because of / owing to の違いとは?「〜のせい」を大人の英語で使い分けるコツ

英語で「〜のせいで」と言いたいとき、
多くの人が真っ先に思い浮かべるのが because of ではないでしょうか。

でも、英文を読んでいると、こんな表現にも出会います。

The delay was owing to bad weather.

「え? owing to って何?」
「because of と何が違うの?」

そう感じたことがあるなら、あなたはとても鋭いです。
実はこの2つ、意味はほぼ同じでも、ニュアンスと立ち位置が違うんです。

この記事では、
due の「矢印」感覚をそのまま引き継ぎながら
because of / owing to の違いをスッと理解できる視点をお伝えします。

【完全図解】due の意味と使い方|due to・期限・ふさわしいが1本の矢印でわかる


この記事でわかること

  • because of と owing to の基本的な違い

  • なぜ owing to は「かたい英語」に聞こえるのか

  • due to と3つをどう使い分ければいいのか

  • ビジネス・文章で失敗しない選び方


結論から:because of と owing to の違いは「距離感」

まず結論です。

  • because of:話し手に近い、日常寄り

  • owing to:話し手から一歩引いた、文章寄り

意味自体はどちらも
👉 「原因を示す」
ですが、どれくらい感情が入っているかが違います。


because of の正体|一番人間くさい「〜のせい」

because of は「そのまま理由を言う」

I stayed home because of the rain.

これはとても自然で、会話的です。

  • ちょっと言い訳っぽい

  • 体験談に向いている

  • 感情が混じってもOK

👉 「だって雨だったからさ」
という距離感です。

because of が得意な場面

  • 日常会話

  • SNS

  • 個人の感想

  • カジュアルな文章


owing to の正体|一歩引いて事実を述べる英語

owing to は「原因を整理して示す」

The cancellation was owing to unforeseen circumstances.

ここには感情がほとんどありません。

  • 誰がどう感じたかは関係ない

  • 起きた事実と原因だけを並べる

  • 少しフォーマル

👉 「原因は以下の通りです」
という距離感です。

owing to が使われやすい場面

  • 書き言葉

  • 報告書

  • 公的アナウンス

  • ニュース文


because of と owing to を並べてみる

同じ内容でも、印象が変わります。

会話的

The event was canceled because of the rain.

→ 「雨だったから中止になった」

文章的

The event was canceled owing to the rain.

→ 「雨天により中止となった」

👉 日本語にすると、公文書っぽくなるかどうか
これが一つの目安です。


due to / because of / owing to の立ち位置まとめ

ここで、さっきの due 記事とつなげます。

表現 立ち位置 ニュアンス
because of 話し手に近い 主観・会話
due to 状態説明 きちんと
owing to 話し手から遠い 文章・客観

例で比較

The delay was due to snow.
→ 状態の説明(ニュース・アナウンス)

The delay happened because of snow.
→ 話し手の説明(会話)

The delay was owing to snow.
→ 書き言葉・報告

👉 **「どれが正しいか」ではなく
「どの距離感で言いたいか」**です。


【要注意】owing to は会話では少し浮く

owing to は、
日常会話で使うと少し硬すぎることがあります。

I was late owing to traffic.

文法的には正しいですが、
ネイティブならこう言う方が自然です。

I was late because of traffic.

owing to は
**「説明する立場」**になったときに選ぶ表現です。


迷ったらこの基準で選ぼう

迷ったら、次の質問を自分にしてください。

「これは感情のある話?それとも事実の説明?」

  • 感情・体験 → because of

  • 状態・結果 → due to

  • 文章・報告 → owing to

これで、ほぼ外しません。


まとめ|「〜のせい」にも距離がある

英語の「〜のせい」は、
実は 話し手との距離を映す表現です。

  • because of:人に近い

  • due to:事実を整理

  • owing to:文章として整える

この違いが分かると、
あなたの英語は 一段落ち着いた印象になります。

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