【Pages封筒印刷】A4で失敗続きならB5に変えろ！宛名が一発で中央に決まる裏技

こんにちは。Pagesを使って封筒の宛名印刷をしようとして、「なぜか宛名が右に寄ってしまう…」「何回やっても設定がズレる…」とイライラしていませんか？

実は、その失敗、あなたの設定ミスではなく「A4サイズの封筒」を選んでいることが原因かもしれません。

この記事では、Pagesのデフォルトテンプレートを使う場合に、A4封筒を避けてB5封筒を選ぶだけで、宛名が一発で中央に決まる具体的な方法を解説します。

さらに、どのサイズの封筒でも完璧に印刷できる「究極の裏技（カスタムレイアウト設定）」もご紹介します。

もう失敗で紙を無駄にするのはやめましょう。サクッと設定を完了して、気持ちよく封筒を印刷してください！

結論から言うと、Pagesの封筒テンプレートは、日本の一般的な角形2号封筒（A4サイズ）に対して、宛名の初期設定位置が右に寄りすぎる傾向があります。

あなたが何度印刷設定を調整しても、プレビューでは問題ないのに、実際に印刷すると下図のように宛名の先頭が不自然に右端に寄ってしまうはずです。

この状態で何度もテスト印刷を繰り返し、大切な封筒を無駄にしてしまうのは本当にもったいないですよね。

この「右寄り問題」は、テンプレート自体の仕様によるものだと割り切って、次の解決策に進みましょう。

筆者もA4封筒で何枚も失敗した後、たどり着いた最も簡単な解決策。それは「B5サイズの封筒（主に長形3号など）」に変更することでした。

Pagesのテンプレートは、不思議とこのB5サイズの封筒に対しては、宛名や差出人の位置が非常にバランスよく中央に配置されます。

ホームセンターなどでB5用の茶封筒を購入し、Pagesの印刷設定で封筒サイズをB5に合わせて印刷するだけで、あなたがA4で悩んでいた「右寄り問題」はあっさり解決します。まずはこの方法を試してみてください。

ポイント: 一度位置が決まってしまえば、次回からは情報を入力し直すだけで同じ印刷ができるため、大幅に手間が省けます。

B5で解決しない、あるいは「どうしてもこのA4サイズの封筒を使いたい！」という場合は、Pagesのテンプレートを使うのをやめ、ゼロからレイアウトを自作する「究極の裏技」を使いましょう。

この方法なら、封筒のサイズ（縦横の長さ）をミリ単位で指定できるため、宛名の位置、文字サイズ、差出人の位置など、すべてをあなたの思うままに調整できます。

Pagesのメニューから「ファイル」→「ページ設定…」を選択します。
用紙サイズの設定で、A4やB5ではなく「カスタムサイズを管理…」を選びます。
実際に印刷したい封筒の「幅」と「高さ」を正確にミリメートル単位で入力します。（例：角2号封筒なら $240 \text{mm} \times 332 \text{mm}$ など）
デフォルトでは縦向きになっていることが多いので、必要に応じてレイアウトを横向きに変更します。
作成したカスタムサイズで新規文書を開き、テキストボックスを使って宛名と差出人の情報を自由に配置していきます。

最初はこの設定に手間がかかりますが、一度カスタムサイズとして作成・保存しておけば、次回からは情報を打ち替えるだけで、どんな封筒でも完璧な位置で印刷できます。

Pagesでの封筒印刷は、テンプレートの仕様に振り回されがちですが、対策はシンプルです。

どちらの方法を選んでも、もう印刷の失敗でイライラする必要はありません。この記事が、あなたのPagesでの封筒印刷ライフを快適にする一助となれば幸いです。