second look だけではない→英語の「再検討」「再確認」を使い分けるポイント

「もう一度検討します」「再確認させてください」を英語で言おうとしたとき、どんな単語が思い浮かびますか?

“second look” もいいですが、実は状況やニュアンスによって様々な表現があります。

今回は、特にネイティブがよく使う3つの表現を中心に、それぞれの違いと使い分けのコツを解説します。

と書きましたが、正直に言うと私は英語のプロではなく学習者です。学んだことをひたすらブログ記事にしています。英語の世界にとにかくガンガン入っていくために…

そして、分かってくるとなかなか楽しいんですよね。

きっと、英語学習者の方には少しでもお役に立てるかと思います。

ちなみに先程はこんなことを書きました。

英語の使い分け:手本という意味での「example」と「pattern」

では本題。

 

1. 「second look」:カジュアルな再確認

 

second look」は、すでに見たり考えたりしたことを、気軽にざっくりと見直すときに使います。「あらためて」というニュアンスにぴったりです。

  • ニュアンス: カジュアル、軽い再検討
  • シチュエーション:
    • 買い物中に、一度棚に戻した商品を「やっぱり買おうかな」と手に取る。
    • 友だちと旅の計画を立てていて、別の候補地がないかもう一度探してみる。
  • 例文:
    • “After a second look, I found a few places to revisit.” (もう一度探したら、再訪問したい場所がいくつか見つかりました。)
    • “That shirt looked a little strange at first, but after a second look, I think it’s actually pretty cool.” (あのシャツ、最初は変に見えたけど、もう一度見たら意外とカッコいいかも。)

とはいえ、セカンドルックで検索すると、日本語では手術用語として出てきますね。

ちょっとお堅い…

でも、英語ではもうちょっと気軽に使える、そのニュアンスの違いがなんとも興味深いわけです。

 

2. 「revisit」:もう一度向き合う、掘り下げる

 

revisit」は、一度話がまとまったり、結論が出たりした事柄について、あらためて議論したり、深く掘り下げたりするときに使います。

字義通りには「再び訪問する」結構意味が広いですね。

単に「見る」だけでなく、「再訪する」という動詞の通り、その議題に「もう一度向き合う」というニュアンスが強いです。

  • ニュアンス: 再検討、再議論
  • シチュエーション:
    • 会議で一度結論が出た議題について、新しい情報が出たためもう一度話し合う。
    • 昔読んだ本や観た映画を、別の視点から見直してみる。
  • 例文:
    • “Let’s revisit this topic once we have more data.” (新しいデータが揃ったら、この件についてもう一度検討しましょう。)
    • “I want to revisit the classics I read in high school.” (高校で読んだ古典をもう一度読み返したいな。)

見直しって、セカンドルックだけでなくリビジットでもいけるんですね。覚えやすいです。

 

3. 「double-check」:念には念を入れて確認する

 

double-check」は、間違いがないか、念のため二重に確認するというニュアンスです。

書類の記入漏れや、メールの宛先間違いなど、細かいミスを防ぐために使われることが多いです。これはあえて説明しなくてもわかりますよね… 笑

  • ニュアンス: 二重確認、最終チェック
  • シチュエーション:
    • 旅行に行く前に、パスポートとチケットをもう一度確認する。
    • 大事なメールを送る前に、スペルミスがないか最終チェックをする。
  • 例文:
    • “I always double-check the address before sending a package.” (荷物を送る前に、必ず宛先を二重に確認します。)
    • “Can you double-check the numbers on this report?” (このレポートの数字をもう一度確認してもらえますか?)

 

まとめ

いかがでしたか?

再検討や見直しなどを英語で言う場合に簡単で覚えやすい単語やフレーズを挙げてみました。

図式化するとこうです。

表現 ニュアンス 主な用途
second look ざっくりと気軽に見直す 日常会話、カジュアルな再検討
revisit 深く掘り下げて再議論する ビジネス、フォーマルな再検討
double-check 間違いがないか最終確認する 最終チェック、ミス防止

これらの使い分けをマスターすれば、より正確に自分の意図を伝えることができます。ぜひ、状況に応じて使い分けてみてください。

ということで、今回のレポートは以上です。

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