
-
大事な話の途中で沈黙が落ちる
この沈黙、
ただ「静か」なだけではありませんよね。
👉 言葉にならない感情が、そのまま残っている
それが go silent / go quiet です。
3. go silent と go quiet の違い
似ている2つですが、使い分けがあります。
▶ go silent(重い・決定的)
He went silent.
👉 強い感情
👉 怒り・絶望・ショック
👉 戻らないかもしれない沈黙
▶ go quiet(やや軽い・一時的)
She went quiet.
👉 考え込んでいる
👉 気まずさ
👉 また話し出す可能性あり
4. be silent / stay quiet との違い
ここも初心者が混乱しやすいポイントです。
▶ be silent(状態の説明)
Please be silent.
👉 命令・ルール
👉 感情なし
▶ stay quiet(意識的に黙る)
Stay quiet about this.
👉 秘密を守る
👉 意図的
▶ go silent(感情の結果)
He went silent.
👉 自然にそうなってしまった
👉 感情が原因
5. 日常でよく使う go silent / go quiet
まずはこの3つを押さえましょう。
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He suddenly went silent.
(彼は急に黙り込んだ) -
She went quiet after hearing the news.
(その知らせを聞いて、彼女は口数が減った) -
The room went silent.
(部屋がシーンとなった)
👉 人だけでなく、場の空気にも使えます。
6. 【練習問題】go silent / go quiet を使ってみよう
第1問
「その質問のあと、彼は黙り込んだ。」
He ( ) ( ) after the question.
ヒント:強めの沈黙
第2問
「彼女は少し静かになった。」
She ( ) ( ).
ヒント:一時的・やや軽い
第3問
「会場が一瞬で静まり返った。」
The room ( ) ( ).
【答え合わせ】
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He went silent after the question.
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She went quiet.
-
The room went silent.
正解です。
まとめ|go は「感情が放置された結果」
このシリーズを通して見えてきた
go の共通イメージ はこれです。
👉 本来あるはずだった流れや反応が、放置された結果、別の状態に入る
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go unnoticed:気づかれないまま
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go wrong:崩れていく
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go bad:手遅れになる
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go missing:気づいたら消えている
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go silent / quiet:感情を抱えた沈黙
もう go=行く に戻る必要はありません。
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