【国際交流】レユニオン島からのお客様を「発音」でおもてなし！〜心を込めた一言を添えるコツ〜

この記事の内容のほとんどは自分語り。備忘録です。なのでお役に立てるかどうかわかりませんが。笑

では、はじめます。

時は2025年10月12日。

この度、聖書講演会にご来場いただくのは、遠くインド洋に浮かぶフランスの海外県、レユニオン島 (La Réunion) からのお客様。

彼らは国際的なイベントに参加するためにお越しになりますが、主要な言語はフランス語。

英語は私たち日本人と同じく「第二外国語」である可能性が高いため、私たちは一歩踏み込んで、少しでも彼らの母国や文化に敬意を示す「おもてなし」をしたいと切実に思うところ。

その第一歩が、「固有名詞を正しく、丁寧に発音する」ことです。ここでは、心を込めた交流を実現するために、レユニオン島とフランスの名称を英語とフランス語の両面から発音するコツをご紹介します。

会話の冒頭で彼らの国名に言及するだけで、歓迎の気持ちが格段に伝わります。

要素	英語発音のコツ	カタカナ近似表記 (英語)	フランス語発音のコツ	カタカナ近似表記 (仏語)
F	上の歯を下唇に軽く当てる「 $F$ 」の音で息を出す。	フ	ほぼ同じ。	フ
-rance	最初の「ラ」にアクセント。口をあまり丸めない「ア」で、鼻に少し響かせる音。	フラーンス	語尾の「ce」は「ス」で息を出し、舌を巻かない。	フラーンス

【ポイント】 フランス語ではアクセントを付けすぎず、最後の「ス」まで流れるように発音します。

「Reunion」を英語（ルィユーニヤン）で正しく発音するだけで、相手への配慮が伝わります。

要素	英語発音のコツ	カタカナ近似表記 (英語)	フランス語発音のコツ	カタカナ近似表記 (仏語)
Reunion	舌を巻かない「R」の音で、弱く「ルィ」と発音し、「ユー」に強くアクセント。	ルィユーニヤン	舌を震わせる「R」（エール）の音で始め、最後の「ン」は鼻母音（鼻に響かせる「オン」）。	ラ・レユニヨン
Island	「s」は発音しません。最初の「I」に強くアクセント。	アーイルンド	–	–

全体の響き： 英語 $\to$ ルィユーニヤン・アーイルンド

発音の練習ができたら、実際に会話で使ってみましょう。ゆっくり、はっきりと話すことが何よりも大切です。

シーン	英語表現（ゆっくり）	カタカナ近似表記	日本語訳
歓迎の挨拶	Welcome to Japan! I’m so glad you could travel all the way from Reunion Island.	ウェルカム・トゥー・ジャパーン！アイム・ソウ・グラッド・ユー・クッド・トラベル・オール・ザ・ウェイ・フロム・ルィユーニヤン・アーイルンド。	日本へようこそ！遥々レユニオン島からお越しいただき、大変嬉しく思います。
講演後の感想	I hope the message was clear. Was there any part of the message that especially spoke to you?	アイ・ホープ・ザ・メッセージ・ワズ・クリア。ワズ・ゼア・エニー・パート・オブ・ザ・メッセージ・ザット・エスペシャリー・スポーク・トゥー・ユー？	メッセージが明確に伝わったことを願います。特に心に響いた箇所はありましたか？
簡単な質問	Is this your first time in Japan?	イズ・ディス・ユア・ファースト・タイム・イン・ジャパーン？	日本は初めてですか？

「French」も、フランス語圏の方に話す際は特に意識して、丁寧な発音を心がけましょう。

全体の響き： フルェンチ

言葉は手段ですが、その使い方には心が宿ります。

レユニオン島という美しい故郷から、わざわざ日本にお越しくださった皆様に対して、私たちができる最高のおもてなしは、**「あなたの存在を大切に思っていますよ」**という気持ちを、一つ一つの言葉と、丁寧な発音に乗せて伝えることではないでしょうか。

少しでもコミュニケーションが豊かなものになるよう、心を込めて交流を楽しみましょう！
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