私はハウスクリーニングの作業がメインの仕事です。
長年携わっているので慣れている方だと思いますが、今でもYouTubeなどを見て作業効率アップを研究しています。
ハウスクリーニングを辞めたい!30年続いた自分が継続の秘訣をお伝えします
今回は、昨日の作業で基本を怠ったため、逆に作業効率が悪くなってしまったという体験を書いていきたいと思います。画像はなくテキストベースの投稿になりますので幾分読みづらいかもしれませんが、自分の作業の向上と読んでいただいた方への参考を願ってのお話です。
仕事に入った現場は2DKの賃貸マンションで、昨年も同じ時期に作業した現場でした。
なので、比較的綺麗だと思って油断していたのです。
どう失敗したのか…
埃や髪の毛は窓のレール周りの汚れは、濡らしてしまうと重くなったりひっついたりして取りづらくなります。
それで、通常は、水で濡らす前に掃除機とブラシを使って、それらを取り切ってから水を使うわけですが、この部屋は綺麗だと思ってそれを怠ってしまったのが間違い…
窓のレール周りとか網戸は、使っていなくても時間が経てば絶対に汚れているので、最初に掃除機とブラシをかけて汚れを取り切ってから、濡らして洗浄しました。
ところが、トイレの床とか、玄関の床は見た感じそれほど汚れていないように見えたのでそれを怠ってしまった… のです。
実は、トイレの床には長い髪の毛や奥の見えないところに結構埃が詰まっていたり、玄関には、自分で散髪していたかのような髪の毛が散らばっていました。
作業していて、濡れてからそれに気づいたので、雑巾で拭き取るのに髪の毛や埃が絡み付いて、絡み付いたゴミのついた雑巾をすすぐことや床そのものについている髪の毛を全部除去するのに結構苦労しました… それらのゴミは濡れてからではなかなか取れないからです。
意外に手こずる雑巾にからみつく毛→その対処法【ハウスクリーニング】
では、どうすればよかったのか…
自分が作業する現場が一見綺麗に見えても、部屋全体を丁寧に掃除機をかける作業を怠るべきではないなあ、と。
人が住む以上、短期間であっても髪の毛や埃などの汚れは絶対に落ちていますし、濡れてしまうと、全部取り切るのにかえって面倒になります。
雑巾に絡み付いた髪の毛は自分にとっても気持ち悪い…
掃除機を丁寧にかけることは作業全体の効率アップに大いに貢献しますし、その間に左官屋さんが使う舟を用意して投げ込みヒーターでお湯を作ればいい話です。
もちろん、脚立に乗らないと届かない場所にある埃は掃除機をかける前に落としておかないと、後で作業しなければならなくなり二度手間になりますが。
キッチンの換気扇の油やお風呂場のしつこい石鹸カス等の汚れはお湯の方が絶対よく落ちるので、最初の準備は効率には欠かせないなあ、とあらためて実感しました。
雑巾を水道で絞る作業を時短するためにも、髪の毛等は全て除去しておくべきですね。
ちなみに、今のところ、ハウスクリーニングで使うタオルはダイソーで売っているこのタオルがおすすめです。
安いですし、万一、髪の毛が巻きついても、他の雑巾より取れやすい印象があります。
今までスポンジで擦らないと取れなかった汚れが、このタオルで力を入れて擦ると、傷をつけずに取れることに気づきました。と言ってもスポンジで擦らないと取れない汚れもあるので、スポンジに勝つとまでは言えません。
絞る時には縦に向けて、上から下に汚れを流し落とすようにするとタオル全体の汚れを短時間で綺麗にすることができることにも気がつきました。裏替えして1回目とは上下逆に向けてすすぐことも忘れずにしたいところです。
ということで、結論に入ります。
ハウスクリーニングの作業効率のため、水を使わないで取れる汚れは汚れが濡れて重くなる前に掃除機等で取り切ってから、濡らす作業にかかることを徹底したいと思います。その間に熱湯を作っておけば、油汚れ等の重たい汚れも水よりは効果的に落とせます。
部屋全体を掃除機をかけておけば、雑巾に髪の毛を絡めて厄介になることも高確率で防げるでしょう。
という作業の反省談ですが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
では。
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