「あなたのその言葉から〜と感じた」と使える英語4選

はじめに

「なぜそう思ったんですか」と相手から聞かれた場合に、「あなたのその言葉からこう感じた」と英語で言いたい時はありませんか?

私の英会話グループに新しい人が参加したのですが、その人が、「participate」という単語をいきなり使ったので、この人ある程度英語できるんだ、と思いました。

それで、ベタ褒めしたところ、「からかっているんですか」と聞かれたので、「あなたがいきなりparticipate という単語を使ったからそのように言いました。」と英語で返しました。そんな経緯です。

私は英語のプロではありませんが、簡単でいいから話せるようになりたいと思っています。毎日とり入れたフレーズなどをブログ記事に投稿しているわけです。主に自分のために。笑

ちなみにさっきはこんなことを書きました。

「小さな行動でネガティブな気分に打ち勝つ」→英語で3通りの表現を考えてみた

では本題。

 

「あなたのその言葉からそう感じました。」英語表現4選

結論だけシンプルに言いますと、下記の4つです。

  • I got that feeling from the word “participate.”
  • The word “participate” gave me that impression.
  • That’s the vibe I got from the word “participate.”
  • I felt that way because of the word “participate.”

英語に熟達するには、バカの一つ覚えみたいにムキになって一つだけ覚えようとするより、いくつか類似したものを覚えた方がいいですね。

というのは、その方が使い方の幅が広がるから。

では、それぞれについて説明を加えていきます。

I got that feeling from the word “participate.”

 

この文では得るという意味での動詞「get」が使われている… gainではダメなのか?

こういう分析が英語上達のためのステップになるわけですが…

「得る」はGetだけじゃない!「Gain」で自然な表現に!

結論から言えば、この場合は「got that feeling」の方が自然で一般的です。

なぜなら、Got は日常会話でよく使われ、直感的に何かを感じ取ったというニュアンスがあります。

一方、gain はより意識的で、努力や経験を通じて何かを得るというニュアンスが強いです。

今回の文脈では、「〜からそう感じました」という自然に湧き上がった感情を表すので、got がぴったりということになります。

そう、この使い分けが頭を悩ませるんですよね。我々日本人にとっては… 次もそう。

「英語は好き、だけど脳が疲れる…」疲労と上手に付き合うヒント

The word “participate” gave me that impression.

この文の動詞はgive。

that impression を「得た」という意味ではget ではないのか?

答えはブーーです。英語学習者ならわかっていることだと思いますが、念のためこういうことも追記しました。

この場合は「gave that impression」が自然な表現。

この文脈では、単語(”the word”)が主語となり、人に「印象を与える」という働きをしています。そのため、give (過去形は gave)が適切です。

  • The word gave me that impression. (その単語が私にその印象を与えた。)

一方で、「I got that impression from the word.」(私はその単語からその印象を得た。)のように、人が主語になる場合は get が使われます。

このように、文の主語によって giveget を使い分けるのがポイントになりますね。日本語は主語を省略することが多いから、何を主語にするかは結構大事。

It’sやI’mなどの主語の省略が分かると英語がもっと身近に!

That’s the vibe I got from the word “participate.”

「vibe」はあまり使われないですね。私も初めて見ました。

「雰囲気」や「オーラ」を意味する口語的な表現で、友人との会話など、カジュアルな場面に適しています。

ここで、疑問。先程のimpression ではダメなのか… 調べてみました。

 

vibe と impression はどちらも「感じ」や「雰囲気」を意味しますが、ニュアンスと使われる文脈が異なるとのこと。

◆Impression

意味: 印象、感じ、感銘。

ニュアンス: ある人や物、出来事に対して、考えや経験に基づいて形成された、より具体的な評価や感覚。

使い方:

I got a good impression of him. (彼に良い印象を持った。)

My first impression of the city was that it was very clean. (その街の第一印象はとてもきれいだということだった。)

ビジネスやフォーマルな場面でも使われます。

◆Vibe

意味: 雰囲気、オーラ、ノリ。

ニュアンス: ある人や場所、状況から発せられる、言葉にするのが難しい、より直感的で、感情的なエネルギーや雰囲気。

使い方:

This place has a really good vibe. (この場所は本当にいい雰囲気だ。)

I’m not getting a good vibe from him. (彼からはいい感じがしない。)

Let’s go somewhere with a more chill vibe. (もっと落ち着いた雰囲気の場所に行こう。)

カジュアルで口語的な表現です。

まとめると、

「participate」の例では、「vibe」を使うと「この単語からは、なんだか楽しげで、積極的に参加するような雰囲気が感じられる」というような、より感情的でカジュアルなニュアンスに…

一方、「impression」は、「この単語は、私に『参加』という行為の重要性や、その行為がもたらすものを考えさせるような印象を与えた」という、少しフォーマルで思考的なニュアンスになります。

では、どっちが自然ですか? ということになりますね。

時々impression は「印象」という意味で使うのですが、今回はボキャブラリーを増やすためにvibeにも慣れてみたいと思います。

I felt that way because of the word “participate.

この”I felt that way” は「そう感じた」という気持ちを伝えるのに非常に便利な表現。

この表現は、特定の感情や意見について相手の言葉に同意したり、自分の考えを述べたりする際に使えます。例えば、

  • “I feel that way too.” (私もそう感じます。)
  • “I felt that way about the movie.” (その映画について、私もそう感じました。)

“that way” の部分が、直前の会話や文脈で示された「その感情」や「その考え」を指すので、シンプルで使いやすいです。最後に取り上げましたが、あえて一つ覚えるとすればこのフレーズですね!

他の類似表現と比較してみます。

カジュアルな表現

 

  • I’ve gotten that impression. (そういう印象を持ったことがあります。) “I’ve gotten”を使うことで、「今までにそういう印象を抱いた」という経験を伝えることができます。
  • That’s how I feel about it. (それが、それに対する私の気持ちです。) 「it」を具体的な事柄に置き換えて、「That’s how I feel about the movie.」(その映画について、それが私の気持ちです。)のように使うと、より明確になります。

 

丁寧・フォーマルな表現

 

  • That’s my sentiment as well. (それが私の考えでもあります。) 「sentiment」は「感情」や「意見」を意味し、より知的で丁寧な響きがあります。ビジネスの場面や、書き言葉として使うのに適しています。
  • I share that feeling. (その気持ちは分かります/私も同じ気持ちです。) 相手の感情に共感を示すときに使われる、とても丁寧で温かみのある表現です。

「I feel that way」は、一番シンプルでとても使いやすい表現

このフレーズは、自分の感情や意見をストレートに伝えたいときに非常に便利です。複雑な文法や単語を気にすることなく、気軽に「そう感じた」という気持ちを表せるからね。

他の表現も知っておくと、場面や相手に合わせて使い分けができ、より自然な英語に近づきますが、まずはこの「I feel that way」を使いこなすことから始めるのがおすすめです。

ということで、まとめに入ります。

まとめ

繰り返しになりますが、「あなたの言葉からそう感じた」と言いたい場合に下記の4つを挙げました。

  • I got that feeling from the word “participate.”
  • The word “participate” gave me that impression.
  • That’s the vibe I got from the word “participate.”
  • I felt that way because of the word “participate.”

自分がこう感じた。その理由は…というふうに英語で考えるなら、I felt that way because 〜 が覚えやすいかもしれません。というかそう感じました。

まさに、I felt that way because ですね。 笑

類似表現と比較分析するとより自然な英語表現ができるようになります。

継続は力なり、を実感しました。

今回のレポートは異常です。

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